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むしろ正字の「礙」のほうが平易ということですか?「疑」は教育漢字で、「擬」「凝」の常用漢字の旁としても使われますから。画数は多いけど、「鑑」より5画も少ない19画しかないので、それをもって「平易ではない」とは言えないでしょうから…。
言わずもがなのことですが野暮を承知でここで一言申し上げておきますと、「行政の現場では人名用漢字を準常用漢字として使っている」というのは錯覚(2004年の大量追加が凸版印刷の頻度数調査に依拠しているため、「常用漢字に準じて多く使われている文字が軒並み人名で使えるようになった」だけ)だと思いますので、皆様方におかれましては、くれぐれも愛児の一生をだいなしにしかねない奇妙な名づけをされませんようにお願いいたします。
判例を読んでもらうとわかるのですが、裁判所が判示している「平易」性は、一つにはその漢字の画数、一つにはその漢字の形が説明しやすいか、というのがあるようです。で、「礙」と「碍」は、画数は19対13なので「碍」の圧勝。でも、説明のしやすさという点では、「いしへんにうたがう」対「しゅうとくのとくのぎょうにんべんをいしへんにかえたじ」ですから、「礙」の方がどう見ても説明しやすい。このあたりを裁判所がどう考えるかですね。
けど、「礙」は第2水準漢字だし、「礙」を含む熟語は当然「碍」でも書けちゃうので、「礙」はむしろ「常用」性を主張するのが難しいかなぁ…。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
平易性では「礙>碍」? (スコア:2)
むしろ正字の「礙」のほうが平易ということですか?
「疑」は教育漢字で、「擬」「凝」の常用漢字の旁としても使われますから。
画数は多いけど、「鑑」より5画も少ない19画しかないので、それをもって
「平易ではない」とは言えないでしょうから…。
言わずもがなのことですが野暮を承知でここで一言申し上げておきますと、
「行政の現場では人名用漢字を準常用漢字として使っている」というのは錯覚
(2004年の大量追加が凸版印刷の頻度数調査に依拠しているため、「常用漢字に
準じて多く使われている文字が軒並み人名で使えるようになった」だけ)だと
思いますので、皆様方におかれましては、くれぐれも愛児の一生をだいなしに
しかねない奇妙な名づけをされませんようにお願いいたします。
「礙」の「平易」性 (スコア:1)
判例を読んでもらうとわかるのですが、裁判所が判示している「平易」性は、一つにはその漢字の画数、一つにはその漢字の形が説明しやすいか、というのがあるようです。で、「礙」と「碍」は、画数は19対13なので「碍」の圧勝。でも、説明のしやすさという点では、「いしへんにうたがう」対「しゅうとくのとくのぎょうにんべんをいしへんにかえたじ」ですから、「礙」の方がどう見ても説明しやすい。このあたりを裁判所がどう考えるかですね。
けど、「礙」は第2水準漢字だし、「礙」を含む熟語は当然「碍」でも書けちゃうので、「礙」はむしろ「常用」性を主張するのが難しいかなぁ…。