アカウント名:
パスワード:
元ネタがよくわからないんですが、お書きになってることだけを頼りにツッコミを入れさせていただくと・・ (って調べましたけどねw SF小説なのね)
ちょっと説明不足でした。「2050年は江戸時代」は90年代中頃に出版された、もし日本が江戸時代に戻ったらどうなるかというSFシミュレーション小説です。 著者の 石川英輔 [wikipedia.org]氏はSF作家、江戸時代研究家で江戸時代に関する書籍を他にも執筆しています。 本来の著者の意識としては江戸時代の良さを見直そうということのようですが、あの様なストーリー故に一部の読者は私のように科学技術(とそれに関わる人々)への冷遇の末のカタストロフ小
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
元ネタがよくわからないんですが (スコア:1)
(って調べましたけどねw SF小説なのね)
・まず政府が崩壊する以前に諸外国からの「援助」が入るでしょう。
北朝鮮だってジンバブエだって、あれでもいちおう国が成立してるわけで。
日本の生産能力が底まで落ちても、工業国は「消費者」を必要としている(食糧生産はともかく商工業は世界的に生産過剰・需要不足)ので、「消費国としての日本」を維持する必要があると思われます。日本人に(外国製の)工業製品を買わせるための「援助」が各国からなだれこむん
みの3号
〜愚か者にも三分の理〜
Re: (スコア:1)
ちょっと説明不足でした。「2050年は江戸時代」は90年代中頃に出版された、もし日本が江戸時代に戻ったらどうなるかというSFシミュレーション小説です。
著者の 石川英輔 [wikipedia.org]氏はSF作家、江戸時代研究家で江戸時代に関する書籍を他にも執筆しています。
本来の著者の意識としては江戸時代の良さを見直そうということのようですが、あの様なストーリー故に一部の読者は私のように科学技術(とそれに関わる人々)への冷遇の末のカタストロフ小
Re:「理系離れ」には2つの様相がある・・んじゃないかな (スコア:1)
まあ、小説ですからねー というか、小説のアイデアとしては面白そうだなあと思います。はい。
正直なところ、こういう「江戸時代専門家?」の方々は、自分の理想とする社会を江戸時代に投影してしまう
傾向があるようで・・・ その辺はまあ、微妙かなあという気もしますが。
(読んでみないと、そういう点はなんとも言えませんが)
一種の鼓腹撃壌的疑似ユートピア・・・になっちゃったりしてませんか?大丈夫かな。
ただ、こういう話を「自然科学離れ」への警鐘として「使う」のはどうなんでしょうねえ?
そう「受け取る」のは自由だと思うんですが、ほんとに「警鐘」になるのかなあ。
わたしがツッコミ入れたみたいに、「ほら、おまえらは国際政治も経済もわかってないじゃないか」みたいな
反撃にあって、本来の目的を達しないことになりかねない・・ という懸念を覚えます。
***
いわゆる「理系離れ」あるいは「理系の軽視」には、いくつかの側面があり、それは必ずしも「理系」と限定する必要のない問題ではないかと、わたしは思っております。
一つは「現場の軽視」 ・・・実際に作業をする「場」や手を動かす労働を軽視する傾向ですね。
お書きになった中では「工場労働者の冷遇」でしょうか。
ただこれは、必ずしも「理系」に限ったことではありませんよね。土木労働者への軽視や蔑視は以前からありましたし、介護や教育といった対人サービスを安く見積もる傾向もあります。対人サービスが主力商品の会社でも、実際の接客はアルバイトだったりしますよね。銀行の窓口業務はすっかり派遣社員に置き換えられてしまいましたし。
個人的な経験では、DTPを請け負う会社に短期間勤めたことがあるのですが、一般出版物のDTP作業費用の暴落は目を覆うばかりで、文庫本一冊分の作業料金が数百円(文庫の値段にも満たない)なんてことはしょっちゅうでした。この場合、DTPオペレーターは「理系」・・・じゃ、ないですよねえ。(実際、どちらかと言えば彼らは「文系」であり「美術系」です。コンピュータは使用していても)
もう一つは、「学問や論理的思考の軽視」とでも称すべきモノでしょうか・・・
研究開発に携わる人に十分に報いていない、という問題ですね。
ただこれも「理系」には限らない・・・ ええと、言わせていただければ社会科学系なんてもっとボロボロです。(^^;;
#すみません。わたしは社会科学畑の出身なので
SF小説でも、自然科学の進歩(あるいは逆に崩壊)は大きく取り上げられますが、それを支える「社会」や「文化」については知識も考察も不十分なことが少なくありません。・・・この小説で国際政治や経済学が顧みられなかったように。
わたしは職業キャリアを自然科学系の専門家主体の場所で、社会調査のサポートをするあたりから始めたんですが・・・ ええ、研究者さんたち、自然科学系はご専門でしょうけど、社会調査なんてまるきりご存じないんですよ。それなのにためらいなく手を付けちゃう。専門家の必要性を認識していない・・・のですよねえ。
つまり、理系文系を問わず、「専門家や専門的な研究成果に対する敬意が足りない」のが、現状なんじゃないでしょうか。
うわ。長くなりましたね。ごめんなさい。
人様の日記へのコメントで書くコトじゃなかったっかなあ・・・ 失礼いたしました。
みの3号
〜愚か者にも三分の理〜