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因果関係としては単純な構図でそんな驚くことでもないような。 親が本好き→それを見て真似する子供も本が好きに→本が好きになれば国語も好きになる→好きな教科は成績がいい。
高校以上ならいざ知らず、義務教育レベルの国語なんて苦手な子ってのは本アレルギーなだけなのが大半でしょう。
これが古文とか混じり始めるとあやしくなってきますが。
市立図書館の本を棚ごと単位で読み漁っていた私は国語が大嫌いでした。だって、国語の試験問題に合理性を感じられなかったんだもん。出題者の意図なんか、どうでもいいと思う。
問題のために引用されている文(問題文)はともかく、問題の問いかけの文(問い)は出題者の意図を表現した文なので問題文のみならず問いを読解すれば嫌でも求められている答えが分かってしまうような…。(つまり国語の問題では「出題者はどう読んだか?」が読み取れることが多い。)#読解しにくい問いに困ったことは多少はあった。
ただ一回だけ、これは「アンフェアな出題だ。」と記憶に残っているのは高校受験の冬期講習の模擬試験で問題文が「砂の女」(安部公房)の一節の砂丘に埋もれゆく村の描写の部分で問いが(ノーヒントで)「奇妙だと思うところ」を選ばせるという選択問題。その問題では「蜂の巣のように規則正しく穴が並んでいる」が正解だった。ちなみに作中でその「穴」は移動してきた砂丘に家が埋まらないように個々の家が雪掻きならぬ「砂掻き」をした結果なのだが(ここまでは問題文を読めばわかる)正解の理由は「村の家(=穴)が規則正しく並んでるというのはおかしいから。」というものだった。
…そんなん知らんがな。(碁盤割になっている名古屋市の中心部じゃ街区は規則正しく並んでいるのが「自然」だったのだよー。)
> 国語科は本質的には常識を教える
そうだろうか?
知らぬまに常識に依拠したり、常識を教え込んだりことはあるだろうけど、陽にそれを教えているとは思えないし、そこをテストするのもどうかと思うけど?
例に挙がっている問いもそれについて論じた論説文が問題文になってるんでないとすれば、建築史、美術史のテストやクイズとしてはありだろうけど現代国語の問題としてはどうかなぁ?
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
本好きは国語好きになる (スコア:1)
因果関係としては単純な構図でそんな驚くことでもないような。
親が本好き→それを見て真似する子供も本が好きに→本が好きになれば国語も好きになる→好きな教科は成績がいい。
高校以上ならいざ知らず、義務教育レベルの国語なんて苦手な子ってのは本アレルギーなだけなのが大半でしょう。
これが古文とか混じり始めるとあやしくなってきますが。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:本好きは国語好きになる (スコア:0)
市立図書館の本を棚ごと単位で読み漁っていた私は国語が大嫌いでした。
だって、国語の試験問題に合理性を感じられなかったんだもん。
出題者の意図なんか、どうでもいいと思う。
Re: (スコア:0)
> 出題者の意図なんか、どうでもいいと思う。
国語の教科書の教師用のヴァージョンには、
授業の参考にそれらの解説が書き込まれているわけですが、
それ(出題者の意図とか)に納得出来ない国語教師と、
授業が終わってから意気投合したものです。
そう言った思いを飲み込み、「それが社会さ」と割り切って、
出題者の意図を類推するのが小学校の国語の評価なワケですが、
Re:本好きは国語好きになる (スコア:2, 興味深い)
問題のために引用されている文(問題文)はともかく、
問題の問いかけの文(問い)は出題者の意図を表現した文なので
問題文のみならず問いを読解すれば嫌でも求められている答えが分かってしまうような…。
(つまり国語の問題では「出題者はどう読んだか?」が読み取れることが多い。)
#読解しにくい問いに困ったことは多少はあった。
ただ一回だけ、これは「アンフェアな出題だ。」と記憶に残っているのは高校受験の冬期講習の模擬試験で
問題文が「砂の女」(安部公房)の一節の砂丘に埋もれゆく村の描写の部分で
問いが(ノーヒントで)「奇妙だと思うところ」を選ばせるという選択問題。
その問題では「蜂の巣のように規則正しく穴が並んでいる」が正解だった。
ちなみに作中でその「穴」は移動してきた砂丘に家が埋まらないように個々の家が雪掻きならぬ「砂掻き」をした結果なのだが
(ここまでは問題文を読めばわかる)
正解の理由は「村の家(=穴)が規則正しく並んでるというのはおかしいから。」というものだった。
…そんなん知らんがな。
(碁盤割になっている名古屋市の中心部じゃ街区は規則正しく並んでいるのが「自然」だったのだよー。)
Re:本好きは国語好きになる (スコア:1)
「問題に、前提文章がなく、出題者と同じ確証バイアスを持つことを要求される出題」
だと思います。
# まあ、会話でも普通にそうではあるけど。アンフェアな質問
# 無知の知 (主張のみでは、対象を決定できない。) ATLANTiS.
Re: (スコア:0)
私が最も印象深かった問題はこれです。(本文はもっと長いです)
問: モダニズム建築全盛期、ある気楽な昼食の場で、まだ学生だったサルバドール・ダリにル・コルビュジエが未来の建築はどのようなものになるかと尋ねた。ダリは「やわらかくて毛が生えたものになります」と答えた。コルビュジエは苦虫を噛み潰したような顔をして黙ってしまった。なぜか?
答: コルビュジエは未来の建築について漠然としたイメージを持っていた。たわむれに質問したところ、一介の学生がコルビュジエの考えを一言で言い表してしまった。コルビュジエ自身は自らのイメージを的確に言葉で表現することができずにいたにもかかわらず。そのためコルビュジエは不快感を自分自身に向けるほかはなかった。
Re:本好きは国語好きになる (スコア:1)
> 国語科は本質的には常識を教える
そうだろうか?
知らぬまに常識に依拠したり、常識を教え込んだりことはあるだろうけど、陽にそれを教えているとは思えないし、そこをテストするのもどうかと思うけど?
例に挙がっている問いもそれについて論じた論説文が問題文になってるんでないとすれば、建築史、美術史のテストやクイズとしてはありだろうけど現代国語の問題としてはどうかなぁ?
Re: (スコア:0)
常識というものはそもそも陽に教えられるものではありませんが…
> 例に挙がっている問いもそれについて論じた論説文が問題文になってるんでないとすれば、建築史、美術史のテストやクイズとしてはありだろうけど現代国語の問題としてはどうかなぁ?
コルビュジエが当時モダニズム建築の大家であったことは問題文に書かれていました。ダリについては出題者からの補足がありました。ですから大家vs若造の一般論として考えることができます。
ところで、選択式の問題では「語調の強いものは不正解」というテクニックがありますが(ご存知ですか?)、これがなぜテクニックとして通用するのかお分かりでしょうか。