An algorithm is an abstract concept unrelated to physical laws of the universe.
や、別の以下の箇所(長いですが)
Surely nobody could apply mathematics if it were necessary to pay a license fee whenever the theorem of Pythagoras is employed. The basic algorithmic ideas that people are now rushing to patent are so fundamental, the result threatens to be like what would happen if we allowed authors to have patents on individual words and concepts. Novelists or journalists would be unable to write stories unless their publishers had permission from the owners of the words. Algorithms are exactly as basic to software as words are to writers, because they are the fundamental building blocks needed to make interesting products. What would happen if individual lawyers could patent their methods of defense, or if Supreme Court justices could patent their precedents?
「特許の適用範囲外であるべき数学」 (スコア:0)
>計算機科学者にとって全てのアルゴリズムは数学そのものである
Knuth先生みたいな人から見ればそう見えるんだろうけど、
言語学者であるLarry Wallの追求したものとか
数学嫌いのMatzがこだわることとかまで「特許の適用範囲外であるべき数学」であると言えるか。
数学に通じていくものだとは言えても「特許の適用範囲外であるべき」には及ばないんじゃないのかね。
プログラミングは、数学から出てきたものだろうけど、
プログラミングによって表現されるもの、プログラムに利用者が期待するものは
もっともっと多岐にわたりつつあるような。
それらのルーツとしての数学をリスペクトしろという話なら頷くけど
世の中におけるプログラムの扱い方を規定するに足る意見じゃあないだろうよと。
Re:「特許の適用範囲外であるべき数学」 (スコア:2)
Knuth先生自身が数学寄りな方だということもあって、アルゴリズムと数学を関連付ける表現が強調されていますが、Knuth先生のletterのうち、別コメントにも書いた
や、別の以下の箇所(長いですが)
を読むと、Knuth先生はこのletterの中では物質的あるいは装置的な「製造物」ではなく知識的あるいは理論的な「アイデア」「思想」「表現」に属する存在の象徴として「数学」という存在を挙げているように感じられます。
ですので、数学それ自体が好きか嫌いかという点はこの問題においてはあまり重要ではないかと思います。