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たけしのコマネチ大学で、何かしらの数学的発見に特許をとった人がいて、その発見はフリーで使えない、という紹介があった。#なんだったかな、素数判定?
knuth先生の意見の真意はわからないけど、もし「数学に特許なんてねぇぜ。ソフトウエアの方もNGにしろよ。」的なことだとしたら、数学もその限りじゃないんだけどなぁ。#もっと上の次元で話していたら、すまん。
何かしらの数学的発見に特許をとった人がいて、その発見はフリーで使えない
たけしの番組は知らないけど、こういう話じゃないかな。
ソフトウェア特許に反対する人が居た(主に申請を許可する側に数学的意味なんかわかんねーよ的な理由で)→RSA 暗号に有効な素数の組を特許として申請してみた→申請が通り、「ある素数(の組)」が特許として認められた(1994: US patent 5373560)→そら見たことか!
その辺の話はここが詳しいみたい [wolfram.com]です。IEEE に本人のメールも飛んでたみたい。
どうやって立証とかじゃなくて、審査官はそういう指摘をすべきなのにしなかったので、「数学に関する特許の審査なんてザルじゃん」という趣旨ですよね。
別コメントにも似たことを書きましたが、それって数学に関する特許だから云々の前に、特許審査自体(もしくはその審査官?)がちゃんと機能していないってことになっちゃいませんか。 「数学がわかっている人が見れば出鱈目な仕方で立証していて、でも審査官は数学がわからなかったので通しちゃいました」だったら数学に関する特許特有の問題ですが、立証自体していなかったということはそもそも特許出願としての体裁の不備になるのではないかと想像するのですが。
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数学の特許 (スコア:2)
たけしのコマネチ大学で、何かしらの数学的発見に特許をとった人がいて、その発見はフリーで使えない、という紹介があった。
#なんだったかな、素数判定?
knuth先生の意見の真意はわからないけど、もし「数学に特許なんてねぇぜ。ソフトウエアの方もNGにしろよ。」的なことだとしたら、数学もその限りじゃないんだけどなぁ。
#もっと上の次元で話していたら、すまん。
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
数字の特許(Re:数学の特許) (スコア:3, 興味深い)
たけしの番組は知らないけど、こういう話じゃないかな。
ソフトウェア特許に反対する人が居た(主に申請を許可する側に数学的意味なんかわかんねーよ的な理由で)
→RSA 暗号に有効な素数の組を特許として申請してみた
→申請が通り、「ある素数(の組)」が特許として認められた(1994: US patent 5373560)
→そら見たことか!
その辺の話はここが詳しいみたい [wolfram.com]です。IEEE に本人のメールも飛んでたみたい。
Re: (スコア:1)
何というか、通した側もよくそんな申請通しましたよね・・・
ところで、ご紹介下さったリンク先によると、件の素数は(数え間違えてなければ)16進数で128桁と256桁、つまり約512ビットと約1024ビット素数ということになりますが、私の考えでは1994年当時の技術水準ではこれだけ巨大な整数が素数であることを現実的な時間で確定的に示すことは不可能か、出来たとしても非常に難しかったのではないかと推測します。
というわけで、当時の特許審査員がどのようにして件の整数が実際に素数であることを確認したのか非常に気になります。それとも、確認しないでそのまま通しちゃったのでしょうか?
#まあ、確定的でなくて確率的な(判定を誤る確率がゼロではない)判定法なら当時から知られていたわけですが。
あと、少なくとも当時の米国特許は先発明主義だったように思いますが、出願の際に件の素数の組が既知でなかったことをどうやって立証したのかも少々気になります。
Re: (スコア:1)
Re:数字の特許(Re:数学の特許) (スコア:1)
別コメントにも似たことを書きましたが、それって数学に関する特許だから云々の前に、特許審査自体(もしくはその審査官?)がちゃんと機能していないってことになっちゃいませんか。
「数学がわかっている人が見れば出鱈目な仕方で立証していて、でも審査官は数学がわからなかったので通しちゃいました」だったら数学に関する特許特有の問題ですが、立証自体していなかったということはそもそも特許出願としての体裁の不備になるのではないかと想像するのですが。
Re:数字の特許(Re:数学の特許) (スコア:1)