利益相反があるからと言って、即、rejectになるというわけではありませんが、そこらへんをあらかじめはっきりさせておいて、査読の際に反映させたり、あるいは雑誌によっては論文そのものにConflict of interestsについて明記されてるものもあります。要は、そういったバイアスになりうる要素については「はっきりとさせる」仕組みが重要かと。
タレコミにある、英語版WikipediaのRequest for commentsでも指摘されてますが、英語版にはまさにWikipedia:Conflict of Interests (COI) [wikipedia.org]というガイドライン文書があって、基本的には 推奨されないもの (discourageされるべき) という扱い…それでもなお利益相反のある項目を編集する場合には、論争のタネになるような編集を行わないとか、予め宣言しておくとか [wikipedia.org]、いろいろな注意書きがあります。利益相反があって、なお編集したいというのであれば、このガイドラインに従って編集することになるわけです。
利益相反 (スコア:1, すばらしい洞察)
日本語版の解説は、法律用語寄りなのでちょっとあれですが、最近では、医学系の学術雑誌に論文投稿するときなんかでも、関連する会社の役職に付いてたり、株を保有してたりなどの利益相反がないかどうかは、事前に一筆書かないといけないわけで。
利益相反があるからと言って、即、rejectになるというわけではありませんが、そこらへんをあらかじめはっきりさせておいて、査読の際に反映させたり、あるいは雑誌によっては論文そのものにConflict of interestsについて明記されてるものもあります。要は、そういったバイアスになりうる要素については「はっきりとさせる」仕組みが重要かと。
タレコミにある、英語版WikipediaのRequest for commentsでも指摘されてますが、英語版にはまさにWikipedia:Conflict of Interests (COI) [wikipedia.org]というガイドライン文書があって、基本的には 推奨されないもの (discourageされるべき) という扱い…それでもなお利益相反のある項目を編集する場合には、論争のタネになるような編集を行わないとか、予め宣言しておくとか [wikipedia.org]、いろいろな注意書きがあります。利益相反があって、なお編集したいというのであれば、このガイドラインに従って編集することになるわけです。
ただし、そもそもこの有料記事執筆に限らず、さまざまな形での利益相反があるわけで、わざわざこのケースだけを特別視して止める理由はないというのが、「COIなのでダメ」というのに対する、主な反論になってるようです。でも普通は、書いてることの信頼性を保証するために、利益相反をできるだけ作らず、それがないことをアピールすることの方が重要なものなので、利益相反をわざわざ増やしながら書くという行為自体がどうよ、とツッコミたくなりますけどね。