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>「(電子データではなく)写真なら150年以上保存できることは歴史が証明している」
デジタルで撮影したものを印刷するのは駄目なの?
>「デジタルは万能に見えても、数十年後に画像を再現できる保証はない」
絶滅を危惧する記事なのに、フィルムだと数十年後に画像を再現できる保証があるの?
>温度や湿度を調整した専用の保管庫を準備しており
>複製をし続けて残せばいいというのは、>それにかかるコストや体制などを考えれば
保管庫の確保や運用も相当金が掛かると思うんですが、それの予算は簡単に出でも、コピーするコストは難しいってのは腑に落ちません。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
なんだろう、このもやもや感 (スコア:1)
>「(電子データではなく)写真なら150年以上保存できることは歴史が証明している」
デジタルで撮影したものを印刷するのは駄目なの?
>「デジタルは万能に見えても、数十年後に画像を再現できる保証はない」
絶滅を危惧する記事なのに、フィルムだと数十年後に画像を再現できる保証があるの?
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
これは「150年前の技術で記録された写真が150年間保存できた」ことを証明しているだけであって、現在の技術で撮影、現像、印画される写真がこれから150年間保存できることを証明しているわけではありません。
実際問題として、化学的に安定的な銀を残すことで画像を記録する過去の写真技術に対し、現在主流であるカラー写真は退色しやすい色素のみを残す方式になっています。だから大昔のモノクロ写真は残っていても、カラーが主流になって以降の写真は退色よりあっ
保存の容易さが違う (スコア:1)
おり、保管技術は十分実用的なレベルになっています。
写真やフィルムは、専用の保管庫にしまえば良いだけと、デジタルの場合、その上、再生技術の
確保やらが必要になってきます。
また複製をし続けて残せばいいというのは、それにかかるコストや体制などを考えれば、それを
目的にした体制を準備できる規模の組織しかできないでしょうね。
多くの美術館や博物館、自治体の文化財担当部署では、電子情報の保存は厳しいでしょう。
いっそのこと、国がそういう機関向けのデジタル・アーカイブ機関を準備する必要があるかも。
そもそもフィルムを日当たりのいいところにおく、というのが間違い。
それをいったらCD-RやDVD-Rなんか、一週間たたないうちに読めなくなる。
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
>温度や湿度を調整した専用の保管庫を準備しており
>複製をし続けて残せばいいというのは、
>それにかかるコストや体制などを考えれば
保管庫の確保や運用も相当金が掛かると思うんですが、
それの予算は簡単に出でも、コピーするコストは難しいってのは
腑に落ちません。
TomOne
既存の設備と新造設備の違い (スコア:2, 興味深い)
こういう設備ですでに保存されている。
電子化した情報まで保管ということになると、バックアップ用のメディアを保管庫で保管し、さらに
研究用にサーバでも管理するとかっていったら、空調付のサーバルームと、それ相応のIT設備一式が
必要になる。
あ、利用するたび、保管用メディアを保管庫から取り出せばいい、なんていうのは非現実的。フィルム
みたいに気軽に内容を確認できるものなら、保管庫にこもって探すこともできるけど、CD-Rとかテープ
なんていうのは、そういう探し方はできない。
それとIT業界の人と話をしていて感じるのは、「IT利用が当然」みたいな発想ですね。
普通の組織では、IT利用でコスト削減なんて、まじめに考えているのは少数派です。
まあユーザー側がふがいないというのも原因かもしれないけど、ITに興味の無い人間にメリット・デメリット
を説明して、なぜ必要なのかを実感させるのは至難の業だよ。
特に文化関係なんて予算は限られているし、よほど理解のあるところでないと組織も予算も整備はできないと思います。
で、博物館みたいな機関では、フィルムみたいな具体的な物がある場合、それを保管する必要があるというのは、他の
遺物みたいな資料と同じで、保管する必要性は比較的理解されやすいでしょう。
要は、その組織本来のミッションに必要されているか否かという基準では、IT関係予算は認められにくいということ。
時代が変わって、そういう機関同士で情報共有を進めるのが一般的になれば、予算もつき始めるかもしれない。
それでも「具体的な物」と比較して、重要性を認められるには、幾多の困難がありそうだけど。