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昔、オブジェクト指向プログラミングの項目を編集したところ「技術的な内容は分かりにくい。」と全消去の上、迂遠な例え話だらけでオブジェクト指向の説明をしようとする「ボクのオブジェクト指向勉強ノート」みたいな内容にされた時はさすがにガックリきたけどねw
編集合戦になってもなんだと思ってノートで「技術的な項目に技術的な記述なしというわけにもいかんでしょう?」というような反論して数週間放置しておいたらさすがに他の編集者からも勉強ノートの著者に「WikiBooksへ行きなさい」というコメントがついて、リバートされてたけどね。
ウィキペディアはそもそも専門知識の記述に適した場ではありません。あれは初学者による学習ノート共有としてしか機能しないシステムです。
深い専門知識を、専門外の人々に判りやすく提示するには、しばしば深い洞察やひらめきによる「新しい体系の提示」が必要となります。しかしそのような高度な知的作業はウィキペディア上では「信頼の置けない独自研究」と見なされ排除される仕組みになっています。
専門家による査読制のないウィキペディアは、猿にタイプライターを叩かせて百科事典を作る試みにも似ており、過去の百科事典レベルの知的高みに達するのも難しい事でしょう。
オブジェクト指向の中心的な技術の一つであろうポリモルフィズムについてのサーベイ論文:
Cardelli, Luca; Wegner, Peter (1986), “On Understanding Types, Data Abstraction, and Polymorphism”, ACM Computing Surveys 17http://lucacardelli.name/Papers/OnUnderstanding.A4.pdf [lucacardelli.name]
1991-1992年あたりの学生の頃に読んですごく頭の中が整理された。
そもそもポリモルフィズム(多態性)は、オブジェクト指向に特有のシステムではない。あと、そのサーベイ論文は、もともと静的な型付けを特徴とする関数型言語上でオブジェクト指向言語とは違うやり方で多態性を実現するために行われた研究の一環だろJK
多態OOP特有なんてことを私は言ってっていない。
が、多態の一つとされる継承がオブジェクト指向プログラミングのそれなりに有力な要素であるのは確か。そして継承を他の様々な多態性と関連付けることで見通しは良くなる。
実際、C++では継承以外の総称や型強制、多重定義がすべて存在していてそれを適宜使い分ける必要がある。Javaでも総称が導入されている。オブジェクト指向言語界のPascalのような存在でもあるEiffelでは継承と並んで総称は重要な要素だ。ここまでくれば多態性というバックグラウンドをなしでオブジェクト指向を語ろうとするほうが無謀というものだろう。
関数型言語でも手続き型言語でも代数的な(値の集合と演算の定義域、値域など集合の構造に基づく)アプローチによる型の取り扱いの理論は同じ。そしてだからこそ関数型言語でもOOPを可能にするバックグラウンドとしてあのサーベイ論文の意味がある。
訂正:多態OOP特有→多態がOOPに特有
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
リアル厨房編集者や糞NEET相手は疲れたよ (スコア:0)
パトラッシュ
ボクのオブジェクト指向勉強ノート (スコア:2, 興味深い)
昔、オブジェクト指向プログラミングの項目を編集したところ「技術的な内容は分かりにくい。」と全消去の上、
迂遠な例え話だらけでオブジェクト指向の説明をしようとする「ボクのオブジェクト指向勉強ノート」みたいな内容にされた時はさすがにガックリきたけどねw
編集合戦になってもなんだと思ってノートで「技術的な項目に技術的な記述なしというわけにもいかんでしょう?」というような反論して数週間放置しておいたら
さすがに他の編集者からも勉強ノートの著者に「WikiBooksへ行きなさい」というコメントがついて、リバートされてたけどね。
Re: (スコア:0)
ウィキペディアはそもそも専門知識の記述に適した場ではありません。
あれは初学者による学習ノート共有としてしか機能しないシステムです。
深い専門知識を、専門外の人々に判りやすく提示するには、
しばしば深い洞察やひらめきによる「新しい体系の提示」が必要となります。
しかしそのような高度な知的作業はウィキペディア上では
「信頼の置けない独自研究」と見なされ排除される仕組みになっています。
専門家による査読制のないウィキペディアは、
猿にタイプライターを叩かせて百科事典を作る試みにも似ており、
過去の百科事典レベルの知的高みに達するのも難しい事でしょう。
引用 (スコア:1)
新人。プログラマレベルをポケモンで言うと、コラッタぐらい
オブジェクト指向に話を戻すと (スコア:0)
定義ないか?(反語) (スコア:1)
オブジェクト指向の中心的な技術の一つであろうポリモルフィズムについてのサーベイ論文:
Cardelli, Luca; Wegner, Peter (1986), “On Understanding Types, Data Abstraction, and Polymorphism”, ACM Computing Surveys 17
http://lucacardelli.name/Papers/OnUnderstanding.A4.pdf [lucacardelli.name]
1991-1992年あたりの学生の頃に読んですごく頭の中が整理された。
何の定義の話をしているのか?(それはOOPの話ですらない) (スコア:0)
そもそもポリモルフィズム(多態性)は、オブジェクト指向に特有のシステムではない。
あと、そのサーベイ論文は、もともと静的な型付けを特徴とする関数型言語上で
オブジェクト指向言語とは違うやり方で多態性を実現するために行われた研究の一環だろJK
Re: (スコア:1)
多態OOP特有なんてことを私は言ってっていない。
が、多態の一つとされる継承がオブジェクト指向プログラミングのそれなりに有力な要素であるのは確か。そして継承を他の様々な多態性と関連付けることで見通しは良くなる。
実際、C++では継承以外の総称や型強制、多重定義がすべて存在していてそれを適宜使い分ける必要がある。Javaでも総称が導入されている。オブジェクト指向言語界のPascalのような存在でもあるEiffelでは継承と並んで総称は重要な要素だ。ここまでくれば多態性というバックグラウンドをなしでオブジェクト指向を語ろうとするほうが無謀というものだろう。
関数型言語でも手続き型言語でも代数的な(値の集合と演算の定義域、値域など集合の構造に基づく)アプローチによる型の取り扱いの理論は同じ。そしてだからこそ関数型言語でもOOPを可能にするバックグラウンドとしてあのサーベイ論文の意味がある。
訂正 (スコア:1)
訂正:多態OOP特有→多態がOOPに特有