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温暖化陰謀説って色んな人が唱えてますけど「誰がどのような利益を得るための陰謀であるのか」という説明が弱い(あるいは全くない)ものばっかりです。
温暖化が正しくて対策として石油の節約をすると石油メジャーには大打撃です。
気象学者にとって彼らのように金も政治的影響力も強力な組織を敵に回して陰謀として温暖化を唱えることになんの得があるのかさっぱりわかりません。
基本的に、地球温暖化を主張する学者達や政治家たちに原子力業界から莫大なお金が投資されてることは事実としてありますよ。原子力業界としては「CO2を出さないクリーンな原子力発電こそ温暖化の切り札」と言うイメージで、チェルノブィリ原発やスリーマイル島原発での致命的な事故とその後に残った(未だ解決できていない)深刻な放射能汚染やウィンズスケール核再処理施設での致命的な放射能漏れなどから来るダーティイメージを払拭する好機として地球温暖化問題を捉えているようで、
チェルノブィリ事故前後から日本でも「原子力発電はCO2を出さない地球にやさしい電力」と言う広報がされてきました。この時点では地球温暖化問題自体は科学的に注意を払われ始めたばかりで大衆的問題としては漠然としたイメージでしかなかった事に注意。
そして、1990年代世界的に・特にチェルノブィリ事故で深刻な放射能汚染を被った欧州では脱原発の機運が高まって実際原発計画が立て続けに中止されたり廃炉する原発まで出てきて、原子力産業がジリ貧になった。その傍らで京都議定書が取り交わされて、2000年代に入るか入らないかになるとアル・ゴアが「不都合な真実」を出すなど、一気に地球温暖化説が大衆化した。
このアル・ゴアはのちに親族や側近らが原子力業界に天下ったり本人が原子力業界各社から多額の政治献金を受けていたことが暴露される訳ですが、この辺りから「地球温暖化は不動の事実」「温暖化の最大元凶はCO2以外に無い」と言う事が科学的にも強調され始め、その「証拠」としてこのIPCCの研究結果が用いられるようになった。
この、誇張される前のデータだと「急激にCO2の排出規制に血道を上げなくても時間をかけてCO2排出を減らせばいい」と言う結果も数多く出てきますが、誇張後のデータでは「急激なCO2削減がなければ地球を破滅させる」と言う結論を容易に誘導できてしまう。
ここに、原子力発電のような「今(見せかけだけだけど)CO2排出をしない(けど、根本的な廃棄物処理すらできないほどにダーティでもある)エネルギー」が主役に躍り出る余地が多くできてしまってる訳です。他の代替エネルギーについては研究が滞って来た関係で今すぐ主役に躍り出るには心細かったし、かと言ってのんびり対策をやればいい。となったら別に原子力発電に偏重しなくていいじゃない。となってしまう。
要は、前に書いたことの繰り返し(http://srad.jp/comments.pl?sid=472859&cid=1663046 [srad.jp])でもありますが、何が何でも地球温暖化が止まらない事やその最大の元凶がCO2にあるとしたい、他の科学的考察が行われる余地を潰したいと政治的に動く科学者たちが少なからずいるということです。彼らは科学的データを歪曲してでもそうする必要があるような筋・例えばそうしなければジリ貧になってしまう原子力業界から有形無形の援助を絶え間なく受けている訳ですよ。
# 「科学者らによる『地球温暖化懐疑論批判』、無料公開中」(http://srad.jp/science/article.pl?sid=09/10/29/128238 [srad.jp]) の刊行に携わってる主要メンバーが原子力業界の支援を受けてるとか…## CO2削減を掲げる鳩山総理の地盤の室蘭市の地場の大企業である日本製鋼所室蘭製作所の主要商品 [h-kogyokai.com]が原子炉のコア部品で、世界の八割近いシェアを占めてる。とか…### 日本でも温暖化と原子力業界とのきな臭いつながりが相当ある。
そういう図式が固定化してるから、有象無象の陰謀論が地球温暖化に付きまとってしまう。
# 「科学者らによる『地球温暖化懐疑論批判』、無料公開中」(http://srad.jp/science/article.pl?sid=09/10/29/128238) の刊行に携わってる主要メンバーが原子力業界の支援を受けてるとか…
具体的に誰でソースは?世界の気象学者が原子力の方をもたなくちゃいけない理由って何? 全員に莫大な金配って捏造を依頼してるの?そんなことバレたら大変なことになるけど, なんでバレてないの、それこそ今回のメール漏洩でも.自分(スパコンと気候関連キーワードでググるとかなり前方に名前でる)には原子力関連の金なんて入ってきたことない、そんな話きいたことない、けどなんで?
具体的に誰でソースは?世界の気象学者が原子力の方をもたなくちゃいけない理由って何? 全員に莫大な金配って捏造を依頼してるの?
レス元にリンク張ってありますが、過去の私の書き込みなどなど。
ここでは、東大の住教授と言うこの刊行のトップが原発マネー漬けになってることを公に示されている情報から示していますが、これはほんの入り口に過ぎない。彼のような原子力業界に都合のよい結論が先にあってデータを誘導していく御用学者は沢山いる。
要は、前に書いたことの繰り返し(http://srad.jp/comments.pl?sid=472859&cid=1663046 [srad.jp] [srad.jp])でもありますが、何が何でも地球温暖化が止まらない事やその最大の元凶がCO2にあるとしたい、他の科学的考察が行われる余地を潰したいと政治的に動く科学者たちが少なからずいるということです。
学会の上の方がいわゆる御用学者であれば、イデオロギー的に都合が悪いということで科学的な結論を歪曲・無視してしまう事が可能になる。その最たるものがルイセンコ進化論 [wikipedia.org]で、これ自体は極めて非科学的な内容なのですが、ソ連のスターリンが重用して他の進化論学者を粛清し、結局これが間違いであったとされてダーウィン進化論などが認められる要になったのはソ連共産党末期の1986年(確か)。
この様に、情報を遮断・操作されているのが怖いのは「間違いを疑わない」以上に「間違いを認識出来なくなる」事。今の地球温暖化問題を巡るあれこれは、まさに「間違いを認識出来なくなる」状況に陥りつつあるのでは無いかと…原子力業界の利害に基づくイデオロギーによって。
講演したらズブズブの関係っていう理論がよくわからんのですが, 電力会社からの講演料が世界の気象学者を捏造に走らせるほどものすごいってこと?こないだ某教授は電力館でしゃべらされた時は2時間で10万っていってたけど, 10万で業界全員寝返らせるのは無理だよなー,仮に教授の業務なんかほったらかして世界を巡業して年300日講演したとして3000万, それで一体何人寝返らせられる?
極論を許していただけるなら問いたい、”現在石油に頼っているエネルギーをすべて原子力に置き換えたらどうなるか?”地球温暖化は止まるだろうか?南極の氷が減るのを止めることが出来るだろうか?現時点では何とも言えないが、一つはっきりしていることがある。大気中に排出されるハロゲン系の放射性核子の量が爆発的に増えるだろう。現時点では排出を止めることも、回収することも出来ない。これまでは量が少なかったからあまり問題視されていなかったが上層大気の挙動には謎の部分が多く正直何が起こるか分からないと思う。フロン騒ぎにしても、CO2問題にしても我々が自分たちを取り巻く大気についていかに無関心だったか思い知らされる。
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192.168.0.1は、私が使っている IPアドレスですので勝手に使わないでください --- ある通りすがり
陰謀説の問題 (スコア:4, 興味深い)
温暖化陰謀説って色んな人が唱えてますけど
「誰がどのような利益を得るための陰謀であるのか」
という説明が弱い(あるいは全くない)ものばっかりです。
温暖化が正しくて対策として石油の節約をすると
石油メジャーには大打撃です。
気象学者にとって彼らのように金も政治的影響力も強力な
組織を敵に回して陰謀として温暖化を唱えることに
なんの得があるのかさっぱりわかりません。
原子力業界と温暖化問題の黒いつながり(Re:陰謀説の問題 (スコア:1, 興味深い)
基本的に、地球温暖化を主張する学者達や政治家たちに原子力業界から莫大なお金が投資されてることは事実としてありますよ。
原子力業界としては「CO2を出さないクリーンな原子力発電こそ温暖化の切り札」と言うイメージで、チェルノブィリ原発やスリーマイル島原発での致命的な事故とその後に残った(未だ解決できていない)深刻な放射能汚染やウィンズスケール核再処理施設での致命的な放射能漏れなどから来るダーティイメージを払拭する好機として地球温暖化問題を捉えているようで、
チェルノブィリ事故前後から日本でも「原子力発電はCO2を出さない地球にやさしい電力」と言う広報がされてきました。この時点では地球温暖化問題自体は科学的に注意を払われ始めたばかりで大衆的問題としては漠然としたイメージでしかなかった事に注意。
そして、1990年代世界的に・特にチェルノブィリ事故で深刻な放射能汚染を被った欧州では脱原発の機運が高まって実際原発計画が立て続けに中止されたり廃炉する原発まで出てきて、原子力産業がジリ貧になった。
その傍らで京都議定書が取り交わされて、2000年代に入るか入らないかになるとアル・ゴアが「不都合な真実」を出すなど、一気に地球温暖化説が大衆化した。
このアル・ゴアはのちに親族や側近らが原子力業界に天下ったり本人が原子力業界各社から多額の政治献金を受けていたことが暴露される訳ですが、この辺りから「地球温暖化は不動の事実」「温暖化の最大元凶はCO2以外に無い」と言う事が科学的にも強調され始め、その「証拠」としてこのIPCCの研究結果が用いられるようになった。
この、誇張される前のデータだと「急激にCO2の排出規制に血道を上げなくても時間をかけてCO2排出を減らせばいい」と言う結果も数多く出てきますが、誇張後のデータでは「急激なCO2削減がなければ地球を破滅させる」と言う結論を容易に誘導できてしまう。
ここに、原子力発電のような「今(見せかけだけだけど)CO2排出をしない(けど、根本的な廃棄物処理すらできないほどにダーティでもある)エネルギー」が主役に躍り出る余地が多くできてしまってる訳です。他の代替エネルギーについては研究が滞って来た関係で今すぐ主役に躍り出るには心細かったし、かと言ってのんびり対策をやればいい。となったら別に原子力発電に偏重しなくていいじゃない。となってしまう。
要は、前に書いたことの繰り返し(http://srad.jp/comments.pl?sid=472859&cid=1663046 [srad.jp])でもありますが、何が何でも地球温暖化が止まらない事やその最大の元凶がCO2にあるとしたい、他の科学的考察が行われる余地を潰したいと政治的に動く科学者たちが少なからずいるということです。
彼らは科学的データを歪曲してでもそうする必要があるような筋・例えばそうしなければジリ貧になってしまう原子力業界から有形無形の援助を絶え間なく受けている訳ですよ。
# 「科学者らによる『地球温暖化懐疑論批判』、無料公開中」(http://srad.jp/science/article.pl?sid=09/10/29/128238 [srad.jp]) の刊行に携わってる主要メンバーが原子力業界の支援を受けてるとか…
## CO2削減を掲げる鳩山総理の地盤の室蘭市の地場の大企業である日本製鋼所室蘭製作所の主要商品 [h-kogyokai.com]が原子炉のコア部品で、世界の八割近いシェアを占めてる。とか…
### 日本でも温暖化と原子力業界とのきな臭いつながりが相当ある。
そういう図式が固定化してるから、有象無象の陰謀論が地球温暖化に付きまとってしまう。
Re:原子力業界と温暖化問題の黒いつながり(Re:陰謀説の問題 (スコア:1, すばらしい洞察)
# 「科学者らによる『地球温暖化懐疑論批判』、無料公開中」(http://srad.jp/science/article.pl?sid=09/10/29/128238) の刊行に携わってる主要メンバーが原子力業界の支援を受けてるとか…
具体的に誰でソースは?
世界の気象学者が原子力の方をもたなくちゃいけない理由って何? 全員に莫大な金配って捏造を依頼してるの?
そんなことバレたら大変なことになるけど, なんでバレてないの、それこそ今回のメール漏洩でも.
自分(スパコンと気候関連キーワードでググるとかなり前方に名前でる)には原子力関連の
金なんて入ってきたことない、そんな話きいたことない、けどなんで?
Re:原子力業界と温暖化問題の黒いつながり(Re:陰謀説の問題 (スコア:1)
レス元にリンク張ってありますが、過去の私の書き込みなどなど。
ここでは、東大の住教授と言うこの刊行のトップが原発マネー漬けになってることを公に示されている情報から示していますが、これはほんの入り口に過ぎない。彼のような原子力業界に都合のよい結論が先にあってデータを誘導していく御用学者は沢山いる。
学会の上の方がいわゆる御用学者であれば、イデオロギー的に都合が悪いということで科学的な結論を歪曲・無視してしまう事が可能になる。
その最たるものがルイセンコ進化論 [wikipedia.org]で、これ自体は極めて非科学的な内容なのですが、ソ連のスターリンが重用して他の進化論学者を粛清し、結局これが間違いであったとされてダーウィン進化論などが認められる要になったのはソ連共産党末期の1986年(確か)。
この様に、情報を遮断・操作されているのが怖いのは「間違いを疑わない」以上に「間違いを認識出来なくなる」事。
今の地球温暖化問題を巡るあれこれは、まさに「間違いを認識出来なくなる」状況に陥りつつあるのでは無いかと…原子力業界の利害に基づくイデオロギーによって。
Re:原子力業界と温暖化問題の黒いつながり(Re:陰謀説の問題 (スコア:1)
講演したらズブズブの関係っていう理論がよくわからんのですが, 電力会社からの講演料が世界の気象学者を捏造に走らせるほどものすごいってこと?
こないだ某教授は電力館でしゃべらされた時は2時間で10万っていってたけど, 10万で業界全員寝返らせるのは無理だよなー,
仮に教授の業務なんかほったらかして世界を巡業して年300日講演したとして3000万, それで一体何人寝返らせられる?
Re: (スコア:0)
研究には様々なイデオロギー利権がよってくるだろうけど。
当時既に皆が誤りだと知っていながら、利権目的が優先されていたとしたら罪だが。
ということは、今の温暖化主張学者たちは皆、嘘ねつ造こじつけだと知っていながら、
後の世で、己の研究が完全否定され、ペテン学者扱いされる事を知りつつも
適当に数字合わせて適当な論文書いているわけだ。後の世どころか、今陰謀を
暴露する奴がいたら、もう二度と研究できんだろ?
で、対価はいくら?
欲しい結論をこじつけて出す論文なんてたまにあるよ。だが、だれも再現できないから
結局データの信憑性がなくなり、論文の価値と学者の地位が無くなるってだけの事。
Re:原子力業界と温暖化問題の黒いつながり(Re:陰謀説の問題 (スコア:1, 参考になる)
原子力はCO2を排出しませんが、ご指摘の様に、
資源供給の面でも廃棄物処理の面でも、「持続可能」とは言えないと言う事です。
もちろん、CO2を炭酸固定速度以上に排出し続ける社会も、
CO2削減のために経済を停滞させてしまったり、
発展途上国に過度な負担を要求してしまったりすることも、
持続可能とは言えません。
持続可能でないCO2削減法ならば、誰にでも考えつきますが、
もう少し知恵を絞りましょうと言うことです。
惜しむらくは、認知度があまり高くないということ。
あなたのような温暖化問題に興味を持ってくれている人ならば、誰でも知っている、
程度にまで広まって欲しいものです。
Re: (スコア:0)
極論を許していただけるなら問いたい、”現在石油に頼っているエネルギーをすべて原子力に置き換えたらどうなるか?”
地球温暖化は止まるだろうか?
南極の氷が減るのを止めることが出来るだろうか?
現時点では何とも言えないが、一つはっきりしていることがある。
大気中に排出されるハロゲン系の放射性核子の量が爆発的に増えるだろう。
現時点では排出を止めることも、回収することも出来ない。
これまでは量が少なかったからあまり問題視されていなかったが上層大気の挙動には謎の部分が多く正直何が起こるか分からないと思う。
フロン騒ぎにしても、CO2問題にしても我々が自分たちを取り巻く大気についていかに無関心だったか思い知らされる。