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スラドでも新聞読まないとかTV観ないとか誇らしげに宣言しちゃう人がたまにいるけど、そういう手合いが増えてるんですね。
どんな言論もある程度は全員に共通する文脈がないと話にならないので、この流れは非常に危険だと思います。行き着く先は(もうなっている気もするけど)思想の分裂・極端化と対話の停止だし、ジャーナリズムのない世界への退行だと思う。
タレコミにはこうありますね。
新聞会社や地域放送は生き残りをかけ、「何を伝えるべきか」ではなく「人々は何を耳にしたいか」に頼るようになってしまった。
あなたが考える危険なこの流れはいわばマスコミが作ったものというわけですけど。
さて新聞やテレビで操作された情報という「共通する文脈」が大衆に必要というのなら、みんな共通の考えになるというのですから、それこそ「対話の停止」した時代がやってくるでしょう。しかしこの情報化社会にあって自分で情報を収集し選択する能力があれば、20年前と違って各自がジャーナリストになれる時代でもありますよ。ただ現実的に日常生活に追われている人にそんな暇はないのですが。
> 20年前と違って各自がジャーナリストになれる時代でもありますよ。
え? 大昔、「ワープロ」なるものが発売されたころ「これであなたも文筆家に」なんて言われ、DTMが流行すると「これであなたも大ヒットメロディーメーカーに」なんて言われました。その結果がどうだったかは言わずもがな。
そこでネットが発達して、ブログなりで情報発信の道具がそろったからといって「各自がジャーナリストになれる」だなんて臆面もなくよく言えますね。ジャーナリストも、文筆家や作曲家などと同様道具揃えてできる職業じゃないですよ。
面白い指摘ですがどうでしょうかね?
かつて、文豪になるには素養が必要で、ワープロがあったところでどうにもなりませんでした。逆に言うと素養さえあればケータでも小説家になれたりもしますが、いずれにしても能力主義です。
DTMも同様、素養がなければ宝の持ち腐れでした。
翻ってジャーナリストになるにはどうでしょう?ただ一次ソースを伝えられるだけでいいのです。視聴率が取れるよう面白おかしく脚色して伝えるには演出家としての能力が必要でしょうがたまたま起こった事実を伝えるだけならyoutubeの映像で十分です。
道具と機会さえあればOKなのがジャーナリストですよ。彼らの活動の大半はその機会を増やすためのものでしかない。
ネットにジャーナルを奪われたマスコミは、ますます演出方面にシフトすることでしょうね。残念なことですが。
演出方面に力を入れてくのもアレですが、「テレビ評論家達 小沢から金を貰って擁護していた! [google.co.jp]」ってのが増えるのもいやですねぇ。
買収のしようがない個人のブログの方がマシと言われても仕方ない。
# だから一時期個人ブログのふりして広告やるのが流行ってたんでしょうね。
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普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
常識のない世界 (スコア:4, すばらしい洞察)
スラドでも新聞読まないとかTV観ないとか誇らしげに宣言しちゃう人がたまにいるけど、そういう手合いが増えてるんですね。
どんな言論もある程度は全員に共通する文脈がないと話にならないので、この流れは非常に危険だと思います。行き着く先は(もうなっている気もするけど)思想の分裂・極端化と対話の停止だし、ジャーナリズムのない世界への退行だと思う。
言ってないことに反論するなよ
Re: (スコア:5, すばらしい洞察)
タレコミにはこうありますね。
あなたが考える危険なこの流れはいわばマスコミが作ったものというわけですけど。
さて新聞やテレビで操作された情報という「共通する文脈」が大衆に必要というのなら、みんな共通の考えになるというのですから、それこそ「対話の停止」した時代がやってくるでしょう。しかしこの情報化社会にあって自分で情報を収集し選択する能力があれば、20年前と違って各自がジャーナリストになれる時代でもありますよ。ただ現実的に日常生活に追われている人にそんな暇はないのですが。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
> 20年前と違って各自がジャーナリストになれる時代でもありますよ。
え? 大昔、「ワープロ」なるものが発売されたころ「これであなたも文筆家に」なんて言われ、DTMが流行すると「これであなたも大ヒットメロディーメーカーに」なんて言われました。
その結果がどうだったかは言わずもがな。
そこでネットが発達して、ブログなりで情報発信の道具がそろったからといって「各自がジャーナリストになれる」だなんて臆面もなくよく言えますね。ジャーナリストも、文筆家や作曲家などと同様道具揃えてできる職業じゃないですよ。
Re:常識のない世界 (スコア:1, すばらしい洞察)
面白い指摘ですがどうでしょうかね?
かつて、文豪になるには素養が必要で、ワープロがあったところでどうにもなりませんでした。
逆に言うと素養さえあればケータでも小説家になれたりもしますが、いずれにしても能力主義です。
DTMも同様、素養がなければ宝の持ち腐れでした。
翻ってジャーナリストになるにはどうでしょう?
ただ一次ソースを伝えられるだけでいいのです。
視聴率が取れるよう面白おかしく脚色して伝えるには演出家としての能力が必要でしょうが
たまたま起こった事実を伝えるだけならyoutubeの映像で十分です。
道具と機会さえあればOKなのがジャーナリストですよ。
彼らの活動の大半はその機会を増やすためのものでしかない。
ネットにジャーナルを奪われたマスコミは、ますます演出方面にシフトすることでしょうね。
残念なことですが。
Re: (スコア:0)
演出方面に力を入れてくのもアレですが、「テレビ評論家達 小沢から金を貰って擁護していた! [google.co.jp]」ってのが増えるのもいやですねぇ。
買収のしようがない個人のブログの方がマシと言われても仕方ない。
# だから一時期個人ブログのふりして広告やるのが流行ってたんでしょうね。