「史上最もひどかったApple製品は？」記事へのコメント

PowerPCの批判は的外れ

[Anonymous Coward]

高い、電力を食う、x86からの移植に手間取るという理由からランクインしたようですが、1994年当時、チップで目玉焼きが作れると揶揄されていた初代Pentiumと比べれば間違いなく低電力であり、特に高価格でもなかった記憶が。移植については、CPUというよりはOS間の移植が問題であったと思われます。むしろあの時点で移植が簡単になりすぎていたら、OS/2と同じような運命を辿った可能性が大です。
PowerPCの失敗は、他社も（デスクトップ用の）PowerPCを採用するという見込みがことごとく外れたことに尽きます。これによって開発速度が必然的に落ち、Apple一社が顧客ではx86に太刀打ち出来るCPU開発は維持出来なかった。

Re:PowerPCの批判は的外れ

[tseiya2t (38372)]

PowerPCの上位CPUであるIBMのPowerはAIXなどのメインフレームで使われて
いるので、将来パソコンのクラウド化が進んでCPUは何でもいいという時代になれば、
またPowerPCが注目されるのではないでしょうか。

10年前のあの時代はCISC（Pentium）対RISC（PowerPC他）の性能競争みたいなところもありましたし。
永遠のライバルとして競争を続けてもらいたいものです。

Re:PowerPCの批判は的外れ

[Anonymous Coward]

PowerPCはPOWERのサブセットや下位互換品じゃないぞ。

まぁ、ゲーム機のCPUコアはどれもPowerPCになった(Wii, XBox360, PS3)んだから、ある意味天下を取ったともいえるが。