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> 今回行われたデモでは安全上の理由からグリーンレーザーを蚊に当てるだけ
最近は、対捕鯨船用にグリーンレーザーが使われていると聞いているのですが、これは、安全上の理由からグリーンレーザーが選択されているのでしょうか?
レーザーは短波長の発振が難しく、エネルギー密度も低くなってしまいます。グリーンの発振 (DPSS) には赤外レーザーをもとにした光学結晶の励起を使うので、その段階でロスが生じます。
小型の携行可能なバッテリ駆動発振器ではグリーンであれば200-300mW程度のものが海外サイトでは売られていますが、赤であれば800mWというものがありましたし、赤外ではもっとでしょう。単純に攻撃力だけを考えるのであれば、赤外レーザーが強力です。※タバコに火をつける程度なら緑50mWでもクラスでも可。
一方で緑が赤や赤外に対して優れているところと言えば視認性です。ヒトの眼の視認感度が赤 (650nm) に対して緑 (532nm) で8倍程度あるので、光線の光路が見えやすいのですね。赤外はそもそも肉眼では見えません。
赤レーザーは銃のレーザーサイトなど血なまぐさいイメージもありますが、緑は珍しさも手伝って悪い印象がいくぶん和らぎます。要はキャンペーンの絵として使いやすいということなのだと思います。
安全上の理由から(火がつかないように出力を抑えた本番用と同じモジュールの)グリーンレーザーを蚊に当てるだけ
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
対捕鯨船レーザー (スコア:1)
> 今回行われたデモでは安全上の理由からグリーンレーザーを蚊に当てるだけ
最近は、対捕鯨船用にグリーンレーザーが使われていると聞いているのですが、
これは、安全上の理由からグリーンレーザーが選択されているのでしょうか?
Re:対捕鯨船レーザー (スコア:1)
レーザーは短波長の発振が難しく、エネルギー密度も低くなってしまいます。
グリーンの発振 (DPSS) には赤外レーザーをもとにした光学結晶の励起を使うので、その段階でロスが生じます。
小型の携行可能なバッテリ駆動発振器では
グリーンであれば200-300mW程度のものが海外サイトでは売られていますが、
赤であれば800mWというものがありましたし、赤外ではもっとでしょう。
単純に攻撃力だけを考えるのであれば、赤外レーザーが強力です。
※タバコに火をつける程度なら緑50mWでもクラスでも可。
一方で緑が赤や赤外に対して優れているところと言えば視認性です。
ヒトの眼の視認感度が赤 (650nm) に対して緑 (532nm) で8倍程度あるので、
光線の光路が見えやすいのですね。赤外はそもそも肉眼では見えません。
赤レーザーは銃のレーザーサイトなど血なまぐさいイメージもありますが、
緑は珍しさも手伝って悪い印象がいくぶん和らぎます。
要はキャンペーンの絵として使いやすいということなのだと思います。
Re: (スコア:0)
安全上の理由から(火がつかないように出力を抑えた本番用と同じモジュールの)グリーンレーザーを蚊に当てるだけ