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過激な意見である事は分かっているし、マイナスモデ覚悟で。しかし最近のオカルトブームにはマジ腹が立つんで。
「蚊取り線香」って、もともとは「なぜかは分からないけどなんか効くらしい」みたいなノリで、非科学的な方法で生まれたものなんだよね。後から調べたら有効成分が分かったから、一応、科学の範疇に収まったけども。
でもそういうものがあるせいで、「民間療法の中にも効くものはあるんじゃね?」みたいなオカルト脳が残ってしまうんだと思う。
蚊取り線香みたいなものは禁止してしまい、純粋に科学的な発想で生まれたもののみの世界にできないものか。そうでないと、いつまで経っても無駄な部分に金をつぎこむ事になるんじゃないか。
>「蚊取り線香」って、もともとは「なぜかは分からないけどなんか効くらしい」みたいなノリで、非科学的な方法で生まれたものなんだよね。後から調べたら有効成分が分かったから、一応、科学の範疇に収まったけども。>でもそういうものがあるせいで、「民間療法の中にも効くものはあるんじゃね?」みたいなオカルト脳が残ってしまうんだと思う。
あンたは森鴎外の尻尾だな。
日露戦争当時、陸軍軍医総監だった森鴎外は兵士への麦飯食を禁止させました。当時、海軍医務局副長だった高木兼寛は麦飯食は兵たちの脚気を防ぐのに効果がある、といった主張に対し「原因がわからないのは科学的ではない」と一蹴。白米食だけを強制し(麦飯を求める部隊長の要求に対して麦食の供給を禁止する命令すら出しています)、結果三万人の脚気による戦病死者を出しています。
鴎外が間違っていたのは「現在の科学が完璧である」と考えたところです。
およそ科学的思考をするものならば、なにか統計上有為に効果があるのならばその後ろになにか未解明の現象が存在する、と考えるものです。鴎外は「すべての病気には原因となる病原菌が存在する」というドイツ医学の教義に囚われて、欠けている栄養素によっても病気が起こる、という正しい思考にいきつくことができなかったのです。
患者にとっては効くかどうか、なんです。科学的かどうかなんてのはどうでもいい。「手術は成功したが患者は死んだ」的な昔のドイツ医学チックなことを未だに言っていてどーする。
#まあもちろん、だからといって二重盲検法によってその効果が確認されてないホメオパシーだのなんだのを擁護する気はさらさらありませんが。
> 患者にとっては効くかどうか、なんです。> 科学的かどうかなんてのはどうでもいい。
ほかの部分を読む限り理解なさっていると思いますが、「『科学的』という言葉からイメージされる、どうでもいいこと」は「現在の科学で効く理由が解明されているかどうか」であって、「効くことが科学的に検証されているかどうか」はやはり重要ですよね。
実は「効くかどうか」自体が検証されていない、というのが大抵のインチキ医療の問題点で、それを隠すためにこの言葉が利用されることが多いので、ご注意を。
# 高木兼寛といえば、二重盲検を必要以上に持ち上げることにもご注意のこと。結果とコストの比較によっては、もっとレベルの低いエビデンスで十分なこともあります。## もっとも、貧しかった日本で「兵隊に銀シャリを喰わせないこと」のコストは、必ずしも低いものではなかったと想像します。
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犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward
実用化を強く希望 (スコア:-1, フレームのもと)
過激な意見である事は分かっているし、マイナスモデ覚悟で。
しかし最近のオカルトブームにはマジ腹が立つんで。
「蚊取り線香」って、もともとは「なぜかは分からないけどなんか効くらしい」みたいなノリで、非科学的な方法で生まれたものなんだよね。後から調べたら有効成分が分かったから、一応、科学の範疇に収まったけども。
でもそういうものがあるせいで、「民間療法の中にも効くものはあるんじゃね?」みたいなオカルト脳が残ってしまうんだと思う。
蚊取り線香みたいなものは禁止してしまい、純粋に科学的な発想で生まれたもののみの世界にできないものか。そうでないと、いつまで経っても無駄な部分に金をつぎこむ事になるんじゃないか。
Re:実用化を強く希望 (スコア:3, 参考になる)
>「蚊取り線香」って、もともとは「なぜかは分からないけどなんか効くらしい」みたいなノリで、非科学的な方法で生まれたものなんだよね。後から調べたら有効成分が分かったから、一応、科学の範疇に収まったけども。
>でもそういうものがあるせいで、「民間療法の中にも効くものはあるんじゃね?」みたいなオカルト脳が残ってしまうんだと思う。
あンたは森鴎外の尻尾だな。
日露戦争当時、陸軍軍医総監だった森鴎外は兵士への麦飯食を禁止させました。
当時、海軍医務局副長だった高木兼寛は麦飯食は兵たちの脚気を防ぐのに効果がある、といった主張に対し「原因がわからないのは科学的ではない」と一蹴。
白米食だけを強制し(麦飯を求める部隊長の要求に対して麦食の供給を禁止する命令すら出しています)、結果三万人の脚気による戦病死者を出しています。
鴎外が間違っていたのは「現在の科学が完璧である」と考えたところです。
およそ科学的思考をするものならば、なにか統計上有為に効果があるのならばその後ろになにか未解明の現象が存在する、と考えるものです。
鴎外は「すべての病気には原因となる病原菌が存在する」というドイツ医学の教義に囚われて、欠けている栄養素によっても病気が起こる、という正しい思考にいきつくことができなかったのです。
患者にとっては効くかどうか、なんです。
科学的かどうかなんてのはどうでもいい。
「手術は成功したが患者は死んだ」的な昔のドイツ医学チックなことを未だに言っていてどーする。
#まあもちろん、だからといって二重盲検法によってその効果が確認されてないホメオパシーだのなんだのを擁護する気はさらさらありませんが。
Re:実用化を強く希望 (スコア:2, 興味深い)
> 患者にとっては効くかどうか、なんです。
> 科学的かどうかなんてのはどうでもいい。
ほかの部分を読む限り理解なさっていると思いますが、
「『科学的』という言葉からイメージされる、どうでもいいこと」は「現在の科学で効く理由が解明されているかどうか」であって、
「効くことが科学的に検証されているかどうか」はやはり重要ですよね。
実は「効くかどうか」自体が検証されていない、というのが大抵のインチキ医療の問題点で、それを隠すためにこの言葉が利用されることが多いので、ご注意を。
# 高木兼寛といえば、二重盲検を必要以上に持ち上げることにもご注意のこと。結果とコストの比較によっては、もっとレベルの低いエビデンスで十分なこともあります。
## もっとも、貧しかった日本で「兵隊に銀シャリを喰わせないこと」のコストは、必ずしも低いものではなかったと想像します。