アカウント名:
パスワード:
リンク先の元ネタを読むと分かりますが、ここで富野氏のいうところの「スペースコロニー」とは、ガンダム世界のようなオニールの宇宙島スタイルを指しています。であれば、非現実的というのはしごく真っ当な見解でしょう。
より一般的な「宇宙殖民地」としての解釈をするとして、「惑星または天然の大型衛星上でのスペースコロニー」ということなら、まあアリかもしれませんけど。(それが何年後に可能になるのかはともかくとして)
> リンク先の元ネタを読むと分かりますが、ここで富野氏のいうところの「スペースコロニー」とは、ガンダム世界のようなオニールの宇宙島スタイルを指しています。であれば、非現実的というのはしごく真っ当な見解でしょう。
ジェイムズ・P・ホーガンの「終局のエニグマ」ってSF小説がスペースコロニーを舞台としているのですが、このコロニーがガンダムに出てくるような大きなガラス窓をもつコロニーではなくて窓がまったく無い閉鎖型のコロニーです。文庫本の終わりの解説ではこの件にも触れていて、(私の記憶では)オニールが提唱して以降の研究を反映させたものであるとのこと。つまり、ああいう大きな窓ガラスがあると、コロニー内に侵入してくる有害な宇宙線のレベルが高すぎて人間が長期滞在できないんだとか。ホーガンの小説ではコロニーの外壁は厚さ数メートルの土砂をサンドイッチした構造になっています。
>「話の都合上、外の景色が見えてはいけない」からって方が大きい気がするが。
それだったら巨大な曇りガラスでもOKでは。
>タネ明かしされちゃうと2度読む気にはならん。それは大抵の推理小説や、謎解きを含むSFでは当てはまることだと思うけど。
>それだったら巨大な曇りガラスでもOKでは。
いや駄目ですよ。くもりガラスにするもっともな理由がないといけないし(通常そんな理由はないので不自然)、ある程度光を透過するようだと入射してくる光路(くもりガラスといえど、太陽(に相当するもの)のような強い光源からの光は元の光路がある程度わかる)が不自然(太陽ならほぼ無限遠からの平行光で近似できるが、話の舞台のような状況だと一目でわかるぐらい広がり角を持つ)ですので。#でもってそれすらわからないぐらい曇らせると、もはや窓である意味がないという。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
可能かどうかって聞かれたら・・・ (スコア:0)
だって今すでに地球っていうスペースコロニーがあるわけだし
Re: (スコア:2)
リンク先の元ネタを読むと分かりますが、ここで富野氏のいうところの「スペースコロニー」とは、ガンダム世界のようなオニールの宇宙島スタイルを指しています。であれば、非現実的というのはしごく真っ当な見解でしょう。
より一般的な「宇宙殖民地」としての解釈をするとして、「惑星または天然の大型衛星上でのスペースコロニー」ということなら、まあアリかもしれませんけど。(それが何年後に可能になるのかはともかくとして)
宇宙放射線病は深刻ですぞぉ (スコア:5, 興味深い)
> リンク先の元ネタを読むと分かりますが、ここで富野氏のいうところの「スペースコロニー」とは、ガンダム世界のようなオニールの宇宙島スタイルを指しています。であれば、非現実的というのはしごく真っ当な見解でしょう。
ジェイムズ・P・ホーガンの「終局のエニグマ」ってSF小説がスペースコロニーを舞台としているのですが、
このコロニーがガンダムに出てくるような大きなガラス窓をもつコロニーではなくて窓がまったく無い閉鎖型のコロニーです。
文庫本の終わりの解説ではこの件にも触れていて、(私の記憶では)オニールが提唱して以降の研究を反映させたものであるとのこと。
つまり、ああいう大きな窓ガラスがあると、コロニー内に侵入してくる有害な宇宙線のレベルが高すぎて人間が長期滞在できないんだとか。
ホーガンの小説ではコロニーの外壁は厚さ数メートルの土砂をサンドイッチした構造になっています。
あぁ、「ン」が消えてるんですよ。「ビーフン・カレー」ね。
Re:宇宙放射線病は深刻ですぞぉ (スコア:2, 参考になる)
鉛ガラスの厚いものなら透明度や放射線遮蔽のための物質厚をかせげると思います。
さらにタングステン酸鉛という鉄よりも重いのに透明な物質もあります。
(私が知らないだけで他にもいろいろあるとは思いますが)
これなどは遮蔽という意味ではほとんどの金属よりも有効でしょう。
もちろん費用は度外視で。
Re: (スコア:0)
# ホーガンの小説はどれもそうだ。タネ明かしされちゃうと2度読む気にはならん。
Re:宇宙放射線病は深刻ですぞぉ (スコア:1)
>「話の都合上、外の景色が見えてはいけない」からって方が大きい気がするが。
それだったら巨大な曇りガラスでもOKでは。
>タネ明かしされちゃうと2度読む気にはならん。
それは大抵の推理小説や、謎解きを含むSFでは当てはまることだと思うけど。
Re: (スコア:0)
>それだったら巨大な曇りガラスでもOKでは。
いや駄目ですよ。
くもりガラスにするもっともな理由がないといけないし(通常そんな理由はないので不自然)、ある程度光を透過するようだと入射してくる光路(くもりガラスといえど、太陽(に相当するもの)のような強い光源からの光は元の光路がある程度わかる)が不自然(太陽ならほぼ無限遠からの平行光で近似できるが、話の舞台のような状況だと一目でわかるぐらい広がり角を持つ)ですので。
#でもってそれすらわからないぐらい曇らせると、もはや窓である意味がないという。
ミノフスキー物理学という技術革命があった世界ですから (スコア:0)
有害な宇宙線を遮断できる技術が存在できるのでしょうけれど、現実の世界では無理ですね。
絶対に無理かというと、そこは難しいところで、有人火星計画では宇宙船か、宇宙船に同伴する宇宙船に電磁シールドを持たせて
有害な宇宙線を遮断できる技術を開発しようとしていますから、同様の一種の日傘のような発電システムなどと兼用になる何かで
スペースコロニー群をカバーする採算性の良い技術が開発されれば、無理ではなくなるはずです。たぶん。