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これ、Top500のようなLINPACKでの性能は考慮されてないかもしれないが、http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1106/tokyou.htm [impress.co.jp]2008年に1システム2ペタFLOPS(GRAPE-DRプロセッサを4,000個、512台の汎用PCクラスタ)っていう話だから、たとえ実行効率が5%だったとしても、50位くらいに入ると思うのだが・・・。
コメント出てますねhttp://jun.artcompsci.org/journal/journal-2010-06.html#1 [artcompsci.org]
> 2PF は単精度で、現在のチップは倍精度は単精度の半分、当初計画では倍精度は単精度の 1/4 だったはず、、、というのを振興調整費の申請書で確認しようと思ったら、倍精度の数字はどこにも書いてないのか。
科学技術振興調整費データベースでhttp://scfdb.tokyo.jst.go.jp/pdf/20041080/2008/200410802008rr.pdf [jst.go.jp]を見ると、倍精度256Gflopsとある。
当初の性能目標を達成できていないのを、ストレートに書かずに遠まわしに書き、http://scfdb.tokyo.jst.go.jp/pdf/20041080/2008/200410802008er.pdf [jst.go.jp]では、性能目標の達成度に触れない評価をしてもらう・・・こんな学者どうしの馴れ合いはイカンでしょ。
前回も「間に合わなかった」と言ってましたね。http://www.artcompsci.org/~makino/journal/journal-2009-11.html#16 [artcompsci.org]
学者先生の業界では、患者は死亡したが手術は成功したのでOK、みたいな感じの強弁・ゴマカシは常識で、それをやらないと予算を取れないということなのかもしれませんが、GRAPE-DRに期待していただけにガッカリです。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
GRAPE-DRどこいった? (スコア:0)
これ、Top500のようなLINPACKでの性能は考慮されてないかもしれないが、
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1106/tokyou.htm [impress.co.jp]
2008年に1システム2ペタFLOPS(GRAPE-DRプロセッサを4,000個、512台の汎用PCクラスタ)
っていう話だから、たとえ実行効率が5%だったとしても、50位くらいに入ると思うのだが・・・。
Re:GRAPE-DRどこいった? (スコア:1, 参考になる)
http://jun.artcompsci.org/articles/future_sc/note084.html#rdocsect89 [artcompsci.org]
Re:GRAPE-DRどこいった? (スコア:1, 参考になる)
その内訳は、
500MHz動作→366MHz動作、計画の73%
512ノード→196ノード、計画の38%
かけ算して計画の28%
他に何か半分になった要素があるはずだが・・・何だろう
もしかしてGRAPE-DRボードが100枚しか存在しないとか?
よくこれで予算出したところが許したな。
Re: (スコア:0)
ベクトル勝つる
それはともかく、なぜこんな体たらくなのか本人の総括を待ちたいね
つかこれ、マキーノ神以外の人が使いこなせるしろものなのか?
Re: (スコア:0)
コメント出てますね
http://jun.artcompsci.org/journal/journal-2010-06.html#1 [artcompsci.org]
> 2PF は単精度で、現在のチップは倍精度は単精度の半分、当初計画では倍精度は単精度の 1/4 だったはず、、、というのを振興調整費の申請書で確認しようと思ったら、倍精度の数字はどこにも書いてないのか。
Re: (スコア:0)
科学技術振興調整費データベースで
http://scfdb.tokyo.jst.go.jp/pdf/20041080/2008/200410802008rr.pdf [jst.go.jp]
を見ると、倍精度256Gflopsとある。
当初の性能目標を達成できていないのを、ストレートに書かずに遠まわしに書き、
http://scfdb.tokyo.jst.go.jp/pdf/20041080/2008/200410802008er.pdf [jst.go.jp]
では、性能目標の達成度に触れない評価をしてもらう・・・こんな学者どうしの馴れ合いはイカンでしょ。
Re: (スコア:0)
前回も「間に合わなかった」と言ってましたね。
http://www.artcompsci.org/~makino/journal/journal-2009-11.html#16 [artcompsci.org]
学者先生の業界では、患者は死亡したが手術は成功したのでOK、みたいな感じの強弁・ゴマカシは常識で、それをやらないと予算を取れないということなのかもしれませんが、GRAPE-DRに期待していただけにガッカリです。
Re: (スコア:0)
個人的にはGRAPE-DRは専用機に多少の汎用性を持たせたものであって、それにLinpackでの性能を期待するのは…と思ってしまいます。
実際のところ、現状のホスト構成ではメモリ周りとかLinpackで性能出すには十分ではなかったりと色々と無理している感じですよね。
#期待できるのは消費電力あたりの性能とか位でしょうか?
#そういうのでも名前が載っているとうれしいわけですが。
今回はご本人もプロジェクトマネジメントのミスを認めていらっしゃるようですし、次回に期待しています。
#本来の目的の方が優先でLinpackは後まわしになるのもしかたないのかなとも思いますし。
Re: (スコア:0)
牧野氏自身が、GRAPE-DRは彼自身が意外なほど応用範囲が広い、Linpackも十分性能がでると主張していたわけです。
もっともアプリケーション性能はメモリバンド幅で決まるとも言っていましたが、やっぱりメモリ性能を引き出すのにLinpackですらすげえ苦労してんじゃんと思うわけよ。
プロジェクトをはじめた頃の彼の日記に書いてありますよ。
Re: (スコア:0)
そうして一通り読んでみるとやはり今の構成ってLinpack向きじゃないよなぁと思うわけでして。
TOP500を主体に考えるならLinpack向けにホスト構成とかもきっちりチューニングすべきなのでしょうけど、そこでチューニングしたものってGRAPE本来の目的にはオーバースペックなモノになるわけですよね。
それでは本末転倒だと思います。
#そんなお金があるなら本来の目的向けにもう1セットとかの方が有益なんじゃないかと。
限られた資源の中でLinpackでもそこそこの性能は出ているわけですし、これはこれである程度の意味があると思います。
もちろん、TOP500向けにチューニングされたGRAPE-DRの全力の性能ってのも見てみたいとは思いますが…。
#スポンサーになれるような財力も無いし…。
Re: (スコア:0)
このスレに張ってあったリンクによると、HPLをチューニングしてGRAPE-DRの理論的限界まで出せたんじゃないかとのことですよ。でもそれが間に合わなかったと。
なぜ間に合わないほど苦労したのか自己批判してほしいところです。
Re: (スコア:0)
1チップで1Tflops(単精度)、1ボードに8チップ搭載、1サーバに2ボード搭載、1クラスタ64サーバを2セットで2Pflops(単精度)
という華々しいプレスリリースに対して、実際に稼働しているのが、
1チップで380Gflops(単精度)、1ボードに4チップ搭載、1サーバに1ボード搭載、1クラスタ64サーバを2.5セットで0.24Pflops(単精度)
という縮小されたもの(らしい)、詳しい話はベールの向うで公開された報告書や日誌などの断片的な数字から想像するしかない、という・・・それが残念でなりません。