アカウント名:
パスワード:
不満なら日本から出て行け!
いや、その方がみんなにとって幸せだと思うよ。経済環境から考えて、行政側の素早い対策なんて望むべくもないし。改善を待ってる暇があるならより良い場所に行った方がいいでしょ?
# 「日本の将来」とかどうでもいいでしょ。# どうせみんな「自分を取り巻く環境」程度しか考えないんだから。
科学者としてよい環境を求めて欧州に移り、大学で教職に就いてます。
音楽家やスポーツ選手同様、昔から科学者とって国境の障壁は低いですよ。待遇や環境が自分にそぐわなければ、よりよい場所へ移るというのは、科学者にとって普通。そんで、欧州に関して言えば国境を越えて移動することを推進しているし、キャリアとして評価もされます。
>普通移民しても国籍とれなきゃ所詮は余所者扱い、
日本にいるとそれが普通の感覚かもしれません。アメリカはどうだろう?私の狭い「周り」で見聞きした限り、ヨーロッパで科学者のような知的技能職についている人間を、外国人だからといってよそ者扱いする輩は居ませんでした。
>だからこそ、日本にいたまま状況が改善すればその方がいいのではないでしょうか?
どうやって改善するのです?指をくわえて待ってても何も変わりませんよ?何らかの政治的アクションを起こすのも手です。科学者がよりよい研究環境を求めて外国へ出るというのも、それがある程度の数になれば政治的な圧力になり得ます。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
ソースを見ろ -- ある4桁UID
あえて言おう (スコア:0)
不満なら日本から出て行け!
いや、その方がみんなにとって幸せだと思うよ。
経済環境から考えて、行政側の素早い対策なんて望むべくもないし。
改善を待ってる暇があるならより良い場所に行った方がいいでしょ?
# 「日本の将来」とかどうでもいいでしょ。
# どうせみんな「自分を取り巻く環境」程度しか考えないんだから。
Re: (スコア:1, すばらしい洞察)
そりゃ、転職するのと同じぐらいの壁で国籍を変えられればね。
普通移民しても国籍とれなきゃ所詮は余所者扱い、でも国籍をとるのは難しいし下手すれば軍隊入れなんてのも珍しい話じゃないし、親戚とかしがらみとか色々ある。
だからこそ、日本にいたまま状況が改善すればその方がいいのではないでしょうか?
Re: (スコア:3, 興味深い)
科学者としてよい環境を求めて欧州に移り、大学で教職に就いてます。
音楽家やスポーツ選手同様、昔から科学者とって国境の障壁は低いですよ。
待遇や環境が自分にそぐわなければ、よりよい場所へ移るというのは、
科学者にとって普通。そんで、欧州に関して言えば国境を越えて移動する
ことを推進しているし、キャリアとして評価もされます。
>普通移民しても国籍とれなきゃ所詮は余所者扱い、
日本にいるとそれが普通の感覚かもしれません。アメリカはどうだろう?
私の狭い「周り」で見聞きした限り、ヨーロッパで科学者のような知的技能職に
ついている人間を、外国人だからといってよそ者扱いする輩は居ませんでした。
>だからこそ、日本にいたまま状況が改善すればその方がいいのではないでしょうか?
どうやって改善するのです?指をくわえて待ってても何も変わりませんよ?
何らかの政治的アクションを起こすのも手です。科学者がよりよい研究環境を求めて
外国へ出るというのも、それがある程度の数になれば政治的な圧力になり得ます。
Re:あえて言おう (スコア:0)
>ついている人間を、外国人だからといってよそ者扱いする輩は居ませんでした。
そりゃ、そういう世界の中「だけ」では、その通りです。でも、生活はそれだけでは成り立ちません。その場所にも社会があります。
住んでいる場所の社会や当地を管理している行政の扱いは、多くの国で、あくまで「外国人」と自国民を明確に区別しています。
人種問題やらはともかく、国籍をとらなければ、あくまで社会からの扱いは余所者にすぎず、「外国人」としてのデメリットは甘受しなければなりません。
国籍をとれば、少なくとも法的には、その国の国民と同等になりますが、それは簡単な話ではないです。国にもよりますが様々な条件(生活力があるとか一定の技術や技能、能力があるとか、犯罪をしてないとか)をクリアして、下手をすれば軍隊に入るとかして、その国に忠誠を誓わなければなりません。
こちら [srad.jp]でも指摘されていますが、アメリカ社会で認められるために日系人の中には米軍に入って危険な任務についた人たちもいます。
>どうやって改善するのです?指をくわえて待ってても何も変わりませんよ?
それなら、出て行く前に待遇改善を求めてデモ行進するとか、科学者や技術者の労働組合を作って労使交渉やロビー活動とかデモをするとか、究極的には理系政党を作って理系の代表になる議員を国会に送り込む手も一応ありますよ。
それが不可能な社会構造だったり、あるいはそのような活動に対して有形無形の弾圧を加えてくる様な国なら、出ていくべきだとは思いますが、その場合日本の改善を訴える手段として出るなんて考えは捨てて、その国に定着して国籍をとる努力をするべきです。
Re:あえて言おう (スコア:1, 興味深い)
正しい。国籍を取らないかぎり外国人であり、そのハードルは確かに高い。
では、外国人として海外の研究機関で働き、また海外で生活することは、日本の政策を
自分の好きなように変えることよりも難しいのですか?
研究者は自分の研究をしたいんです。政治活動をしたいのではありません。
海外で研究することが自国の政策を変えることよりもハードルが低いのであれば、
海外へ出て行くことを選びます。
#日本の研究機関は教授や研究主任等が外国人であることは"めずらしい"のですが、
#海外ではそっちの方が"めずらしい"のです。
#実際、自分が共同研究している海外の研究者のうち、自国の研究機関に務めている方は
#3割位ですかね。
国益? それは多くの研究者にとって二次的なものであって、主目的ではありません。
#研究者は利己的なものです。研究者が政治的な権力を持った方がいいのかどうかは、
#慎重に考える必要があると思います。
私の知り合いの研究者の大半は、"知りたい"から研究しています。
人の役に立つという観点から研究活動を行なう多く人もいます。
彼らはしかし、"国益"というものに視線を合わせてはいません。
自分のやっていることが役に立つのなら、研究成果が日本と競合している国で使われても
かまいません。
そのような、利己的で、世界中のどこにでも勝手に行ってしまう研究者を、どうやって
自国の国益に繋げるのか。そこが、各国の政治家/官僚の腕の見せ所でしょうね。
Re:あえて言おう (スコア:1, 興味深い)
>自分の好きなように変えることよりも難しいのですか?
単に目先の出稼ぎできればいいのであれば、海外に出た方が簡単でしょう。
でも、日本を棄てて、その国に定着して、国籍を取るハードルを乗り越える覚悟がないなら、日本の政策を変える努力の方がマシではないでしょうか。
>研究者は自分の研究をしたいんです。政治活動をしたいのではありません。
もちろん、理想的にはそうでしょう。
でも、それに必要な環境を獲得するには、政治層や象牙の塔の外に働きかける必要があり、科学技術系の人の中にそういう人が必要なのは、世の習いです。
かのビル・ゲイツだって、元々はgeekです。でも、geekしているだけでは、社会との軋轢から限界が来て政治層への働きかけを強めた。
ましてや、Microsoftのような民間企業ではなく、公的な資金のウェイトが高い基礎研究に至っては、その必要性はもっと強くなるのは明白です。国民の税金を使うのですから。
>自分のやっていることが役に立つのなら、研究成果が日本と競合している国で使われてもかまいません。
これ、本気で言っていますか?
科学技術は、別に平和目的だけではありませんよ。(それでも経済的競争の問題はありますが)
軍事目的、もっと言うなら人殺しの道具にも使えるんですよ。あなたの研究成果が敵対的な国に渡って、兵器に組み込まれ あなたの故郷を焦土にしたり、家族を虐殺するかもしれないんですよ。
いわゆる地球市民のつもりなのかもしれませんが、そんなものが存在するのはフィクションの中だけです。
釈迦に説法だと思いますが、「キリスト教」「人権」「民主主義」の共通項を持ったEUですら、ここまで統合するのに大変な苦労と時間が必要だったんです。
ましてや地球連邦なんて、共通項がホモ・サピエンスが住んでいるだけでは絶対無理でしょう。
私も、専門分野への需要の関係もあり、日本に核ミサイルを向けていたり、反日暴動をやったりするような某国関連からのお話をいただいたことがありますが、全て断りました。
今のところ、私は日本の政策や社会風土を変える方向へ、微力ながらできることをするつもりです。
そして、もし私が海外にでることがあるとしたら、日本を完全に見限り、日本国籍を棄てる覚悟を決めたときでしょう。
>そのような、利己的で、世界中のどこにでも勝手に行ってしまう研究者を、どうやって
>自国の国益に繋げるのか。そこが、各国の政治家/官僚の腕の見せ所でしょうね。
誠に残念ながら日本はこの点では、もう手遅れかもしれません。
ですから、日本を棄てる覚悟なら海外に出るのも一つの選択ではあるでしょうね。
Re: (スコア:0)
"科学者"を使うべきだったと後悔しています。
科学の世界において、最大の業績は"論文を出版すること"です。
自分の研究成果を、全世界に向けて発信し、知らしめることが最重要であり、
研究成果を"発表しない"のであれば、全く評価されません。
どんなに優れた研究をしていたとしても、その人は何もしていないのと同じです。
#まともな研究をやっているというのは大前提です。
#それから、もちろん"科学者の最終目的は論文を出すことである"と言っているわけではありません。
論文が出版された瞬間に、その研究