アカウント名:
パスワード:
保守費用って、ある種の掛け捨て保険なわけで、保険屋としてそろばんを弾いたら、今の保守費用は保険的に「高くつく」、という判断をした、ということですよね。
ま、何かあった場合にはスポット保守なり、緊急手配したりとかにサッとお金が出せるという体制があって初めて出来るマネですね。これで年間3億節約なんだから、実際の出費がそれ以下なら元がとれたと言うことでしょう。
ハードはそれでいいけど、、、オラクルのサポート切るのは自殺行為だとおもうぞ。あそこ、サポート料払わないとセキュリティパッチも出さなかった筈。
ここ10年くらいの健康保険もそんなもんになりさがってるなぁ・・・。重篤な持病持ちを除けば実費払う方がはるかに安上がり。だから国保なんて金持ちは加入しない。
国がやってもベンダーがやっても、強制力を伴う保険契約は根本から狂う法則。
交通事故は健保適用医療機関が赤字補填目的で吊り上げてるので事情が特殊すぎるよ。
一定の競争が働く自由診療はやりたい放題にはなってないから。歯列治療は自由診療ばかりになっている所でもアメリカなどと比べて特別に高いわけでもないし、実質的に自由診療になってしまったコンタクトレンズも無難な価格帯に落ち着いてる。保険証持たずに風邪薬を貰いに行ってもせいぜい1万円以内なので暴利ってわけでもないでしょう。
一方で健康保険。国保の例では所得のある世帯の半数以上が上限である70万円弱/年を課される。それだけ払えば最も身近な高額医療である歯科矯正治療ですら1年分の保険料で出来てしまう。そして、それだけの高額な保険料を払っても万一の際の支えにはなるとは限らないし。たとえばガン治療に重粒子線を使いたくても適用除外なのでだいたい500万円くらいの自由診療。高いように見えるこの金額でも10年分の保険料と比べてしまえば安いという有様で、先進医療を受けたい層にとってはガンのような生涯レベルの大病においても「使えない」。保険診療を使う一般層にとっては保険料が高すぎて、高度医療を受けたい富裕層にとっては使えなくて、どっちにしたってお話にならないとしか言いようがない。
本当に困った際のニーズにマッチしない高額保険って点では、健保もベンダーの保守料も似たようなものだと思うんですよね。ベンダーの保守料も高い金額取りながら保守範囲が細かく決まっていて、設計不備に起因するようなものは有償対応だったりで実質的に使えないです。ある程度のスキルを持って保守範囲の作業なら出来てしまう人にとっては、せいぜいサポセンへの問い合わせる権利がもらえる程度のモノしかありません。
日本の医療費が先進国一安いのに自己負担額(保険料含めた)はなぜかバカ高いとか、制度上の歪みが国民健康保険に(会社で働いている人は大抵組合健保なので、病気のリスクが高い人が国保に集まる)集まっているために国保の保険料は余計に高い、とかは同意しますが、
重粒子線治療にちょっと夢持ちすぎと思います。今のところ、「重粒子線治療で初めて治るがん」になる人、というのは極めて対象が少ないです。むしろ、もっと普通の「切れば治る癌」とか、高額医療ではあっても、それよりずっと対象者が多いと思われる臓器移植が健康保険適用になっている、ということの方を重視すべきじゃないでしょうか。
# 500万円だったら、保険適応になっているゼヴァリンと大して変わらないし。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
人生unstable -- あるハッカー
保険屋が保険を買わない、ということは。 (スコア:5, すばらしい洞察)
保守費用って、ある種の掛け捨て保険なわけで、保険屋としてそろばんを弾いたら、今の保守費用は保険的に「高くつく」、という判断をした、ということですよね。
お金があるからこそ出来るコト (スコア:1)
ま、何かあった場合にはスポット保守なり、緊急手配したりとかにサッと
お金が出せるという体制があって初めて出来るマネですね。
これで年間3億節約なんだから、実際の出費がそれ以下なら元がとれたと
言うことでしょう。
ハードはそれでいいけど、、、オラクルのサポート切るのは自殺行為
だとおもうぞ。あそこ、サポート料払わないとセキュリティパッチも
出さなかった筈。
オフトピだけど (スコア:1, 興味深い)
ここ10年くらいの健康保険もそんなもんになりさがってるなぁ・・・。
重篤な持病持ちを除けば実費払う方がはるかに安上がり。だから国保なんて金持ちは加入しない。
国がやってもベンダーがやっても、強制力を伴う保険契約は根本から狂う法則。
Re:オフトピだけど (スコア:0)
自由診療になったら病院側のやりたい放題ですよ。
交通事故での診療なんかがいい例ですね。
Re:オフトピだけど (スコア:1, 参考になる)
交通事故は健保適用医療機関が赤字補填目的で吊り上げてるので事情が特殊すぎるよ。
一定の競争が働く自由診療はやりたい放題にはなってないから。歯列治療は自由診療ばかりになっている所でもアメリカなどと比べて特別に高いわけでもないし、実質的に自由診療になってしまったコンタクトレンズも無難な価格帯に落ち着いてる。保険証持たずに風邪薬を貰いに行ってもせいぜい1万円以内なので暴利ってわけでもないでしょう。
一方で健康保険。国保の例では所得のある世帯の半数以上が上限である70万円弱/年を課される。それだけ払えば最も身近な高額医療である歯科矯正治療ですら1年分の保険料で出来てしまう。
そして、それだけの高額な保険料を払っても万一の際の支えにはなるとは限らないし。たとえばガン治療に重粒子線を使いたくても適用除外なのでだいたい500万円くらいの自由診療。高いように見えるこの金額でも10年分の保険料と比べてしまえば安いという有様で、先進医療を受けたい層にとってはガンのような生涯レベルの大病においても「使えない」。
保険診療を使う一般層にとっては保険料が高すぎて、高度医療を受けたい富裕層にとっては使えなくて、どっちにしたってお話にならないとしか言いようがない。
本当に困った際のニーズにマッチしない高額保険って点では、健保もベンダーの保守料も似たようなものだと思うんですよね。ベンダーの保守料も高い金額取りながら保守範囲が細かく決まっていて、設計不備に起因するようなものは有償対応だったりで実質的に使えないです。ある程度のスキルを持って保守範囲の作業なら出来てしまう人にとっては、せいぜいサポセンへの問い合わせる権利がもらえる程度のモノしかありません。
Re: (スコア:0)
日本の医療費が先進国一安いのに自己負担額(保険料含めた)はなぜかバカ高いとか、
制度上の歪みが国民健康保険に(会社で働いている人は大抵組合健保なので、病気のリスクが高い人が国保に集まる)集まっているために国保の保険料は余計に高い、とかは同意しますが、
重粒子線治療にちょっと夢持ちすぎと思います。今のところ、「重粒子線治療で初めて治るがん」になる人、というのは極めて対象が少ないです。むしろ、もっと普通の「切れば治る癌」とか、高額医療ではあっても、それよりずっと対象者が多いと思われる臓器移植が健康保険適用になっている、ということの方を重視すべきじゃないでしょうか。
# 500万円だったら、保険適応になっているゼヴァリンと大して変わらないし。