「男性技術者目線だけでガラパゴス化は防げるのか？」記事へのコメント

男女差別、技術者差別関係なし

[Anonymous Coward]

ガラケーは、そもそも日本の携帯電話・PHS会社が電話機メーカーに影響を与え、
電話機メーカーもそれに乗ることで海外で勝負しなくても国内市場だけで大きな
利益を出せていたことから起きたことです。
海外を考えず、国内だけで売れればいいのだから、国内に特化した電話機に
なっても仕方が無いでしょう。

それを「男性」「技術者」という変な差別か何かで原因にされても、話として
とてもくだらないものにしかならないです。

そもそも日本の技術で世界のトップシェアを占めているものって腐るほどあります。
#本当に腐ってしまったけど。
それらは高い比率で「男性」「技術者」らの開発したもの。

もちろん「女性」「技術者」も少なからずいるだろうけれど、それは女性だから世界に
通用する技術を開発できないという差別ではなく、技術者に女性が少ないという
だけの話です。

Re:男女差別、技術者差別関係なし

[Anonymous Coward]

それは凄い勘違い。
日本のケータイメーカーは昔は凄く海外に販売を掛けてましたよ。
確かNEC（panaだっけ?）とか欧米や中国国内で販売トップを撮った事も有る筈。
そして、その当時だって日本のケータイは今以上にガラパゴスでした。
W-CDMAやCDMA2000の上の独自利用が云々？そんな甘い話では無く。

売れなくなったのは圧倒的なマスで売り込んだNokiaとか韓国製品に勝てなかった。
単に量産と流通販売の問題。
その後は中国製なんぞの低価格の物も増えた。
そっちは売っても利益率が低いので放棄した。

って所でしょう。

「ガラパゴス」って量産分野で日本の産業構造で取れるパイが減ったのを認めたくない人には都合が良いので使う人が多いだけでしょう。
「（自分を含む）日本自体の問題」ではなく「（自分を含まない）一部企業が馬鹿」としたいだけ。
良くある「自分は悪くない」為の理論展開の変形みたいなもん。

そういうのを無視して売れていた時と現状を見れば、実はそれほど難しくなくその差は解ります。
売れていた時は製品の国内製造率が高かったんですよ。
そしてその移行の原動力は「値段」だけ。
それだけのシンプルな話なんですが、変な言葉で包むから解り辛くなっているだけですよ。