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現場支払いの時は「予想される被害総額よりはマシ」程度のぼったくり価格で受け付ければいいのに。#火災規模にもよるんだろうけど、1回の出動でどのくらい金かかるのかな
火事のときに大金をその場で現金で払える人は少ないだろうし、在宅でないこともあります火事のあとではそもそもお金がなくて、転居もするでしょうから踏み倒される可能性が大きいでしょう
このケース、そもそもSouth Fulton市の消防が、市とは関係ない地域の消火まで請け負っているわけで、市民でもなければお金も払ってない人を守る義務は、確かにないですよね。
市外なのにお金を払えば越境サービスをしてくれるSouth Fultonの消防を責めるより、地元自治体が消防サービスを提供していないことを責めるのがスジではないでしょうか。
他コメントの人で、分かっている人もいるみたいですが、補足しておきます。日本では、すべての国土がいずれかの市町村に所属していますが、アメリカでは、「どの市町村にも含まれない土地(unincorporated area)」というのが存在します。
そういう土地は、郡(county)が直接管理するのですが、郡というのはかなり広い地域を管轄していることが多く、きめ細やかな住民サービスを行うような組織ではありません。(都会のほうだと、いろんなことやってくれる郡もあるけど。)
場所によって事情は違いますが、警察は郡または州が担当、消防・教育・水道などは、今回のストーリーのように近隣の市町村にお金を払って依頼するか、あるいは住民が独自に消防団や学校運営のための組織を作るかということになります。
地元自治体が消防サービスを提供していないことを責めるのがスジではないでしょうか。
「責める」という表現に違和感を覚えます。一般的に消防救急なんかはある程度の規模が必要だと思います。今回の事件は、日本で言えば町村部で発生したようですが (南フルトン市の属するオビオン郡内の他の市に消防があるかは不明)、それぞれが持たねばならないという主張は、単なる「自己責任」論に過ぎないと思います。テネシー州に限らずアメリカでの制度は判りませんが、消防の単位で「郡」じゃない理由ってなんでしょう。日本だと広域消防 (市及びその周辺部で一体となって提供) を行いますよね。
この話では、郡内の他地域での提供契約が拙い形になっているのが問題でしょう。実際、今回きちんと料金を払っている隣家にまで延焼していますし。# 家単位での消防契約という形をとってるようですが、重要な役目である延焼防止がおろそかになっています。
話はそれますが、日本だと島根県簸川郡斐川町が、来年度以降の消防サービスが提供できるかどうか問題になっています (消防業務延長申し入れ 斐川町議長「合併白紙」を示唆 島根 - MSN産経ニュース [msn.com])。ここの場合市町村合併との兼ね合いも合ってどろどろしていますが…。確かに現在委託されている出雲市消防局にとっては、市民でもなければお金も払ってない人を守る義務は、確かにないです。ただそういう正論を以って、郊外地域の住民の身体生命財産をないがしろにするような言い方はちょっと。
>消防の単位で「郡」じゃない理由ってなんでしょう。
「郡」が物理的に広すぎてなおかつ人口密度が疎に過ぎて消防組織を組織運用できないのでは?たとえば「火事発生!消防隊出動!」と連絡を受けても消防車が1台きり当直員は一人きり現場は拠点から150km先で非当直員は現場から逆方向に200km先にいるという状態だったら事実上対応できないでしょう。
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柔軟に (スコア:1)
現場支払いの時は「予想される被害総額よりはマシ」程度のぼったくり価格で受け付ければいいのに。
#火災規模にもよるんだろうけど、1回の出動でどのくらい金かかるのかな
Re:柔軟に (スコア:2, すばらしい洞察)
火事のときに大金をその場で現金で払える人は少ないだろうし、在宅でないこともあります
火事のあとではそもそもお金がなくて、転居もするでしょうから踏み倒される可能性が大きいでしょう
このケース、そもそもSouth Fulton市の消防が、市とは関係ない地域の消火まで請け負っているわけで、
市民でもなければお金も払ってない人を守る義務は、確かにないですよね。
市外なのにお金を払えば越境サービスをしてくれるSouth Fultonの消防を責めるより、
地元自治体が消防サービスを提供していないことを責めるのがスジではないでしょうか。
Re:柔軟に (スコア:2)
他コメントの人で、分かっている人もいるみたいですが、補足しておきます。
日本では、すべての国土がいずれかの市町村に所属していますが、アメリカでは、
「どの市町村にも含まれない土地(unincorporated area)」というのが存在します。
そういう土地は、郡(county)が直接管理するのですが、郡というのはかなり広い地域を
管轄していることが多く、きめ細やかな住民サービスを行うような組織ではありません。
(都会のほうだと、いろんなことやってくれる郡もあるけど。)
場所によって事情は違いますが、警察は郡または州が担当、消防・教育・水道などは、
今回のストーリーのように近隣の市町村にお金を払って依頼するか、あるいは住民が
独自に消防団や学校運営のための組織を作るかということになります。
Re:柔軟に (スコア:1)
「責める」という表現に違和感を覚えます。一般的に消防救急なんかはある程度の規模が必要だと思います。今回の事件は、日本で言えば町村部で発生したようですが (南フルトン市の属するオビオン郡内の他の市に消防があるかは不明)、それぞれが持たねばならないという主張は、単なる「自己責任」論に過ぎないと思います。テネシー州に限らずアメリカでの制度は判りませんが、消防の単位で「郡」じゃない理由ってなんでしょう。日本だと広域消防 (市及びその周辺部で一体となって提供) を行いますよね。
この話では、郡内の他地域での提供契約が拙い形になっているのが問題でしょう。実際、今回きちんと料金を払っている隣家にまで延焼していますし。
# 家単位での消防契約という形をとってるようですが、重要な役目である延焼防止がおろそかになっています。
話はそれますが、日本だと島根県簸川郡斐川町が、来年度以降の消防サービスが提供できるかどうか問題になっています (消防業務延長申し入れ 斐川町議長「合併白紙」を示唆 島根 - MSN産経ニュース [msn.com])。ここの場合市町村合併との兼ね合いも合ってどろどろしていますが…。確かに現在委託されている出雲市消防局にとっては、市民でもなければお金も払ってない人を守る義務は、確かにないです。ただそういう正論を以って、郊外地域の住民の身体生命財産をないがしろにするような言い方はちょっと。
Re: (スコア:0)
>消防の単位で「郡」じゃない理由ってなんでしょう。
「郡」が物理的に広すぎてなおかつ人口密度が疎に過ぎて消防組織を組織運用できないのでは?
たとえば「火事発生!消防隊出動!」と連絡を受けても消防車が1台きり当直員は一人きり
現場は拠点から150km先で非当直員は現場から逆方向に200km先にいる
という状態だったら事実上対応できないでしょう。