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ちょっとまった。spam対策戦略について考える前に、spam対策「政略」を考えよう。
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第1の考察点。「なぜ彼らはspam『日記』を作るのか」
ストーリーにはACでもコメントが入れられますよね。常識的に考えるなら、わざわざアカウントを取ってspam日記を作る前に、これらのストーリーに対するACコメントとしてspamコメントを作りそうなものです。が、そういうことはしていない…ように見える。
わざわざ「アカウントを取る」目的は何なんだろう?spamであっても「見られる」事を第一目的とするなら、ACコメントを使う方がはるかに robust で view 回数が優れているのに。
2つ目の考察点
AC での spam コメントはマイナスモデレーションにより沈められますから、ページランクへの効果が期待できないということではないでしょうか。
Googleのページランクは機械探索ですから、マイナスモデレーションであっても全部追い回しますよ?なのでそれは関係ないかと。
それに、spam日記の中にはリンクすらないものもある。あれは何を意図していたのか…
あまりコストを増やさずにより効果的な方法がないかというのが私の考えです。
うーん、いまいち「コスト」が判らないよね。というか、コストを掛けずにと言いつつ、現在のコストが判明していないのでは、説得力が…。
たとえば:
また、ユーザー ID が無駄に消費される点も問題と考えます。(尤も、この点に関しては実害よりも心理的な抵抗の方が大きいかもしれません。)
とあるけれど、これは確か再利用不可能じゃなかったっけ?たとえば私がUID=300000番でspammerだったとして、spammerとしての活動がシステム中に残っているわけだから、300000番を再利用してしまうと誰かが私の spam活動結果の持ち主になり、データが復活してしまう。再利用する前に綺麗に消すのは難しいだろうし、300000番を消しても3000001番、3000002番などの一般ユーザーはすでにいるだろうから「UIDの穴を探す」必要が出て、一気に計算量が増えてしまう。
実際、ユーザーは消えてないよね?
そして、 spam 日記が随時削除されているという事実からも、スラッシュドットジャパンの編集者の方々も (どのような点を問題としているのかはともかく) spam 日記を問題としており、少なくとも spam 日記の削除がコストに値すると判断しているものと考えます。
うん。ただ、「コスト計算をしたのか?」という疑問が先にある。コストを無視して消していたけれど、考えてみたらコストに値しないなぁ…と言われたら目も当てられない。
したがって、「運営側がウザったいと思った」だけなのか、「コスト計算の結果これだけの悪影響があることがわかったので消すことにしている」のか…は気になるところ。特に「他のblogサービス会社は消していない」事から考えて、コスト的にはかなり微妙なのではないかと思う。
あとコストには「人的コスト」と「機械的コスト」の両面があるわけですが、/.J にはどちらにゆとりがあるのかも気になるよね。計算量が多いけれど、人手が少なくて済む方法は「マシンルームに余裕がある」場合は優れた方法だ。マシン一台分増やすとしても、お値段的には20万円以上掛ける必要はあるまい。ところが「マシンルームにはもう余裕がなく、排熱を考慮するとワンランク上の所に引っ越さなくちゃいけない」となると実はマシンを増やすのはかなりの高コストになる。その場合は直近では人力のほうが優れた方法になる。
逆に人力はスケールしない、という弱点がある。今の規模なら出来るけど、将来出来なくなる、は/.Jが大きくならないことを大前提にしないと嬉しい方法じゃない。
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
spam対策はするべきなのか? (スコア:1)
ちょっとまった。spam対策戦略について考える前に、spam対策「政略」を考えよう。
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第1の考察点。「なぜ彼らはspam『日記』を作るのか」
ストーリーにはACでもコメントが入れられますよね。
常識的に考えるなら、わざわざアカウントを取ってspam日記を作る前に、これらのストーリーに対するACコメントとしてspamコメントを作りそうなものです。
が、そういうことはしていない…ように見える。
わざわざ「アカウントを取る」目的は何なんだろう?
spamであっても「見られる」事を第一目的とするなら、ACコメントを使う方がはるかに robust で view 回数が優れているのに。
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2つ目の考察点
fjの教祖様
Re: (スコア:1)
spam の目的は検索エンジンのページランクにあると考えると、日記とは異なり AC での spam コメントはマイナスモデレーションにより沈められますから、ページランクへの効果が期待できないということではないでしょうか。
(但し、私自身は検索エンジンによるページランク決定方法についての深い知識はありませんので、上記は全くの誤解の可能性もありますが。)
2つ目以降の考察点について。
スラッシュドットジャパンの 1ユーザーである私にとって spam 日記は『みんなの日記 最新30件』へのノイズとなる、タイトルにつられて無駄なページロードを発
Re:spam対策はするべきなのか? (スコア:1)
Googleのページランクは機械探索ですから、マイナスモデレーションであっても全部追い回しますよ?
なのでそれは関係ないかと。
それに、spam日記の中にはリンクすらないものもある。あれは何を意図していたのか…
うーん、いまいち「コスト」が判らないよね。というか、コストを掛けずにと言いつつ、現在のコストが判明していないのでは、説得力が…。
たとえば:
とあるけれど、これは確か再利用不可能じゃなかったっけ?
たとえば私がUID=300000番でspammerだったとして、spammerとしての活動がシステム中に残っているわけだから、300000番を再利用してしまうと誰かが私の spam活動結果の持ち主になり、データが復活してしまう。再利用する前に綺麗に消すのは難しいだろうし、300000番を消しても3000001番、3000002番などの一般ユーザーはすでにいるだろうから「UIDの穴を探す」必要が出て、一気に計算量が増えてしまう。
実際、ユーザーは消えてないよね?
うん。ただ、「コスト計算をしたのか?」という疑問が先にある。コストを無視して消していたけれど、考えてみたらコストに値しないなぁ…と言われたら目も当てられない。
したがって、「運営側がウザったいと思った」だけなのか、「コスト計算の結果これだけの悪影響があることがわかったので消すことにしている」のか…は気になるところ。特に「他のblogサービス会社は消していない」事から考えて、コスト的にはかなり微妙なのではないかと思う。
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あとコストには「人的コスト」と「機械的コスト」の両面があるわけですが、/.J にはどちらにゆとりがあるのかも気になるよね。計算量が多いけれど、人手が少なくて済む方法は「マシンルームに余裕がある」場合は優れた方法だ。マシン一台分増やすとしても、お値段的には20万円以上掛ける必要はあるまい。ところが「マシンルームにはもう余裕がなく、排熱を考慮するとワンランク上の所に引っ越さなくちゃいけない」となると実はマシンを増やすのはかなりの高コストになる。その場合は直近では人力のほうが優れた方法になる。
逆に人力はスケールしない、という弱点がある。今の規模なら出来るけど、将来出来なくなる、は/.Jが大きくならないことを大前提にしないと嬉しい方法じゃない。
fjの教祖様