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6Nの銅に工業的に必要とされる特性は①不純物が少ない、②①ゆえに柔らかい、というのが現在の主なところです。半導体の銅配線用スパッタリングターゲットとかは①なんで6Nを使わざるを得ないですが(その割にはダマシンメッキ用のアノードには4N-Pを使ってる)、②の用途では6Nの高価さゆえにほとんど使われてません。唯一とも言ってもよいのは銅ボンディングワイヤぐらいでしょうか(高速でダイに圧接するので硬い線だとシリコンが割れてしまう)極細線なので、加工費が大きく相対的に材料費が小さい、使用される材料そのものの量も少ない、6Nの銅が高いといっても今まで使われている金よりは安い、等の有利な条件があって使われつつあるようですが、特性的にはいまいちで金ボンディングワイヤを代替するにはいたってません。もっと太いところ(たとえばモーターの巻き線、柔らかいともっと充填密度が上げられて効率がよくなるor小型化できるはずというニーズがある)では、前述のとおり6Nでは高すぎで使われていませんが、通常の4N+アルファ程度の価格であればひょっとしたら競争力があるかもしれません。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
コスト的に (スコア:0)
添加物とはいえ、チタンと聞くと高価なイメージがします
得た効果とコストを比べたとき、消費者はどちらを選ぶかな
Re:コスト的に (スコア:3, 参考になる)
6Nの銅に工業的に必要とされる特性は①不純物が少ない、②①ゆえに柔らかい、というのが現在の主なところです。
半導体の銅配線用スパッタリングターゲットとかは①なんで6Nを使わざるを得ないですが(その割にはダマシンメッキ用のアノードには4N-Pを使ってる)、②の用途では6Nの高価さゆえにほとんど使われてません。
唯一とも言ってもよいのは銅ボンディングワイヤぐらいでしょうか(高速でダイに圧接するので硬い線だとシリコンが割れてしまう)
極細線なので、加工費が大きく相対的に材料費が小さい、使用される材料そのものの量も少ない、6Nの銅が高いといっても今まで使われている金よりは安い、等の有利な条件があって使われつつあるようですが、特性的にはいまいちで金ボンディングワイヤを代替するにはいたってません。
もっと太いところ(たとえばモーターの巻き線、柔らかいともっと充填密度が上げられて効率がよくなるor小型化できるはずというニーズがある)では、前述のとおり6Nでは高すぎで使われていませんが、通常の4N+アルファ程度の価格であればひょっとしたら競争力があるかもしれません。