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と、教授が言っていた。
ああ、学者さんか・・・だから現実の話をする人とかみ合ってないのか・・・。
欧米がそうだから日本もあわせろ論は、こと細かくこういう理由で欧米にあわせるべきだ、と主張しないとみんな聞く耳を持たないでしょ。 何でも欧米にあわせれば良いってもんじゃない、日本は日本流でいいじゃないですか、という反論ができてしまいますから。
たぶん、あなたのいう「エンジニア」を何も考えずに日本に持ってきても、みんな「ああ、あたらしい資格がまた一個増えたな、ISO準拠だとか?面倒くせえー」程度にしか受け取ってくれませんよ。 背景とか文化とか、そういうものをあわせて持ってきた上で話をしないと話は通じないでしょう。
>たぶん、あなたのいう「エンジニア」を何も考えずに日本に持ってきても、>みんな「ああ、あたらしい資格がまた一個増えたな、ISO準拠だとか?面倒くせえー」程度にしか受け取ってくれませんよ。>背景とか文化とか、そういうものをあわせて持ってきた上で話をしないと話は通じないでしょう。
未来永劫日本だけに閉じる受託開発で食べていくつもりならあなたの言うとおりそれでよろしいのではないでしょうか
目指したい方向性は分かるような気もしますけど、日本の産業構造とかビジネスのやり方とか労働慣行の下では、結局それがニーズもあるし、またIT企業もローリスクで日銭を稼げるので経営者にとっても美味しいという現実がありますから、なかなか無くならないでしょうね。 #1904833が言いたいと思われるのは、産業構造、ビジネスのやり方、商慣行、労働慣行、関連する法律や国民の意識、文化、学校教育制度...といったものを一切合切欧米流にしないと、仮に無理矢理「技術者」の定義を「Engineer」に合わせた所で頓珍漢な事になるだけということでしょう。逆に欧米流になったら、自然と「技術者」の定義は「Engineer」に近くなるでしょう。 ただし、一切合切欧米流にするということは、技術系以外の分野も含めた官民あげての国の仕組みの大改造になります。#1904833の指摘する通り、技術系や関連業界だけじゃなく社会全体、ここで良くバッシングの対象になる文系の方も含めて、日本社会を欧米流にする/しないことによるメリット/デメリットを細かく説明し、説得し、納得していただく必要があります。 特にこの手の分野を科学として認識できず「technician」やオタクばかり育成する政策(低レベルなIT系専門学校の乱立はその典型例でしょう)をとってきた政治家や官僚の意識を変えなければなりません。 さらに具体的にどうやって欧米流に改造していくのか、それで不利益を被る特に職を失う人々(日本の場合、なんちゃってIT企業の経営者や、余剰となる「technician」やそれ未満の自称「技術者」)は、彼らも生活がかかっている以上「窮鼠猫を噛む」で決死の抵抗をしてくるでしょうし、それを抑え込むためには、彼らへのセイフティーネット、異業種や異業界への出口戦略も十分に練り込む必要があります。 もちろん、無視したり力で抑え込めば、将来生活保護受給者の増加や食い詰めて犯罪に走る者の増加というしっぺ返しを社会全体で受けることになります。 それらのどれを取っても、政治レベルの決断になりますし、そのためには現実問題として技術系の人もガチガチの文系である政治活動に力を入れなければいけませんよ。それも投票に行きましょうとかそういうレベルではなく、ちゃんと圧力団体を作って金を集めて政治献金やロビイング、究極的には政党を作って議員や首長を送り込むというレベルです。 その犠牲を払ってやる覚悟はありますか?
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
そろそろエンジニアって意味を考え直したほうが。 (スコア:2, 興味深い)
ぎじゅつ‐しゃ【技術者】
科学上の専門的な技術をもち、それを役立たせることを職業とする人。技術家。
ぎじゅつしゃ【技術者】の意味 - 国語辞書 - goo辞書 [goo.ne.jp]
とあるが、技術にのみ拘泥してそれを役立たせる点においてあまり注力しない方々が多いとおもう。
特にこういった系の会社に所属している方々は。
もちろん、技術に注力しないエンジニアな方々も多数見られますが・・
Re: (スコア:0)
日本語における「技術者」の定義を欧米などの「Engineer」に合わせるべきとの主張のようですが、喧嘩しなくても現状では日本語での「技術者」と欧米などの「Engineer」は違う概念であることをきちんと認識して適切な対応をとれればいいんじゃないでしょうか。
リンク先のIEEEの文書をざっと見ると「一般用語としてのEngineer」と「IEEEが認めるEngineer」の違いについても書いてあるようですし、さらに国が違えば、労働慣行や教育制度、人材の育成方法やキャリアパス、文化も言葉も違う。その蓄積した結果としてブレがでてくるのはある程度止むを得ない。
日本版IEEEのようなものもなく、技術系の仕事をしている人々に対しての認識や感じ方や扱い方、待遇も欧米とは違う日本で、欧米流の「Engineer」の定義を押し付けるのはナンセンスだと思う。
Re: (スコア:0)
ここで問題になっている「エンジニア」は近い将来にISO標準となる
可能性が高い国際基準ですよ。と、教授が言っていた。
あと技術士(Professional Engineer)は法律で定められた
国家資格であり、国際的な意味でのエンジニアとして
分野によっては各国と相互承認されています。
Re: (スコア:0)
ああ、学者さんか・・・だから現実の話をする人とかみ合ってないのか・・・。
欧米がそうだから日本もあわせろ論は、こと細かくこういう理由で欧米にあわせるべきだ、と主張しないとみんな聞く耳を持たないでしょ。
何でも欧米にあわせれば良いってもんじゃない、日本は日本流でいいじゃないですか、という反論ができてしまいますから。
たぶん、あなたのいう「エンジニア」を何も考えずに日本に持ってきても、みんな「ああ、あたらしい資格がまた一個増えたな、ISO準拠だとか?面倒くせえー」程度にしか受け取ってくれませんよ。
背景とか文化とか、そういうものをあわせて持ってきた上で話をしないと話は通じないでしょう。
Re: (スコア:0)
>たぶん、あなたのいう「エンジニア」を何も考えずに日本に持ってきても、
>みんな「ああ、あたらしい資格がまた一個増えたな、ISO準拠だとか?面倒くせえー」程度にしか受け取ってくれませんよ。
>背景とか文化とか、そういうものをあわせて持ってきた上で話をしないと話は通じないでしょう。
未来永劫日本だけに閉じる受託開発で食べていくつもりならあなたの言うとおりそれでよろしいのではないでしょうか
Re:そろそろエンジニアって意味を考え直したほうが。 (スコア:0)
目指したい方向性は分かるような気もしますけど、日本の産業構造とかビジネスのやり方とか労働慣行の下では、結局それがニーズもあるし、またIT企業もローリスクで日銭を稼げるので経営者にとっても美味しいという現実がありますから、なかなか無くならないでしょうね。
#1904833が言いたいと思われるのは、産業構造、ビジネスのやり方、商慣行、労働慣行、関連する法律や国民の意識、文化、学校教育制度...といったものを一切合切欧米流にしないと、仮に無理矢理「技術者」の定義を「Engineer」に合わせた所で頓珍漢な事になるだけということでしょう。逆に欧米流になったら、自然と「技術者」の定義は「Engineer」に近くなるでしょう。
ただし、一切合切欧米流にするということは、技術系以外の分野も含めた官民あげての国の仕組みの大改造になります。#1904833の指摘する通り、技術系や関連業界だけじゃなく社会全体、ここで良くバッシングの対象になる文系の方も含めて、日本社会を欧米流にする/しないことによるメリット/デメリットを細かく説明し、説得し、納得していただく必要があります。
特にこの手の分野を科学として認識できず「technician」やオタクばかり育成する政策(低レベルなIT系専門学校の乱立はその典型例でしょう)をとってきた政治家や官僚の意識を変えなければなりません。
さらに具体的にどうやって欧米流に改造していくのか、それで不利益を被る特に職を失う人々(日本の場合、なんちゃってIT企業の経営者や、余剰となる「technician」やそれ未満の自称「技術者」)は、彼らも生活がかかっている以上「窮鼠猫を噛む」で決死の抵抗をしてくるでしょうし、それを抑え込むためには、彼らへのセイフティーネット、異業種や異業界への出口戦略も十分に練り込む必要があります。
もちろん、無視したり力で抑え込めば、将来生活保護受給者の増加や食い詰めて犯罪に走る者の増加というしっぺ返しを社会全体で受けることになります。
それらのどれを取っても、政治レベルの決断になりますし、そのためには現実問題として技術系の人もガチガチの文系である政治活動に力を入れなければいけませんよ。それも投票に行きましょうとかそういうレベルではなく、ちゃんと圧力団体を作って金を集めて政治献金やロビイング、究極的には政党を作って議員や首長を送り込むというレベルです。
その犠牲を払ってやる覚悟はありますか?