Mac OS X Lionじゃ漢字Talk7のアプリなんて何一つ動かないよ。 それどころかMac OS X 10.3のPPCのアプリすら動かない(Rosettaが消えた) まあWindowsも64bit版は32bit版からアップグレードできないし、DOSアプリも16bit Windowsアプリも動かないけどね。 # Windows 2000/XPがWin9xからのアップグレードをサポートしてるってよく考えたらすごい
少なくとも同じ CPU だろうと、過去環境をあっさり過去を切り捨ててきた Mac OS の世界においては互換性なんていう言葉もないでしょうから、「互換性はどうでもいい」とかいう話をしたくなる程度に、互換性という概念が存在する Microsoft の世界が気になるのでしょうね。
でも、問題はあなたが所有している古いソフトのうちどれくらいがまともに動くか、ということで...
Windows 系列が Windows NT の時代から「管理者権限を必要としないソフトは必要としないように作れ」という方針を考慮しているソフト以外はフリスビーにしていい、という判断でどんどん捨ててきた過去を持っていますので、あなたのご期待に添えるようなお答えにはなりませんよ。
その上で「WIZDOS + Wizardry IBM-PC 版 (つまり VGA より前の世代) すら普通に動く」Windows の互換性に (いい意味で) 呆れたクチですので。
特定アプリケーションで「このソフトはメモリ割り当てのバグがあるから、このアプリケーションが実行される場合はこの API が実行されたら X バイトだけ多めにメモリを割り当てることでバッファーオーバーランを潰して動作するようにする」とかいうのが、ゲーム程度のアプリケーションにすら真面目に Microsoft 自身の手で行われるのが Windows の世界です。
未だに 10 年以上前に出た Visual Basic 6 の "動作環境" として Windows Vista やらが保証されるのが Microsoft の世界です。
そして、「そんなのは当たり前。何そんなのが評価できると思ってるの? そんなの評価以前の問題。当たり前すぎて言うまでもないわ」という世界が汎用機の世界です。
Apple 製品は、そんな汎用機の世界の足元にも及ばない Microsoft の世界に足を踏み込むことすら出来ていないのではないでしょうか。
まして、特定一アプリケーションではなく OS のアップグレードであれば、利用するアプリケーションすべての検証となりますのでコストが増大します。その点を考えたら「アプリケーションのバージョンアップ」と比べたら大騒ぎになるのは当たり前ですね。
老婆心ながら、Windows Vista から Windows 7 へのアップグレードは「マイナーバージョンアップ」です。Mac OS X も一応、最初のリリース以降 10.x しか変わっていませんし、傍から見たら「マイナーバージョンアップ」しかしてません。
これだけ変われば大騒ぎになるのは当たり前の事だと思いますね。
「前のバージョンで動作していたものが新しいバージョンでも動作するのは当たり前」の業務系の世界から見たら、稼働しなくなる可能性が存在するのは「大騒ぎ」になるのは当たり前の話で、汎用機の世界から見たら PC の世界は毎回大騒ぎのレベルで当然でしょう。
Windows レベルであっても大騒ぎなのですから、デスクトップ環境で一般的な地位を目指すデスクトップ向け Linux ディストリビューションや、未だにサポート期間の明示すら行わない Mac OS X では大騒ぎどころではないことは、改めて言うまでもない話だと思うのですが……。
Windows 向け製品であれば「今最新の Windows デスクトップ環境向けに作成して 5 年後でも、まぁ多分使えるよね」とは思いますが、Mac OS X 向けには、正直 iOS への方向性もあり、3 年後でもちょっと不安を感じますね。
3 年後なら早くても 2 世代後、5 年後で 3 世代後程度だと思うのですが、2 世代前でも「数世代前のソフトは大体は動かないよね」で、全部捨てられるんですかね?
一応言っておくと、Windows Vista はリリース直後で Photoshop CS2 以外微妙でしたが、数か月後には Photoshop 7 まで互換性更新で動作することになっています。
Apple の世界に、こういう互換性更新ってありますか?
これがMicrosoftの互換性への執念 (スコア:4, すばらしい洞察)
Mac OS X Lionじゃ漢字Talk7のアプリなんて何一つ動かないよ。
それどころかMac OS X 10.3のPPCのアプリすら動かない(Rosettaが消えた)
まあWindowsも64bit版は32bit版からアップグレードできないし、DOSアプリも16bit Windowsアプリも動かないけどね。
# Windows 2000/XPがWin9xからのアップグレードをサポートしてるってよく考えたらすごい
Re: (スコア:-1, 荒らし)
MSの執念じゃなくインテル様ありがとうってだけの話でしょ。
MIPS、Alpha版のWindowsアプリケーションがWindows7でたったの一つも動かないという悲惨な現状では、ちょっとはAppleを見習えとしか言えないんじゃないかと
># Windows 2000/XPがWin9xからのアップグレードをサポートしてるってよく考えたらすごい
この程度で凄いならAppleは神
MS信者は互換性に関して何も考えずMSを崇めていることがよくわかるね。
Re: (スコア:1)
MIPS 版 NT や Alpha 版 NT が現状も存在して、そっちで動いていれば十分だと思いますけどね。
言ってみれば Linux kernel 1.x 時代のバイナリーが最新環境 (同一 CPU 系列) でもそのまま再ビルドなしに使えるか、という世界の話ですから。
なお、Windows 1.0 は 1985 年の出荷で、System 6 より前のものですよ。Windows 3.0 でも 1990 年で System 6 末期です。
今でも MS-DOS 向けアプリケーションが限定的ながらも動作するのは Intel のおかげであるのは事実ですが、それだけではない理由も存在しますよ。
Re: (スコア:-1, フレームのもと)
要するに、互換性はどうでもいいって話?
すっかりMS的ですね。
>それだけではない理由も存在しますよ。
そりゃまあ、MSだって一つ前のバージョンのOSとは多少の互換性は維持しようとしていたわけで、CPUが変わらなければたまたま数世代の格差を経ても動くソフトも存在するでしょうし、MSが互換性を誇大宣伝するためにサポートしてきた少数のソフトも動くでしょう。
でも、問題はあなたが所有している古いソフトのうちどれくらいがまともに動くか、ということで...
普通の企業はWindowsのマイナーバージョンアップをするかどうかを決めるにも大騒ぎするんだし、
個人レベルで言えば、一旦宗教心を捨てれば、数世代前のソフトは大体は動かないよね、って言葉が出てくるはずなんですが。
Re:これがMicrosoftの互換性への執念 (スコア:1)
少なくとも同じ CPU だろうと、過去環境をあっさり過去を切り捨ててきた Mac OS の世界においては互換性なんていう言葉もないでしょうから、「互換性はどうでもいい」とかいう話をしたくなる程度に、互換性という概念が存在する Microsoft の世界が気になるのでしょうね。
Windows 系列が Windows NT の時代から「管理者権限を必要としないソフトは必要としないように作れ」という方針を考慮しているソフト以外はフリスビーにしていい、という判断でどんどん捨ててきた過去を持っていますので、あなたのご期待に添えるようなお答えにはなりませんよ。
その上で「WIZDOS + Wizardry IBM-PC 版 (つまり VGA より前の世代) すら普通に動く」Windows の互換性に (いい意味で) 呆れたクチですので。
特定アプリケーションで「このソフトはメモリ割り当てのバグがあるから、このアプリケーションが実行される場合はこの API が実行されたら X バイトだけ多めにメモリを割り当てることでバッファーオーバーランを潰して動作するようにする」とかいうのが、ゲーム程度のアプリケーションにすら真面目に Microsoft 自身の手で行われるのが Windows の世界です。
未だに 10 年以上前に出た Visual Basic 6 の "動作環境" として Windows Vista やらが保証されるのが Microsoft の世界です。
そして、「そんなのは当たり前。何そんなのが評価できると思ってるの? そんなの評価以前の問題。当たり前すぎて言うまでもないわ」という世界が汎用機の世界です。
Apple 製品は、そんな汎用機の世界の足元にも及ばない Microsoft の世界に足を踏み込むことすら出来ていないのではないでしょうか。
大騒ぎする理由のもっとも基本的な理由はコストです。
互換性が失われることによる対応コスト以前に、適用した結果、問題がないことを確認するためにもコストがかかります。その為の稼働が発生する訳ですから。
まして、特定一アプリケーションではなく OS のアップグレードであれば、利用するアプリケーションすべての検証となりますのでコストが増大します。その点を考えたら「アプリケーションのバージョンアップ」と比べたら大騒ぎになるのは当たり前ですね。
老婆心ながら、Windows Vista から Windows 7 へのアップグレードは「マイナーバージョンアップ」です。Mac OS X も一応、最初のリリース以降 10.x しか変わっていませんし、傍から見たら「マイナーバージョンアップ」しかしてません。
これだけ変われば大騒ぎになるのは当たり前の事だと思いますね。
「前のバージョンで動作していたものが新しいバージョンでも動作するのは当たり前」の業務系の世界から見たら、稼働しなくなる可能性が存在するのは「大騒ぎ」になるのは当たり前の話で、汎用機の世界から見たら PC の世界は毎回大騒ぎのレベルで当然でしょう。
Windows レベルであっても大騒ぎなのですから、デスクトップ環境で一般的な地位を目指すデスクトップ向け Linux ディストリビューションや、未だにサポート期間の明示すら行わない Mac OS X では大騒ぎどころではないことは、改めて言うまでもない話だと思うのですが……。
Windows 向け製品であれば「今最新の Windows デスクトップ環境向けに作成して 5 年後でも、まぁ多分使えるよね」とは思いますが、Mac OS X 向けには、正直 iOS への方向性もあり、3 年後でもちょっと不安を感じますね。
3 年後なら早くても 2 世代後、5 年後で 3 世代後程度だと思うのですが、2 世代前でも「数世代前のソフトは大体は動かないよね」で、全部捨てられるんですかね?
一応言っておくと、Windows Vista はリリース直後で Photoshop CS2 以外微妙でしたが、数か月後には Photoshop 7 まで互換性更新で動作することになっています。
Apple の世界に、こういう互換性更新ってありますか?