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100Vと200Vを共存させる単相3線式のブレーカーにおいて、中性線が破断して、100V以上の電圧が流れるという事故があります。家中の100V電気製品が全て壊れたり、火災が起きる怖い事故です。
1995年の内線規程から中性線欠相保護機能付きのブレーカが義務付けられているそうですが、国民生活センターによると2002年度以降2008年2月末までに58件も報告があるそうです。http://www.kokusen.go.jp/test/data/s_test/n-20080410_1.html [kokusen.go.jp]
エアコン等で200Vを使っている古い建物は、確認した方が良いかも。
上にある自動車じゃないが、1995年に義務づけられて58件しか事故がなければとても事故頻度は低いと言えると思うが。
まず、58件は事故件数ではなく、相談件数です。「ブレーカーの事故なのに電力会社が金を払わない」とかの相談です。
また、国民生活センターの報告書を見ると分かりますが、電力会社が無料でやっている屋内定期点検の実施率が60%~85%ですので、これが効いているのでしょう。国民生活センターも、屋内定期点検を受けるようにとアドバイスしています。
そして、これも報告書の中を見れば分かるのですが、事故頻度がたとえ少なくても、被害は大きくなるので注意が必要です。照明から冷蔵庫まで100V家電が軒並みやられるので、悲惨なことになります。実験では液晶テレビが10秒で煙を出していますから、被害を止める時間もありません。
200V対応機器は増えてますね。たとえば携帯の充電器は海外利用を最初から考えた仕様になっているのか100〜240Vになってますし。ただ変圧器通してDC化する機器前提みたいな。日本の高度化したガラパゴス仕様と、世界戦略モデルを作り分けないといけないとすれば、国内仕様は100V専用にしてしまい、ある程度以上は増えないって可能性もありますけどね。
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
中性線欠相も怖い (スコア:2, 参考になる)
100Vと200Vを共存させる単相3線式のブレーカーにおいて、中性線が破断して、100V以上の電圧が流れるという事故があります。
家中の100V電気製品が全て壊れたり、火災が起きる怖い事故です。
1995年の内線規程から中性線欠相保護機能付きのブレーカが義務付けられているそうですが、国民生活センターによると2002年度以降2008年2月末までに58件も報告があるそうです。
http://www.kokusen.go.jp/test/data/s_test/n-20080410_1.html [kokusen.go.jp]
エアコン等で200Vを使っている古い建物は、確認した方が良いかも。
Re: (スコア:0)
上にある自動車じゃないが、1995年に義務づけられて58件しか事故がなければとても事故頻度は低いと言えると思うが。
Re: (スコア:1, 参考になる)
まず、58件は事故件数ではなく、相談件数です。
「ブレーカーの事故なのに電力会社が金を払わない」とかの相談です。
また、国民生活センターの報告書を見ると分かりますが、電力会社が無料でやっている屋内定期点検の実施率が60%~85%ですので、これが効いているのでしょう。
国民生活センターも、屋内定期点検を受けるようにとアドバイスしています。
そして、これも報告書の中を見れば分かるのですが、事故頻度がたとえ少なくても、被害は大きくなるので注意が必要です。
照明から冷蔵庫まで100V家電が軒並みやられるので、悲惨なことになります。
実験では液晶テレビが10秒で煙を出していますから、被害を止める時間もありません。
Re:中性線欠相も怖い (スコア:0)
Re: (スコア:0)
200V対応機器は増えてますね。たとえば携帯の充電器は海外利用を最初から考えた仕様になっているのか100〜240Vになってますし。ただ変圧器通してDC化する機器前提みたいな。
日本の高度化したガラパゴス仕様と、世界戦略モデルを作り分けないといけないとすれば、国内仕様は100V専用にしてしまい、ある程度以上は増えないって可能性もありますけどね。