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例えば、非常に明るい星が観測されたとします。普通はhr 図とか見ながら近い恒星を想定するのですが(QSOは電波で発見されたのでhr 図は嘘ですが)、その星のスペクトルを見ていたら、水素の吸収線なんかが想定される波長とまったくずれているのが分かったりします。大抵は波長が長くなる方へ、赤いほうへずれるので、赤方偏移といいますが、そいつが大きい(wikipedia だと最小の赤方偏移は 0.06 ) のがクェーサーです。通常の恒星のように点光源として観測されるのだけど、遠く離れていて構造が見えないだけかもしれない、という意味で quasi-stellar object が語源です。近くにある天体が明るいときは構造が見える場合が多いのでその構造で分類されます。銀河だったらセイファート銀河とか。あるいは赤方偏移がほとんど見られないので近傍の恒星とか。
# まあ、天体の定義とかないので、言ったもん勝ちです。ある観測で見付かったものを面倒臭いので短縮で呼んでる、みたいな感じじゃないでしょうか。そうしたら似たやつらが次々と見付かってそのへんのまとまりが最初の呼び名で呼ばれるグループを形成し、より厳密に違いが明らかになるにつれてまた違った名前で呼ばれるようになる。みたいな。昔のX線バースト天体みたいに。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い
近くにあるのはクエーサーじゃない!! (スコア:0)
「遠く離れた」ってどこから?
何でクエーサーの定義に位置が関係するのか解らん。
Re:近くにあるのはクエーサーじゃない!! (スコア:2, 参考になる)
例えば、非常に明るい星が観測されたとします。普通はhr 図とか見ながら近い恒星を想定するのですが(QSOは電波で発見されたのでhr 図は嘘ですが)、その星のスペクトルを見ていたら、水素の吸収線なんかが想定される波長とまったくずれているのが分かったりします。大抵は波長が長くなる方へ、赤いほうへずれるので、赤方偏移といいますが、そいつが大きい(wikipedia だと最小の赤方偏移は 0.06 ) のがクェーサーです。通常の恒星のように点光源として観測されるのだけど、遠く離れていて構造が見えないだけかもしれない、という意味で quasi-stellar object が語源です。
近くにある天体が明るいときは構造が見える場合が多いのでその構造で分類されます。銀河だったらセイファート銀河とか。あるいは赤方偏移がほとんど見られないので近傍の恒星とか。
# まあ、天体の定義とかないので、言ったもん勝ちです。ある観測で見付かったものを面倒臭いので短縮で呼んでる、みたいな感じじゃないでしょうか。そうしたら似たやつらが次々と見付かってそのへんのまとまりが最初の呼び名で呼ばれるグループを形成し、より厳密に違いが明らかになるにつれてまた違った名前で呼ばれるようになる。みたいな。昔のX線バースト天体みたいに。
Re: (スコア:0)
それなんてビタミン?