アカウント名:
パスワード:
でもMotorolaが持ってる携帯関連の特許って、Motorolaが携帯電話を始めて開発して、トップを走っていた頃のアナログ時代の携帯電話技術が多いんじゃない?今時の3G,4Gネットワークでどれほど使われているのか。
Motorolaがトップを走っていたのはアナログ時代が中心ですが、何だかんだで2位あたりはキープしていてSamsungに抜かれて3位に落ちたのが2007年です。凋落したのは結構最近なんですよ。3Gなどの仕様策定時にもMotorolaは主要メンバですし、Motorolaの特許ポートフォリオはいまだ強力です。他に類を見ないほど膨大と言っても過言ではないほどです。それこそMotorolaとライセンス契約せずに携帯なんて作れません。無線技術の特許ポートフォリオだけで言えば、Motorolaとガチンコで喧嘩して互角に戦える会社なんてNokiaなどごく一部の会社に限られます。Motorolaほどの特許ポートフォリオがあれば多くの特許訴訟が瞬殺できてしまうので、ダラダラ特許訴訟を戦ってその間ずっとFUDされる損失を考えると125億ドルはお買い得とも言えます。Appleと戦うだけならはっきり言ってオーバーキル気味でクロスライセンスどころか一方的に販売差し止めも通るレベルですが、Nokiaと対等でクロス出来る火力が欲しいとなったらそりゃもうMotorolaしかねーだろと。
ノキアも株価ガタガタに落ちてる [wikinvest.com]んで、値ごろ感があるかも。と書こうと思ったら、昨日ガツンと上がってるし。これは何か?対抗でノキアを買う奴が出てくるかもという期待か?他に好材料ないしなぁ。
買うとなったらマイクロソフトぐらいしかないだろうけど。
ノキアも思惑で上がってはいますが、さすがに特許目当てで買うには割高だと思います。Nokiaはまだ端末事業がそれなりに稼げていて、株価はその事業の価値も含めたものになっていますので、つまり時価総額に占める知財価値の割合は(相対的に)低いです。知財だけのコストパフォーマンスで言えばまだQualcommの方が割安じゃないでしょうか。そういう意味ではMotorola Mobilityが分社化されたのは非常に「食べごろ」のサイズにしたというか、そもそも分社化そのものがこういう形を念頭に置いたものなのでしょう。
更に言うと、比較的ハイエンドのスマートフォン
マイクロソフトがモトローラの特許が欲しくて交渉していたという噂はありますね。でもハードウェア部門いらないマイクロソフトと、全部一括で買ってほしかったモトローラ側の思惑で話がまとまらなかったとかモトローラ側とすれば、虎の子の特許を売ってしまったら生き残りが難しくなるだろうし(ハードウェアの売り上げは落ち続けていた、Android携帯の競争は激しく利益はほとんどない)Googleがよい条件を出して横取りしたのでしょう。
でもモトローラの特許って無線関連が多そうで、これらの特許は回避特許もありそれほど競争力はなさそうというイメージもあります。
えっ、競争力という意味ではMotorolaの保有する特許は極めて強力ですよ。大ざっぱに言ってMotorolaの無線系特許はNokiaと同じくらい強力と考えていいです。何故かというと、携帯電話の世界では仕様策定の時点で当時の通信大手が自社の特許を仕様にねじ込んでいて、その当時の大手というのがまさしくNokiaでありMotorolaなんですよ。Googleの強力な後押しもクソもなく「既に」Motorolaの持っている特許技術は業界標準なんです。NokiaやMotorolaからライセンスを得ずに合法的に携帯電話を作る手段はないのです。そういう風に仕様が出来ています。Appleは自称
>そもそもAndroid OSに対してMotorola特許でクロスしておけば全部消尽するのでAndroid OSを使ってる限り特許問題はクリアできます。
特許を持っているメーカーはGoogleからは徴収はしないだろ。
彼らはandroid端末を作っているメーカーを直接訴えて特許料を徴収する。 [wirelesswire.jp] GoogleがMotorolaの特許持っていたところで、各メーカーにとっては盾にも何にもなんないので、いくらでも徴収できる。Googleも自分に売られていない、他人のけんかにしゃしゃり出るわ
「GoogleがMotorola特許を盾に各社にクロスライセンスを求めた」場合、各社は飲まざるを得ません。このクロスライセンスを結ばされると「Android OSで使用されている各社特許について、使用料が既にGoogleによって(Motorola特許とのバーターという形で)"支払われて"いる」ことになるため、Android OSを使用するメーカーからAndroid OS内での特許使用に関して特許料を徴収することは出来なくなります(特許権消尽の原則=特許料は二重取り出来ない)Motorolaの特許群は(Appleを瞬殺したNokiaに比肩するほど)極めて強力なので、この契約を迫られると蹴るのは困難です。「欧州での販売差し止めを申し立てまーす」とか大人げないことを言われたら本気で通りますし、それを回避しては携帯電話を作れないのです。
>このクロスライセンスを結ばされると「Android OSで使用されている各社特許について、>使用料が既にGoogleによって(Motorola特許とのバーターという形で)"支払われて"いる」ことになるため、>Android OSを使用するメーカーからAndroid OS内での特許使用に関して特許料を徴収することは出来なくなります>(特許権消尽の原則=特許料は二重取り出来ない)
いや、クロスライセンスはあくまでそれを結ぶ2社間の間で有効なだけであって、他の会社に対しての特許料徴収まで縛るものになることは出来ないでしょ。それをやったら、独占的地位を利用して不当に相手の権利を縛ると言うことで、独占法違反で引っ張られる。
つ「特許権の消尽」
>つ「特許権の消尽」
人前でバカ言って恥をかく前にもう少し勉強してくることをお勧めする。
人前でバカ言って恥かくまえに、少し勉強してみることをお勧めする。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家
次はソニー (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
でもMotorolaが持ってる携帯関連の特許って、
Motorolaが携帯電話を始めて開発して、トップを走っていた頃のアナログ時代の携帯電話技術が多いんじゃない?
今時の3G,4Gネットワークでどれほど使われているのか。
Re: (スコア:1, 参考になる)
Motorolaがトップを走っていたのはアナログ時代が中心ですが、何だかんだで2位あたりはキープしていてSamsungに抜かれて3位に落ちたのが2007年です。凋落したのは結構最近なんですよ。3Gなどの仕様策定時にもMotorolaは主要メンバですし、Motorolaの特許ポートフォリオはいまだ強力です。他に類を見ないほど膨大と言っても過言ではないほどです。それこそMotorolaとライセンス契約せずに携帯なんて作れません。
無線技術の特許ポートフォリオだけで言えば、Motorolaとガチンコで喧嘩して互角に戦える会社なんてNokiaなどごく一部の会社に限られます。Motorolaほどの特許ポートフォリオがあれば多くの特許訴訟が瞬殺できてしまうので、ダラダラ特許訴訟を戦ってその間ずっとFUDされる損失を考えると125億ドルはお買い得とも言えます。Appleと戦うだけならはっきり言ってオーバーキル気味でクロスライセンスどころか一方的に販売差し止めも通るレベルですが、Nokiaと対等でクロス出来る火力が欲しいとなったらそりゃもうMotorolaしかねーだろと。
Re: (スコア:1, 興味深い)
ノキアも株価ガタガタに落ちてる [wikinvest.com]んで、値ごろ感があるかも。
と書こうと思ったら、昨日ガツンと上がってるし。
これは何か?対抗でノキアを買う奴が出てくるかもという期待か?他に好材料ないしなぁ。
買うとなったらマイクロソフトぐらいしかないだろうけど。
Re: (スコア:1, 参考になる)
ノキアも思惑で上がってはいますが、さすがに特許目当てで買うには割高だと思います。Nokiaはまだ端末事業がそれなりに稼げていて、株価はその事業の価値も含めたものになっていますので、つまり時価総額に占める知財価値の割合は(相対的に)低いです。
知財だけのコストパフォーマンスで言えばまだQualcommの方が割安じゃないでしょうか。
そういう意味ではMotorola Mobilityが分社化されたのは非常に「食べごろ」のサイズにしたというか、そもそも分社化そのものがこういう形を念頭に置いたものなのでしょう。
更に言うと、比較的ハイエンドのスマートフォン
Re: (スコア:0)
マイクロソフトがモトローラの特許が欲しくて交渉していたという噂はありますね。
でもハードウェア部門いらないマイクロソフトと、全部一括で買ってほしかったモトローラ側の思惑で話がまとまらなかったとか
モトローラ側とすれば、虎の子の特許を売ってしまったら生き残りが難しくなるだろうし(ハードウェアの売り上げは落ち続けていた、Android携帯の競争は激しく利益はほとんどない)Googleがよい条件を出して横取りしたのでしょう。
でもモトローラの特許って無線関連が多そうで、これらの特許は回避特許もありそれほど競争力はなさそうというイメージもあります。
Re: (スコア:0)
えっ、競争力という意味ではMotorolaの保有する特許は極めて強力ですよ。大ざっぱに言ってMotorolaの無線系特許はNokiaと同じくらい強力と考えていいです。
何故かというと、携帯電話の世界では仕様策定の時点で当時の通信大手が自社の特許を仕様にねじ込んでいて、その当時の大手というのがまさしくNokiaでありMotorolaなんですよ。Googleの強力な後押しもクソもなく「既に」Motorolaの持っている特許技術は業界標準なんです。NokiaやMotorolaからライセンスを得ずに合法的に携帯電話を作る手段はないのです。そういう風に仕様が出来ています。
Appleは自称
Re: (スコア:0)
>そもそもAndroid OSに対してMotorola特許でクロスしておけば全部消尽するのでAndroid OSを使ってる限り特許問題はクリアできます。
特許を持っているメーカーはGoogleからは徴収はしないだろ。
彼らはandroid端末を作っているメーカーを直接訴えて特許料を徴収する。 [wirelesswire.jp]
GoogleがMotorolaの特許持っていたところで、各メーカーにとっては盾にも何にもなんないので、
いくらでも徴収できる。
Googleも自分に売られていない、他人のけんかにしゃしゃり出るわ
Re: (スコア:0)
「GoogleがMotorola特許を盾に各社にクロスライセンスを求めた」場合、各社は飲まざるを得ません。
このクロスライセンスを結ばされると「Android OSで使用されている各社特許について、使用料が既にGoogleによって(Motorola特許とのバーターという形で)"支払われて"いる」ことになるため、Android OSを使用するメーカーからAndroid OS内での特許使用に関して特許料を徴収することは出来なくなります(特許権消尽の原則=特許料は二重取り出来ない)
Motorolaの特許群は(Appleを瞬殺したNokiaに比肩するほど)極めて強力なので、この契約を迫られると蹴るのは困難です。「欧州での販売差し止めを申し立てまーす」とか大人げないことを言われたら本気で通りますし、それを回避しては携帯電話を作れないのです。
Re: (スコア:0)
>このクロスライセンスを結ばされると「Android OSで使用されている各社特許について、
>使用料が既にGoogleによって(Motorola特許とのバーターという形で)"支払われて"いる」ことになるため、
>Android OSを使用するメーカーからAndroid OS内での特許使用に関して特許料を徴収することは出来なくなります
>(特許権消尽の原則=特許料は二重取り出来ない)
いや、クロスライセンスはあくまでそれを結ぶ2社間の間で有効なだけであって、他の会社に対しての特許料徴収まで
縛るものになることは出来ないでしょ。
それをやったら、独占的地位を利用して不当に相手の権利を縛ると言うことで、独占法違反で引っ張られる。
Re:次はソニー (スコア:0)
つ「特許権の消尽」
Re: (スコア:0)
>つ「特許権の消尽」
人前でバカ言って恥をかく前にもう少し勉強してくることをお勧めする。
Re: (スコア:0)
>つ「特許権の消尽」
人前でバカ言って恥かくまえに、少し勉強してみることをお勧めする。