アカウント名:
パスワード:
なんでしょね?
>「レーザーはより強力で効率よく、また従来のヘッドランプより小型である」
「レーザーはより強力で」というイメージを持たれやすいけど、この表現にはなんだかひっかかってしまいます。
「レーザーはコヒーレント性が強く集光しやすいので空間的にエネルギー密度を上げやすく、強力な光を作りやすい。」ってのがより正確でしょうか。
短くすると「レーザーはより強力な光を作りやすい」#イマイチしっくりこない、welcome 添削。
エネルギー効率や大きさについてはよくわからないけど、最近はそうなんでしょうね。
電気エネルギーを可視のフォトンに変える装置としては,半導体レーザーが現在の所最も効率が良い.しかも,半導体レーザーを使い,絶対値としてkWの光源が(近赤外だが)手のひらに乗るくらいの大きさになるので,
といのはあながち嘘ではない.もちろん,隠れている事実はいっぱいあるけどね.例えば,強力なレーザーには強力な冷却装置が必要,とか.
素朴な疑問なんだけど,この元記事の言うようにレーザーダイオードのほうが普通の発光ダイオードより段違いに性能いいってのはあり得るんだろうか?(手近な日亜の400nm位のレーザーと青色LEDだと,計算間違いをしてなければ3倍くらいLEDのほうが良かったが,lmから見積もったLEDの光/電力の効率が62%とかいうありえない数字を叩き出してしまったので,たぶん計算間違いしてる予感)
もし,そうだとして,理由って何だろう?取り出し関係ですかね?
詳しい説明は専門書を読んで頂くしか無いかも知れませんが、大雑把な説明を試みますと:
LEDやLDの効率は、「素子に流し込んだ(励起された)電子のうち、どれだけが発光に寄与したか」(発光遷移の確率)で決まります。
一方、レーザーの発振には誘導放出という現象が利用されます。既に特定波長の光にさらされた状態だと、励起された電子が「釣られて」、同じ位相・波長の光を出す現象です。この誘導放出をうまく使うと、発光遷移の確率を上げられます。つまり「流し込んだ電力が、光に変わる確率」を上げられる。LEDではこの誘導放出をあまり使わないので、その分LDが有利になる、という理解で良いと思います。
LEDでも効率を上げるために誘導放出を利用する場合がありますが、そうすると今度は出てきた光が干渉しやすくなり、スペックルと呼ばれるギラついた感じの模様が出てきて、表示等に使いにくくなったりします。
# ちょっと探したけど、オンラインで手頃な解説を見つけられず。良い資料があれば、フォローよろ。
裸の弦だけより、共鳴箱を伴ったバイオリンやギターのほうが大きな音になるということと同じ?アコースティックに比べサイレントバイオリン [violin-p.com]では約1/9の音量だそうで。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
LASER光への誤解 (スコア:1)
なんでしょね?
>「レーザーはより強力で効率よく、また従来のヘッドランプより小型である」
「レーザーはより強力で」というイメージを持たれやすいけど、この表現にはなんだかひっかかってしまいます。
「レーザーはコヒーレント性が強く集光しやすいので空間的にエネルギー密度を上げやすく、強力な光を作りやすい。」
ってのがより正確でしょうか。
短くすると「レーザーはより強力な光を作りやすい」
#イマイチしっくりこない、welcome 添削。
エネルギー効率や大きさについてはよくわからないけど、最近はそうなんでしょうね。
Re: (スコア:4, 参考になる)
電気エネルギーを可視のフォトンに変える装置としては,半導体レーザーが
現在の所最も効率が良い.しかも,半導体レーザーを使い,絶対値として
kWの光源が(近赤外だが)手のひらに乗るくらいの大きさになるので,
>「レーザーはより強力で効率よく、また従来のヘッドランプより小型である」
といのはあながち嘘ではない.もちろん,隠れている事実はいっぱいあるけど
ね.例えば,強力なレーザーには強力な冷却装置が必要,とか.
Re:LASER光への誤解 (スコア:2)
素朴な疑問なんだけど,この元記事の言うようにレーザーダイオードのほうが普通の発光ダイオードより段違いに性能いいってのはあり得るんだろうか?(手近な日亜の400nm位のレーザーと青色LEDだと,計算間違いをしてなければ3倍くらいLEDのほうが良かったが,lmから見積もったLEDの光/電力の効率が62%とかいうありえない数字を叩き出してしまったので,たぶん計算間違いしてる予感)
もし,そうだとして,理由って何だろう?取り出し関係ですかね?
Re:LASER光への誤解 (スコア:1)
詳しい説明は専門書を読んで頂くしか無いかも知れませんが、大雑把な説明を試みますと:
LEDやLDの効率は、「素子に流し込んだ(励起された)電子のうち、どれだけが発光に寄与したか」(発光遷移の確率)で決まります。
一方、レーザーの発振には誘導放出という現象が利用されます。既に特定波長の光にさらされた状態だと、励起された電子が「釣られて」、同じ位相・波長の光を出す現象です。
この誘導放出をうまく使うと、発光遷移の確率を上げられます。つまり「流し込んだ電力が、光に変わる確率」を上げられる。LEDではこの誘導放出をあまり使わないので、その分LDが有利になる、という理解で良いと思います。
LEDでも効率を上げるために誘導放出を利用する場合がありますが、そうすると今度は出てきた光が干渉しやすくなり、スペックルと呼ばれるギラついた感じの模様が出てきて、表示等に使いにくくなったりします。
# ちょっと探したけど、オンラインで手頃な解説を見つけられず。良い資料があれば、フォローよろ。
Re: (スコア:0)
裸の弦だけより、共鳴箱を伴ったバイオリンやギターのほうが大きな音になるということと同じ?
アコースティックに比べサイレントバイオリン [violin-p.com]では約1/9の音量だそうで。