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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike
最初にやらせたいのは (スコア:2, 興味深い)
例えば、チェスや将棋、囲碁でも、人間がプログラムを一から銃まで組むのではなく、ある程度の基本ルールをプログラミングしておいて、後は実戦なり棋譜なりから学習して強くな
Re:最初にやらせたいのは (スコア:2, すばらしい洞察)
> 例えば、チェスや将棋、囲碁でも、人間がプログラムを一から銃まで組むのではなく、
> ある程度の基本ルールをプログラミングしておいて、後は実戦なり棋譜なりから
> 学習して強くなるようなものでなければ、人間と同じとは言えないでしょう。
こういうのに求められるのは処理速度で
Re:最初にやらせたいのは (スコア:1)
> ではないかな?
処理と思考の差はなんですか?ある種の情報処理を思考と呼ぶのかもしれませんね。
> 「考える」ということを実現したコンピュータは聞いた
Re:最初にやらせたいのは (スコア:0)
Re:最初にやらせたいのは (スコア:1)
> 人間は与えられた情報だけでなく、自分の経験など多くのこと
> から自分だけの結論を出すことができる。
その行為はプログラム化できないのですか?できないとしたら、その理由は何ですか?
できるとすれば、「考える」ことは「処理する」ことの一種である、と言えますね。
Re:最初にやらせたいのは (スコア:1)
ええと、中学校の幾何の問題で、2つの三角形の合同を証明する問題なんかがありますね。
あれを頭で解く時は、証明の過程を記述するようにシーケンシャルに処理して合同を証明するのじゃなくって、いきなり何かがパッ!とひらめきませんか?
「あっ、ここに補助線入れたらこことここは一緒やんけ」って。
そういうひらめきかたが頭の中でどういう手順で行われているのかがわからないんです。
〜◍
Re:最初にやらせたいのは (スコア:0)
今ここに「一見、なにかをひらめいたりするかのように見えるプログラム」があったとする。誰かがなんとなくテキトーに作ったら、作った本人も理屈はよくわかんないんだけど、とにかくなにやら人間っぽいものができちゃった、とする。
あなたも「ひらめく」というのが実際どういうことなのかを説明できない。あなたと同様、そのプログラムも、とことん人間くさいプログラムであるから、自分が一体どういう風にひらめいているのかを説明できない。
その時に、その
Re:最初にやらせたいのは (スコア:1)
>そのプログラムが「本当に」ひらめいたりしちゃってるのかをどうやって検証する?
検証しようがないですよね。
そしてそれを「ひらめき」と呼べるかどうかもわかりません。便宜的には呼べるけど。
>あなたは自分の筋肉がアデノシン3燐酸をアデノシン2燐酸に変換しつつ運動する「瞬間の流れを自然言語でも記述してみ」ることができる?
できないよ?
「意識できないことをコーディングできない」に対する反論としてなら、ちょっと意味が違うんだ。
だって筋肉の収縮のプロセスは普段意識しないけど、それをプロセスとしては理解できるよね。
理解しているのは意識でしょ。だからそれは記述可能。
意識自体のプロセスは意識には理解できないから記述できないってことです。
こういう意識の問題の難しさは、意識を対象としてうまく観察することができないってのがあるよね。
意識が意識を観察するのは主観なのか客観なのか。
(科学はいちおう客観視が前提でしょ)
それに、観察しようとして意識を眺めたとして、それが通常の意識と同じ動きなのかどうかわからない。
つまり観察すると対象が変化しちゃうってこと。
もうひとつ難しいのが、人間は相互影響する並列処理を理解するのが苦手ってこと。
(脳はたぶんそうでしょう)
これは同時に発生している複数の事象を言葉で説明するのが難しいってことと同根だと思う。
言葉って一度にひとつの事しか言えないでしょ。複数のプロセスを一度にコーディングできないように。
#だから幼稚園の保母さんってたいへんなんだよね。
〜◍
Re:最初にやらせたいのは (スコア:0)
その通り。それどころか意識というものが存在している証拠すら提出できない。オレに分かるのはオレの意識だけで、あなたの意識なんか存在してるかどうか分かったもんじゃないからね。実は非常によくできたおしゃべりロボットかもしんない。
だから、行動主義以降の心理学は「意識を科学的・客観的に調べる」ことはすっぱり諦めて、客観的に測定可能な行動を調べる学問になったし、チューリングは「行動で人間と区別できないものは人間と同じくらい知的だ」という知能の定義を提唱したわけだ。
とい
Re:最初にやらせたいのは (スコア:1)
2. 人間と同じくらい知的な行動をするものを作ることは可能か?
問題をこの2点に分離するのは実際すごく重要だと思う。
でも
人間にしかできなさそうな知的な行動をアルゴリズムで再現できてしまった時点で、それはそれほど知的だとは思えなくなってくる。
つまり「知的」という言葉の意味がずれていく罠がある。
文字や顔のパターン認識だとかチェス・将棋なんかの思考ゲームって、ちょっと前までは「人間と同じくらい知的な行動」の典型例であったはずがいまではそれほどでもないし。
そういう意味で、1と2の問題はやっぱり互いに密接な関係があるんだろうな。
つーわけで、新たな「人間と同じくらい知的な行動」の典型例
を提示するためにも、実はやっぱり1の問題を再考するのにも意味があると思うよ。
Re:最初にやらせたいのは (スコア:0)
ちょっとよく思い出せないんだけど、チューリングはそのへんも指摘してなかったかな。チューリング・テストが見た目だったり動作音だったりwで判別する以外には、すべての知的領域において人間をだまさないと知的機械側の勝ちにならないような、「総合的」なテス