彼らは元々80年代大型計算機の時代に日本が世界の半導体市場を圧勝していたころ、世界のトップ10はすべて日本企業だったと言っていい頃。日本が主力としていなかった、パソコン市場に目を向けた。その意味では日本との DRAM 戦争に敗れて CPU 開発をせざるを得なかった Intel と似ています。(パソコン向け)メモリ王国サムスンの誕生です。その力が今のサムスンの始まりです。それはもしかすると、今で言うところのイノベーション(の流れ)を的確に捉えたのかもしれませんが。でもパソコンそのものやそのパソコン市場の流れをサムスンが作ったり、発明したわけではありません。
搾取のように見えるが (スコア:0)
一見すると、Appleの大きな売り上げって、Appleスゲー、iPhone スゲーというよりは、いろいろとな所から搾取をしている結果に見えなくもない(汗)ので、先のスレと似たような話のもって行き方になってしまうが、
製造先の工場とか、部品メーカーとか、各国のApple法人や、当然米国のAppleでも、それぞれの工場に大量の金を落として、それぞれの法人の法人税で各国に金を落としていると思えば、それほど目くじらを立てなくても思わないでない。(誰も目くじらを立ててないかもしれないが)。米ドルに換えていると言うよりは、それぞれの販売国に
Re: (スコア:1)
東芝とシャープ、米アップル向け有機EL生産を計画
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320110117aaaa.html [nikkan.co.jp]
アップルは、エルピーダにも投資している模様。
http://www.digitimes.com/news/a20110921PD216.html [digitimes.com]
確かに最近買ったMacはエルピーダのメモリばかりでした。
Re: (スコア:1)
正直、Andorid 携帯を買うより日本経済に役立ちそうですね。
せめて、GALAXYは買わないでもらいたい。
我慢ならない。
パネルや半導体の日本の負けっぷりを思うと韓国製をパッシングしても良いくらいだと思う。
ぶっちゃけ、Apple製品買わなくて良いから、国産のガラスマ/タブレットを買ってくれ。
って思う。
Re: (スコア:1)
サムスン製品売れる → サムスン工場拡大 → 日本製の工場設備売れる
液晶、半導体、バッテリ設備、etc
お得意さんですよ
#受動部品も相当買ってるんじゃなかったっけ
Re: (スコア:1)
この人は、液晶と半導体産業が壊滅させられたのを知らないのか
# 半導体は台湾にやられたのが大きい
さらに言うとTV産業も
# 薄利路線のチキンレースなのでサムスンといわず世界中TVでは苦しんでいるが
日本が最も強かった部分を奪われてしまって、売却と再編とリストラの嵐の結果、仕方がないから下請けとして泥臭いところを我々がかぶっているだけです # 無論、結果的に捨てた部分もあるが、捨てざるを得なかったのが本音です。再編せざるを得なかったから再編している。
無論、今の日本のハイテクがらみが景気が良くて雇用を回して韓国並みに売り上げが
Re: (スコア:0)
そうやって自国産業が落ちぶれた理由を外に求め続けている限り日本再生の目はありませんよ。(アメリカの自動車産業がそうであったように)
日本メーカーが落ちぶれたのはそれこそAppleのようにイノベーションを起こせるような革新的な製品を作ることが出来なかったから新興国との価格競争と言うチキンレースに参加せざるを得なくなったからです。
元々日本企業が伸びたのもそれまで市場になかった革新的な商品を世に出したからでそれが出来なくなったから落ちぶれただけでしょう。
Re: (スコア:0)
地方分権とか既得権益とかイノベーションとかって言葉は、たいていは同じ奴の口から出てくるよね
Re: (スコア:0)
イノベーションって現代経営学の父と言われたドラッカーが企業の繁栄の為に必要な物だと唱えている物ですけど。
と言うか市場が必要とする革新的な物を作らなければ企業が繁栄できないというのは道理だと思いますが。
こう言うのを否定する人って過去の栄光にしがみつきたい懐古主義者なのでしょうね。(昔は良かったとか言っている人なんでしょう)
Re:搾取のように見えるが (スコア:0)
サムスンを初めとした韓国の勝利は、Appleの快進撃を引き起こしたイノベーションを的確に捉えた事に由来します。それを自分らに適応した。市場で勝利をするのは発明者である必要はありません。多くの場合は発明者は市場では勝利していません。
彼らは元々80年代大型計算機の時代に日本が世界の半導体市場を圧勝していたころ、世界のトップ10はすべて日本企業だったと言っていい頃。日本が主力としていなかった、パソコン市場に目を向けた。その意味では日本との DRAM 戦争に敗れて CPU 開発をせざるを得なかった Intel と似ています。(パソコン向け)メモリ王国サムスンの誕生です。その力が今のサムスンの始まりです。それはもしかすると、今で言うところのイノベーション(の流れ)を的確に捉えたのかもしれませんが。でもパソコンそのものやそのパソコン市場の流れをサムスンが作ったり、発明したわけではありません。
企業の研究部署でイノベーションを求めるのは大切ですが、どちらかというとそれはベンチャー的な役割です。その意味ではAppleの躍進は驚異的であると思いますが、innovateと市場での強力な成功はおそらアレは誰にも真似できませんし、おそらく今後 Andorid とSamsungに市場で破れて、「あのながれはAppleがkickoffだったけど、勝利者はSamsungだね」となるでしょう。
産業界としては今あるイノベーション的なアイデア商品をより的確に市場に広げてユーザーを開拓することが肝要です。
飽和する市場を一度更にするイノベーションはたしかに継続的な経済の発展には必要不可欠です。でも、発明者になる必要は無いのです。勝利者になれば良い。
おそらく、短期・中期的に日本に必要なのは、韓国の真似です。二番煎じ三番戦時で良いので、ヘタにイノベーションを求めずに、同等製品を的確に作って、当面の間日本を支えることです。マネシタ戦法です。本当の意味では、日本はこっちが18番です。猿まね日本の誇りを取り戻すと。その間次のイノベーションの流れを捜す(自分で作れるに越したことはないですが)こと。難しく考えずに、自分がチャレンジャーだと認識して、技術立国日本だと上から考えずに、80年代の大勝利の流れを思い出すだけよい気がします。まぁ、それも時代が少し違うのかもしれませんが。そんなことを思い出します。もともと、猿まね上手は韓国より日本がうまいのです。