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怪奇小説かと思ってましたよ。あれのどこにいわゆる正統的なSF要素があるのでしょう。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
フランケンシュタインがSFだとは知らなかった (スコア:0)
怪奇小説かと思ってましたよ。
あれのどこにいわゆる正統的なSF要素があるのでしょう。
Re: (スコア:5, 参考になる)
確かに怪談のコンペで披露するために書かれはしたものの、物語の着想となったのは会場となったバイロン卿の屋敷で交わされたエラスマス・ダーウィン(進化論のチャールズ・ダーウィンの祖父)の生命理論やガルバーニの電気の実験、そしてバイロン卿の娘のエイダ・ラブレス婦人が参加している”人間が命令した通りの計算をする機械”なんかの談義で、当時の最先端科学だったんだぜ。
そして話の内容も人工的に作られた生命の話だ。これをSFと言わずに何て言うのさ。
Re:フランケンシュタインがSFだとは知らなかった (スコア:0)
また、フランケンシュタイン・コンプレックスとなってロボットのような人工生命体のストーリーが悪夢一辺倒になってしまい、うんざりしたアシモフ(とキャンベル)によってロボット工学三原則が生み出されたという流れの源流としてもまた、SFの文脈として重要な作品です。