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国内のひどい労働環境の企業の製品をボイコットする運動とか出てこないんですかね。個人的にはとりあえずワタミをはじめチェーン系の外食店は使わないようにしてますけど。
「業績が落ちれば余計労働者の待遇が悪化するだろ」という向きもあるでしょうが、業績が好調でも待遇をよくしないのがそれらの企業ですからねえ。消費者側から何らかのメッセージを発しないと変わらない可能性が高いです。
日本ってのは、一応は資本主義でもある。一部に共産主義的なところもあるが。
資本主義社会と自由競争社会は違うけど混同してる人が多いが、自由競争社会は製品開発や安売りなんかで競争するから良いものが作られていくという感じで、資本主義は「お金を持ってる人がお金を使ってお金を儲ける社会」ってことだよね。
経済的には二つの勢力があって、資本家と労働者がそれ。
自分の資産や資本を持っていて、それを運用して利益を得ている人は資本家。お金でお金を稼いでいる。それに対し、自分の時間や労働力を売ってお金をもらっているのが労働者。
スラドに出没する人の多くが労働者。
資本家の人口比率は少ないけど、お金や影響力があるのでそれで政治的活動を行って、自分に利益があるようにしている。
東電が学者やマスゴミをお金で買ったり、経団連が政府に文句をつけるのは、その活動のごく一部。他にも政治献金やほにゃららとか。
それに対して労働者は、選挙での投票権しか影響力が無い。税金なんて無理矢理むしりとられてる。働く権利なんか、一人だけでは資本家に逆らうことは不可能。
力が弱いので、群れで集まって力を合わせるしかない。それが労働組合。
ところが、最近は「労働組合なんかするのカッコワルイ」だの「左翼の集まり」だの言って敬遠する労働者が増えた。
選挙に行かないとか、資本家寄りについた政治家に投票するなどの労働者も少なくない。
そういうわけで、労働者の権利が真に守られることは減り、一方で資本家の利は大きくなる一方だということは、現実として顕著に表れているわけだよね。
それが資本主義社会なので、しょうがない。嫌なら、何をすべきか自分で考えればいいよ。
労働組合が労働者の権利を主張する団体から、単なる政治団体の下部組織になっちゃったからね。理不尽な束縛は少ない方が良い。
組合が労働者の意見をまとめて主張する組織でなく、上部団体の命令を労働者に押し付ける組織になってしまったら、存在価値はない。
> 労働組合が労働者の権利を主張する団体から、単なる政治団体の下部組織になっちゃったからね。
労働組合は労働者の中から自分達で選出した人間で構成されているので、自ら「単なる政治団体の下部組織」になろうとしなければならないはずですよね。
> 組合が労働者の意見をまとめて主張する組織でなく、> 上部団体の命令を労働者に押し付ける組織になってしまったら、> 存在価値はない。
弊社(情報サービス系)の組合は「電機連合」の下に居ますが、政治色皆無で、ただただ待遇改善だの給与水準向上だの契約社員の正社員登用だのに力を注いでいます。「貴方がそうであるように貴方の属していた労組もそうであった」に過ぎない事を、全体の事のように語らないでくださいな。存在価値が無い人間が集まって存在価値の無い組織を作っていただけでしょ。
自分の思い込みを一般的な事実の様に書くのはどうかな。
短い文章にしていただくと、こちらがイライラしなくてすむと思います。
いくら短かろうと中身が無いのであればコメントする必要すらないと思います。
よく、「資本主義=自由で民主的な社会=良い」「共産主義=独裁者により管理・抑圧された社会=悪い」という二元対立を前提として、労働者の権利を主張することを後者として語る人がいるが、資本主義であり民主主義の元祖であるところのフランスで労働者の権利が強固に守られている点を考えると、資本主義と労働者の権利は必ずしも相反するものではないのではないでしょうか。
一口に「資本主義」といってもいろいろある。
欧州の資本主義は社会民主的な資本主義。修正資本主義ともいう。これは、資本主義に社会主義的な修正を加えたものなので、労働者の保護とか所得の再分配といったものが考慮されている。一方、英米の資本主義は本来の資本主義に近いものであり、自由主義である。こちらは、格差が社会問題になっている。
本来の資本主義とは、資本家の自由を認めて、資本家が自由に金儲けできる資本主義であり、英米のそれと近い。欧州的な資本主義の方が望ましいとするならば、それは資本主義本来の問題点を認めること。
資本主義を推進するとは、資本を持つものはますます強まり、資本を持たざるものとの格差は広まるということ。これが強まると社会が不安になり、破綻に向かうかもしれない。現在の米国での反格差のデモはまさにそれ。「マルクスは時代遅れ」と一顧だにしない人がいるが、どっこい現代でもマルクスの指摘は生きている。さすがに世界同時革命は起きないと思うが。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
フェアトレードとか言う前に・・・。 (スコア:5, 興味深い)
国内のひどい労働環境の企業の製品をボイコットする運動とか出てこないんですかね。
個人的にはとりあえずワタミをはじめチェーン系の外食店は使わないようにしてますけど。
「業績が落ちれば余計労働者の待遇が悪化するだろ」という向きもあるでしょうが、
業績が好調でも待遇をよくしないのがそれらの企業ですからねえ。
消費者側から何らかのメッセージを発しないと変わらない可能性が高いです。
それが資本主義社会なのさ (スコア:0)
日本ってのは、一応は資本主義でもある。
一部に共産主義的なところもあるが。
資本主義社会と自由競争社会は違うけど混同してる人が
多いが、自由競争社会は製品開発や安売りなんかで競争
するから良いものが作られていくという感じで、
資本主義は「お金を持ってる人がお金を使ってお金を
儲ける社会」ってことだよね。
経済的には二つの勢力があって、資本家と労働者がそれ。
自分の資産や資本を持っていて、それを運用して利益を
得ている人は資本家。お金でお金を稼いでいる。
それに対し、自分の時間や労働力を売ってお金をもらって
いるのが労働者。
スラドに出没する人の多くが労働者。
資本家の人口比率は少ないけど、お金や影響力があるので
それで政治的活動を行って、自分に利益があるようにしている。
東電が学者やマスゴミをお金で買ったり、経団連が政府に
文句をつけるのは、その活動のごく一部。
他にも政治献金やほにゃららとか。
それに対して労働者は、選挙での投票権しか影響力が無い。
税金なんて無理矢理むしりとられてる。
働く権利なんか、一人だけでは資本家に逆らうことは不可能。
力が弱いので、群れで集まって力を合わせるしかない。
それが労働組合。
ところが、最近は「労働組合なんかするのカッコワルイ」だの
「左翼の集まり」だの言って敬遠する労働者が増えた。
選挙に行かないとか、資本家寄りについた政治家に投票する
などの労働者も少なくない。
そういうわけで、労働者の権利が真に守られることは減り、
一方で資本家の利は大きくなる一方だということは、
現実として顕著に表れているわけだよね。
それが資本主義社会なので、しょうがない。
嫌なら、何をすべきか自分で考えればいいよ。
Re: (スコア:0)
労働組合が労働者の権利を主張する団体から、単なる政治団体の下部組織になっちゃったからね。
理不尽な束縛は少ない方が良い。
組合が労働者の意見をまとめて主張する組織でなく、
上部団体の命令を労働者に押し付ける組織になってしまったら、
存在価値はない。
Re:それが資本主義社会なのさ (スコア:1)
> 労働組合が労働者の権利を主張する団体から、単なる政治団体の下部組織になっちゃったからね。
労働組合は労働者の中から自分達で選出した人間で構成されているので、
自ら「単なる政治団体の下部組織」になろうとしなければならないはずですよね。
> 組合が労働者の意見をまとめて主張する組織でなく、
> 上部団体の命令を労働者に押し付ける組織になってしまったら、
> 存在価値はない。
弊社(情報サービス系)の組合は「電機連合」の下に居ますが、
政治色皆無で、ただただ待遇改善だの給与水準向上だの契約社員の正社員登用だのに力を注いでいます。
「貴方がそうであるように貴方の属していた労組もそうであった」に過ぎない事を、
全体の事のように語らないでくださいな。
存在価値が無い人間が集まって存在価値の無い組織を作っていただけでしょ。
Re: (スコア:0)
自分の思い込みを一般的な事実の様に書くのはどうかな。
Re: (スコア:0)
短い文章にしていただくと、こちらがイライラしなくてすむと思います。
Re: (スコア:0)
いくら短かろうと中身が無いのであればコメントする必要すらないと思います。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
よく、「資本主義=自由で民主的な社会=良い」「共産主義=独裁者により管理・抑圧された社会=悪い」
という二元対立を前提として、労働者の権利を主張することを後者として語る人がいるが、
資本主義であり民主主義の元祖であるところのフランスで労働者の権利が強固に守られている点を
考えると、資本主義と労働者の権利は必ずしも相反するものではないのではないでしょうか。
Re:それが資本主義社会なのさ (スコア:2)
一口に「資本主義」といってもいろいろある。
欧州の資本主義は社会民主的な資本主義。修正資本主義ともいう。これは、資本主義に社会主義的な修正を加えたものなので、労働者の保護とか所得の再分配といったものが考慮されている。一方、英米の資本主義は本来の資本主義に近いものであり、自由主義である。こちらは、格差が社会問題になっている。
本来の資本主義とは、資本家の自由を認めて、資本家が自由に金儲けできる資本主義であり、英米のそれと近い。欧州的な資本主義の方が望ましいとするならば、それは資本主義本来の問題点を認めること。
資本主義を推進するとは、資本を持つものはますます強まり、資本を持たざるものとの格差は広まるということ。これが強まると社会が不安になり、破綻に向かうかもしれない。現在の米国での反格差のデモはまさにそれ。「マルクスは時代遅れ」と一顧だにしない人がいるが、どっこい現代でもマルクスの指摘は生きている。さすがに世界同時革命は起きないと思うが。