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そもそも講談社の社長と一緒に発表するなど、鳴きもの入りで始まった事業だったはずなのに、なんでこういうことになったのか。* 最初に発表した数字はなんだったのか* 十分な根拠があったのか、なかったのか* あったなら、なぜそれが実現しないのか* 実現しないのは、楽天側の問題か、出版社側の問題か* 楽天側の問題なら、どこで躓いているのか* 出版社側の問題なら、どこで躓いているのか* 出版社側の何が問題なのか、権利なのか、データ作成なのか* 権利の問題なら、なぜそれが進まないのか* データ作成なら、どこで問題が起きているのか、校正か、ツールなどの問題なのか* (株) [pubridge.jp]
ジャーナリストではないですが、とりあえず既報からいろいろ。
> 実現しないのは、楽天側の問題か、出版社側の問題か> 楽天側の問題なら、どこで躓いているのか> 出版社側の問題なら、どこで躓いているのか> 出版社側の何が問題なのか、権利なのか、データ作成なのか
楽天はePubにしたために、その校正に時間がかかっていると主張しています。 ただ電子書籍を作るフローについて、講談社は新刊を電子書籍にするとき、校正で1日一人5~6冊こなす [yomiuri.co.jp]としていますので、少々これは無理があるのではないかと感じます。
> データ作成なら、どこで問題が起きているのか、
その引用先の記事にあるように講談社は月に100冊ペースで電子化を行っていますが、もっと校正に時間をかける出版社もあるわけで、毎月の新刊点数については業界最大手を基準に考えてもまったく意味がないと思います。もちろん中小の出版社で校正には余り時間をかけず、新刊を出しまくるところもあるようですが。
出版社は立ち上がりが転けて化けの皮が剥がれたので、そちらにリソースを割かなくなった、他の電子書籍ストア向けデータを作る方が効率がよいと判断していると言う悪循環が始まっている可能性がありますね…。シリーズモノで、最初の数巻だけはあるのに、残りがいつまでたっても追加されないものとかあります。その他の電子書籍ストアでは販売されているのにKoboだけ無い、といった感じで…。
現状、EPUBのデータを作成しても売る店が限られていますし、kobo向けに作成したEPUB形式の書籍が、今後、別の書店向けにそのまま使いまわせるかどうか見通せないということもあり、現段階で積極的にkobo向けのEPUBデータを量産するメリットは、大きくないと評価している出版社はあるようです。
事実として、Kobo以外のストアは7万冊に届くので、著者が「Koboでは販売するな」と言っているわけでは無い限りは、7万冊近くまでは許諾がとれているはずですので、権利の問題で楽天が他より大幅に出遅れていると言う事は考えにくいです。
出版社が電子化の権利を持っているというのと、どの書店に対して配信を許諾するかっていうのは、また別の問題ですので。 出版社によっては、新しいデバイスが登場するごとに、著者と改めて契約を交わすところもありますので、出版社が電子化の権利を持っている作品が7万点あっても、それを全部koboで売っていいということにはならんのですよ。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
なぜこうなった (スコア:5, すばらしい洞察)
そもそも講談社の社長と一緒に発表するなど、鳴きもの入りで始まった事業だったはずなのに、なんでこういうことになったのか。
* 最初に発表した数字はなんだったのか
* 十分な根拠があったのか、なかったのか
* あったなら、なぜそれが実現しないのか
* 実現しないのは、楽天側の問題か、出版社側の問題か
* 楽天側の問題なら、どこで躓いているのか
* 出版社側の問題なら、どこで躓いているのか
* 出版社側の何が問題なのか、権利なのか、データ作成なのか
* 権利の問題なら、なぜそれが進まないのか
* データ作成なら、どこで問題が起きているのか、校正か、ツールなどの問題なのか
* (株) [pubridge.jp]
Re: (スコア:3, 興味深い)
ジャーナリストではないですが、とりあえず既報からいろいろ。
> 実現しないのは、楽天側の問題か、出版社側の問題か
> 楽天側の問題なら、どこで躓いているのか
> 出版社側の問題なら、どこで躓いているのか
> 出版社側の何が問題なのか、権利なのか、データ作成なのか
楽天はePubにしたために、その校正に時間がかかっていると主張しています。
ただ電子書籍を作るフローについて、講談社は新刊を電子書籍にするとき、校正で1日一人5~6冊こなす [yomiuri.co.jp]としていますので、少々これは無理があるのではないかと感じます。
> データ作成なら、どこで問題が起きているのか、
Re:なぜこうなった (スコア:0)
楽天はePubにしたために、その校正に時間がかかっていると主張しています。
ただ電子書籍を作るフローについて、講談社は新刊を電子書籍にするとき、校正で1日一人5~6冊こなす [yomiuri.co.jp]としていますので、少々これは無理があるのではないかと感じます。
その引用先の記事にあるように講談社は月に100冊ペースで電子化を行っていますが、もっと校正に時間をかける出版社もあるわけで、毎月の新刊点数については業界最大手を基準に考えてもまったく意味がないと思います。
もちろん中小の出版社で校正には余り時間をかけず、新刊を出しまくるところもあるようですが。
出版社は立ち上がりが転けて化けの皮が剥がれたので、そちらにリソースを割かなくなった、他の電子書籍ストア向けデータを作る方が効率がよいと判断していると言う悪循環が始まっている可能性がありますね…。シリーズモノで、最初の数巻だけはあるのに、残りがいつまでたっても追加されないものとかあります。その他の電子書籍ストアでは販売されているのにKoboだけ無い、といった感じで…。
現状、EPUBのデータを作成しても売る店が限られていますし、kobo向けに作成したEPUB形式の書籍が、今後、別の書店向けにそのまま使いまわせるかどうか見通せないということもあり、現段階で積極的にkobo向けのEPUBデータを量産するメリットは、大きくないと評価している出版社はあるようです。
事実として、Kobo以外のストアは7万冊に届くので、著者が「Koboでは販売するな」と言っているわけでは無い限りは、7万冊近くまでは許諾がとれているはずですので、権利の問題で楽天が他より大幅に出遅れていると言う事は考えにくいです。
出版社が電子化の権利を持っているというのと、どの書店に対して配信を許諾するかっていうのは、また別の問題ですので。
出版社によっては、新しいデバイスが登場するごとに、著者と改めて契約を交わすところもありますので、出版社が電子化の権利を持っている作品が7万点あっても、それを全部koboで売っていいということにはならんのですよ。