by
Anonymous Coward
on 2012年10月04日 12時04分
(#2244733)
The IBM team did tweak the algorithms between games, but part of what they were doing was fixing the bug that resulted in that unexpected move. The machine made a mistake, then they made sure it wouldn’t do it again. The irony is that the move had messed with Kasporav’s mind, and there was no one to fix this bug.
原文を読んだ感じでは (スコア:4, 参考になる)
ディープ・ブルーがカスパロフ氏と前に対戦した後、ディープ・ブルーのアルゴリズムには改変が加えられ、その改変とは予期せぬ動きにつながるようなバグを修正することだったという。その修正に漏れがあり例外が発生し、例外処理でランダムに手を打つ処理に飛ばされた、ということなのかもしれない。
ランダムに手を打つのは、バグでプログラムが正しく動作しない時の例外処理だというのはその通りでしょう。
バグの修正云々に関しては、「勝利の決め手となった一手」を打った一局の後、その一手を生み出したバグは次の一局の前に修正されたと言っているのであって、以前の試合で露見したバグの修正漏れが今回「その一手」を生み出したという話ではありません。
「ディープ・ブルーはバグで変な手を打ったが、そのバグは試合後修正された。皮肉にも、その変な手がカスパロフの頭を混乱させ、そっちの(カスパロフの頭の中の)バグは誰も直してくれなかった。」みたいな感じです。
Re:原文を読んだ感じでは (スコア:4, 参考になる)
ここですね。
WIRED.jpだとこう訳されていますが、「見落とされた」のかかっている箇所がおかしい。バグの影響が残ってたのはディープブルーではなくカスパロフ氏の頭の中だった、と。