ところがそうとも言い切れません。何故かと言うとEPUBはまだリファレンス実装が正式にできていないため、それぞれ各社で表示確認をしなければならず、それぞれに最適化してデータを渡さねばならないと言う事情があるためです。 一番普及しているのはAdobe Digital Editions [adobe.com]ですが、SHARPの実装したもの、ボイジャーが実装したものがありますし、EPUBがHTML5を素にしていると言う事からAccessなどのブラウザ屋が作ったもの(楽天Koboが採用)、Webkitベースに自社開発されたものもあります。極めつけは独自仕様一直線、ブランドイメージで押し切ろうとしているKindleで、これはKindle向けに最適化された(しかし汎用ではない)ePubを作ると言う本末転倒のバッドノウハウ集が売れるほどの有様です。
PDF Readerとしてなら、PaperWhiteを買うならKoboのgloの方が、解像度,バックライトは同等でSDカードによる保存領域増強に対応していますし、直接PCから転送ができます。Fireを買うならNexusシリーズの方がいいと思いますよ。Fireのアプリストアでは確実にbook-in-the-box等、XMDFや.bookなどのビューアは掲載を許されないでしょう。 あるいはEvernoteを使っている、読むものが自炊あるいは印刷用に余白の多いPDFならばReaderがかなり便利です。 Evernote連携は掛け値無しに便利ですし、Readerは優秀な余白カット機能が実装されているので自炊したデータの観覧には向いています。
まーでも (スコア:0)
日本の電子書籍元年もいいだけ迷走したけど、
やっと元年が終わる。
もうkindle以外買う必要がない。
電子書籍を買おうと思ってるユーザーにとってこんなわかりやすいことはない。
そのぐらいkindleには全てが既に揃ってて、日本のショップは全てに出遅れてる。
Re: (スコア:0)
えっ?
本当にちゃんと比較してます?
印象だけで言ってるでしょ。
とりあえずコンテンツは国内勢に比べて確実に遅れを取っていて、フォーマットの問題だから当面国内勢と同等になる見込みは無い。
Koboと同じ。
にも関わらずKinldeを盲信する人はKoboを罵倒しつつKindleは「実際に買う本が揃っているから揃っているんだ」という不思議さ。でも実際にはベストセラー本の中で僅かしかラインナップにない状態だったりする。
サービスが使いやすいんだと強弁するけれど、Kindleが実現しているサービスは他社もほぼ同等のサービスを実現済みなんだよね。むしろiOS,An
Re: (スコア:0)
> とりあえずコンテンツは国内勢に比べて確実に遅れを取っていて、
> フォーマットの問題だから当面国内勢と同等になる見込みは無い。
フォーマットって、XMDFってことでしょうか?
XMDFはXMDFで、読める汎用アプリが、Android汎用とかiOSとかにないのがネックじゃないかと。
これまでの品揃えの点ではいいにしても、今後はePubだろうし。
XMDFの方はDRMなしの流通が残ってるので、Android汎用やiOS用のアプリが出たら、
DRMなしの書籍は買ってもいいかなと思ってるんですけどね。
Kindleの方はDRMついてるので、よほどのことがない限り本は買わないと思います。
ハードウェアは買ったけど、PDFリーダーとして使うつもり。
Re:まーでも (スコア:0)
>フォーマットって、XMDFってことでしょうか?
>XMDFはXMDFで、読める汎用アプリが、Android汎用とかiOSとかにないのがネックじゃないかと。
加えるなら.bookもです。
XMDFと.bookの汎用アプリはAndroidならSHARPがBook-in-the-boxというアプリ [sbc.co.jp]を作って出しています。ついでに.bookも。iOS向けも準備中だとか言われてます。iOSなら、紀伊國屋、ガラパゴスストアアプリで読めます。
一応Book-in-the-boxはDRMソリューションの一部という事になってますが、事実上汎用のXMDF,.book,EPUBアプリですね。
ガラパゴスストアアプリから機能を切り出したものにも見える。
>これまでの品揃えの点ではいいにしても、今後はePubだろうし。
ところがそうとも言い切れません。何故かと言うとEPUBはまだリファレンス実装が正式にできていないため、それぞれ各社で表示確認をしなければならず、それぞれに最適化してデータを渡さねばならないと言う事情があるためです。
一番普及しているのはAdobe Digital Editions [adobe.com]ですが、SHARPの実装したもの、ボイジャーが実装したものがありますし、EPUBがHTML5を素にしていると言う事からAccessなどのブラウザ屋が作ったもの(楽天Koboが採用)、Webkitベースに自社開発されたものもあります。極めつけは独自仕様一直線、ブランドイメージで押し切ろうとしているKindleで、これはKindle向けに最適化された(しかし汎用ではない)ePubを作ると言う本末転倒のバッドノウハウ集が売れるほどの有様です。
#「EPUB3はHTML5を素にしているんですよ」というとカオスっぷりが想像しやすい人も多いかも
一方、XMDFと.bookはSHARPとボイジャーが基本的な部分を押さえたSDKを売っていて、あらゆる端末に移植されていますが表示形態は2社の名の下に補償されています。だから1個だけファイルを確認すればよろしいと言う事になっているのです。
そもそも電子書籍は将来のための投資という意味合いが強く、国内では儲けどころか売上比率のグラフに現ることすら未だありません。
国外でも胴元たるAmazonは儲けていますが、出版社は収益を落としているところが多く脱Amazonを模索する動きが度々話題になります。
こんな状況ならとりあえず交換フォーマットで記述しておくが、売る方はXMDFと.bookでいいや当面という所も多いですね。
>Kindleの方はDRMついてるので、よほどのことがない限り本は買わないと思います。
>ハードウェアは買ったけど、PDFリーダーとして使うつもり。
PDF Readerとしてなら、PaperWhiteを買うならKoboのgloの方が、解像度,バックライトは同等でSDカードによる保存領域増強に対応していますし、直接PCから転送ができます。Fireを買うならNexusシリーズの方がいいと思いますよ。Fireのアプリストアでは確実にbook-in-the-box等、XMDFや.bookなどのビューアは掲載を許されないでしょう。
あるいはEvernoteを使っている、読むものが自炊あるいは印刷用に余白の多いPDFならばReaderがかなり便利です。
Evernote連携は掛け値無しに便利ですし、Readerは優秀な余白カット機能が実装されているので自炊したデータの観覧には向いています。
少なくともKindleシリーズは自前のデータを見るには全く向きません。自前データを見ると言う点では、Kindleは初代はSDカードに対応していたのに非対応に、その後内蔵メモリを削ってくるなど明らかに制限する方向に進んでいて、自前データを見るプラットフォームとしての将来性も微妙です。
Re: (スコア:0)
> XMDFと.bookの汎用アプリはAndroidならSHARPがBook-in-the-boxというアプリを作って出しています。ついでに.bookも。
おお、ありがとうございます。
シャープ製のアプリはGALAPAGOSの方を見ていて、自分の端末では動かないなと思ってたところでした。
助かります。
これでDRMなしのXMDFの方は安心して買えます。
> 極めつけは独自仕様一直線、ブランドイメージで押し切ろうとしているKindleで、
> これはKindle向けに最適化された(しかし汎用ではない)ePubを作ると言う本末転倒の
> バッドノウハウ集が売れるほどの有様です。
そんな調子なんですか。
> PDF Readerと