by
Anonymous Coward
on 2012年12月28日 10時19分
(#2297967)
>psychosis vulnerability てなんだろ
別に特別な意味ではなく、文字通りの意味でいいと思うよ。vulnerability for psychosisでsusceptibility to psychosisと同じと思っておけば良いはず。(要は日常会話で言うところの「○○への罹りやすさ」がvulnerability for ○○とかsusceptibility to ○○になる)
双方向性がある、すなわち悪影響? (スコア:0)
なんかミスリードしようとしてない?
ま、大麻合法化は反対ですがね。
Re: (スコア:1)
元論文のアブストラクト
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/add.12050/abstract [wiley.com]
で、疑問点が
・psychosis vulnerability てなんだろ。ぐぐっても同じ人の論文ばかりひっかかる
・r=.12-.23て強いの?
・どちらが先かについては結局よくわからなかった、が結論でいいのかな…
Re:双方向性がある、すなわち悪影響? (スコア:2, 参考になる)
>psychosis vulnerability てなんだろ
別に特別な意味ではなく、文字通りの意味でいいと思うよ。vulnerability for psychosisでsusceptibility to psychosisと同じと思っておけば良いはず。(要は日常会話で言うところの「○○への罹りやすさ」がvulnerability for ○○とかsusceptibility to ○○になる)
>r=.12-.23て強いの?
強くはない。少し相関があるかなあ?ぐらいな感じ。
ただし、有意かどうかは実験の設定次第。
有意かどうか:単なるランダム性による偶然の結果かどうか。サンプル数を増やしてちゃんと解析していくと有意性は増える。今回の結果はabst見ると有意水準5%(一般的によく使う値)か?
相間は弱いけど有意ってことは良くある(影響は確実にあるんだけど、他の項目による変動も大きいから一対一対応にはならない、とか)
>どちらが先かについては結局よくわからなかった、が結論でいいのかな…
著者が言ってるのは、
・16歳で大麻やってた人は、その3年後の19歳で精神疾患を患ってる率が有意に高かった。
・13歳(や16歳)で精神疾患を患っていた人は、その3年後の16歳(や19歳)で大麻をやってる率が有意に高かった。
・従って、大麻をやってるかどうかで大人になってからの精神疾患を予測出来るかも知れない。
・この双方向の関係は、双方向の因果関係(*)を示しているのではないか?(これは現時点では仮設)
*双方向の因果関係とは、
・精神疾患が大麻の使用に走らせる
・大麻の使用が精神疾患を誘発している
という、独立な二つの因果関係が存在していることを指す。