本家のストーリーには↓の文章のように、月で核分裂物質のウランやトリウムが確保できるどうか次第ってあるけど、 > Practical applications may depend on mining uranium or thorium on the Moon. 月は地球に比べると軽い物質が多いので、ウランやトリウムの確保は難しい。
直径: 10.55 m 全長: 43.69 m 空虚質量: 34,019 kg 全備質量: 178,321 kg 推力 (真空中): 333.6 kN ISP (真空中): 850 s (8.09 kN·s/kg) ISP (海面): 380 s (3.73 kN·s/kg) 燃焼時間: 1,200 s 推進剤: LH2
核分裂物質の確保が課題 (スコア:0)
本家のストーリーには↓の文章のように、月で核分裂物質のウランやトリウムが確保できるどうか次第ってあるけど、
> Practical applications may depend on mining uranium or thorium on the Moon.
月は地球に比べると軽い物質が多いので、ウランやトリウムの確保は難しい。
地球から打ち上げるのも大気圏と重力を突破する必要があるのでトンあたり百億円かかるし、地球近傍小惑星の捕捉だって相対速度が違いすぎて困難。
しょせんは絵に書いた餅ってことだ。
Re: (スコア:0)
地球で余っているプルトニウムを使うとか、以下うろ覚えの知識で、SF的に仕立てると
サターン5型ロケットの自重が3000トン、推力3400トンとか
ということは多分、数キロトン核爆発を使えば月まで、かなりの量の物資を送ることができる。
さすがに大気中での核爆発は昨今の情勢ではまずいから、地下に埋めた砲身の中で爆発させて
砲弾だけ打ち出すような仕掛けを開発する。
資材(プルトニウムや重水素)は月まで砲弾で送って、人間や機材は化学ロケットで月まで、
後はリチウムくらいは月で入手できるんじゃないだろうか。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
> そんなに重くはならない。
日本のHⅡ-AロケットのエンジンであるLE-7Aの、1.8トンより軽くできるの?
Re:核分裂物質の確保が課題 (スコア:0)
それぞれ燃料(H-IIA第一段で約100t)込みで比較すると間違いなく軽いよ。
Re: (スコア:0)
原子炉と熱交換器と推進剤が100トンでできるとは思わないですね。
上の方に書いてある比推力7000とかを当てはめると燃料(推進剤)だけで20tは必要。
それに原子炉,熱交換器,核遮蔽(すごく重い)がわずか80トンでできるんですかね。無理だろ。
Re:核分裂物質の確保が課題 (スコア:2)
直径: 10.55 m
全長: 43.69 m
空虚質量: 34,019 kg
全備質量: 178,321 kg
推力 (真空中): 333.6 kN
ISP (真空中): 850 s (8.09 kN·s/kg)
ISP (海面): 380 s (3.73 kN·s/kg)
燃焼時間: 1,200 s
推進剤: LH2
あと熱交換器なんて要りやしません。1次冷媒を直接噴射します。大昔の火星計画だと低軌道まではサターンⅤの1段目で打ち上げるので問題なしと。
余談ですが日本はHTTRって高温ガス炉実験装置を持ってまして3.11までに過酷事故を想定した実験まで終了してる訳ですが、これの原子炉出口温度が950℃で、もう一寸頑張れば熱核ロケットが作れそうな感じなんですね。
発想の転換 (スコア:0)
元々の親コメ [srad.jp]は無人宇宙船の話みたいだから、核遮蔽(すごく重い)はカットでいいんじゃない?
どうせ宇宙空間まで出たら放射線なんてそこらじゅうにうようよしてるんだし。
打ち上げのときは・・・砂漠かなんかで運用はリモートで行えばなんとかなりそう。大気中にばら撒かれる分は・・・人類の未来のための尊い犠牲ということで(おぃ
Re: (スコア:0)
ま,当然大気圏内では原子力ロケットはあり得ないのは同意。
熱交換器なんて質量の無駄ですもんね。
でもたった1200sしか燃焼できないのでは、それほど魅力的でないような。
HTTR,あれは軽水炉よりよっぽど筋が良さそうな技術ですね。ぜひ実用化してほしい。