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現在のハイビジョンも実験放送の頃から「ソフトがない、ソフトがない」と言われ続けていたものですが、放送規格はいいですけど4kに見合うコンテンツが少なそうですね。
近年のデジタルで制作されている映画と、あとはスーパーハイビジョンの映像がぽつぽつ。既存のハイビジョンコンテンツでも、放送局の設備で時間をかけて4kアップ処理すればそこそこ品質の4kコンテンツに化けるかもしれませんが。
# 4kでは、60iじゃなくて60pにしてほしいな。今度こそ。
鶏が先か卵が先かみたいな話で、コンテンツに関しても放送をやるということを決めてしまえばコンテンツも制作されるというようなことがあるんでしょう。大失敗に終わったMUSE方式のアナログハイビジョンも、HDコンテンツやHDコンテンツ制作の面においては、やっておいて良かったということがあったそうですよ。
日本のメーカーはコンシューマー向けのテレビ機器以外に、プロ向けの機材でもある程度のシェアを持ってるので、4kについても先行しておかないとシェアを維持できないといったことはあるのかもですね。
とはいえ、日本のメーカーの苦境を救いたいなら、4kより先に
まあMUSEは放送方式の規格ですから、コンテンツ制作とは全く関係がありませんしね。MUSEからデジタル放送に変わった際に影響を受けたのは、送出の部分だけです。走査線の数が1035本から1080本に変更されたことはありましたが、これはハイビジョンからHDTVの規格変更であってMUSEとは関係ありませんでしたし、その際もVTRやカメラ、編集設備などの改修は行いましたが、収録されたコンテンツの方はそのまま使えました。MUSE以前に制作された膨大なコンテンツは、その後の放送に役立てられています。
その当時の収録機材は今ほど手軽ではなく、カメラとVTRが分かれていました。当時のカメラはCCDサイズが大きかったため、豊かな階調とノイズの少ない映像が撮れたこと。圧縮技術が未熟だったため非圧縮のデジタル1インチVTRが使われていたこと。ロケ用のポータブルVTR(UNIHI)ですらカメラマン一人では扱うのが難しかったため、必ずビデオエンジニアと音声さんが同行し、収録機器がしっかり調整されていたこと。などなど、様々な理由で素晴らしいコンテンツが数多く制作されました。初期のアナログ1インチVTRの時代はさすがに今見るとひどい画質ですが…どういうわけかVTR一体型カメラHDC-750の登場以降は、黒潰れ、白飛びを起こした映像が増えてしまいました。
>MUSEからデジタル放送に変わった際に影響を受けたのは、送出の部分だけです。
デジタルTVの規格設定時にMUSEを考慮したからでしょう。MUSEのコンテンツが無かったら720Pだけになってた可能性もありますよ。まあインターレスが残ってしまったのも当時のコンテンツのせいと考えると功罪では罪の方が多いかも…
> MUSEのコンテンツが無かったら720Pだけになってた可能性もありますよ。
日本でプログレッシブが無くなったのはNHKの圧力会長が「俺の目の黒い内はプログレッシブなどまかりならん」とあちこちに圧力掛けまくりましたからね。その圧力の掛け方の一つが「NHKが持ってるハイビジョンコンテンツ貸さないよ」だから、MUSEコンテンツの所為と言えなくもない?
なんでここまでインターレースにこだわったかというと、プログレッシブにするとPCとの親和性が高くなるかららしいですけど。
でもそのNHKが大河ドラマの撮影で「新技術のプログレッシブカメラで撮影!」って宣伝してるのがなんとも。
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
コンテンツ不足がなあ (スコア:2)
現在のハイビジョンも実験放送の頃から「ソフトがない、ソフトがない」と言われ続けていたものですが、放送規格はいいですけど4kに見合うコンテンツが少なそうですね。
近年のデジタルで制作されている映画と、あとはスーパーハイビジョンの映像がぽつぽつ。既存のハイビジョンコンテンツでも、放送局の設備で時間をかけて4kアップ処理すればそこそこ品質の4kコンテンツに化けるかもしれませんが。
# 4kでは、60iじゃなくて60pにしてほしいな。今度こそ。
Re: (スコア:4, 興味深い)
鶏が先か卵が先かみたいな話で、コンテンツに関しても放送をやるということを
決めてしまえばコンテンツも制作されるというようなことがあるんでしょう。
大失敗に終わったMUSE方式のアナログハイビジョンも、HDコンテンツや
HDコンテンツ制作の面においては、やっておいて良かったということが
あったそうですよ。
日本のメーカーはコンシューマー向けのテレビ機器以外に、プロ向けの機材でも
ある程度のシェアを持ってるので、4kについても先行しておかないとシェアを維持できない
といったことはあるのかもですね。
とはいえ、日本のメーカーの苦境を救いたいなら、4kより先に
Re:コンテンツ不足がなあ (スコア:5, 興味深い)
まあMUSEは放送方式の規格ですから、コンテンツ制作とは全く関係がありませんしね。
MUSEからデジタル放送に変わった際に影響を受けたのは、送出の部分だけです。
走査線の数が1035本から1080本に変更されたことはありましたが、これはハイビジョンからHDTVの規格変更であってMUSEとは関係ありませんでしたし、
その際もVTRやカメラ、編集設備などの改修は行いましたが、収録されたコンテンツの方はそのまま使えました。
MUSE以前に制作された膨大なコンテンツは、その後の放送に役立てられています。
その当時の収録機材は今ほど手軽ではなく、カメラとVTRが分かれていました。
当時のカメラはCCDサイズが大きかったため、豊かな階調とノイズの少ない映像が撮れたこと。
圧縮技術が未熟だったため非圧縮のデジタル1インチVTRが使われていたこと。
ロケ用のポータブルVTR(UNIHI)ですらカメラマン一人では扱うのが難しかったため、必ずビデオエンジニアと音声さんが同行し、収録機器がしっかり調整されていたこと。
などなど、様々な理由で素晴らしいコンテンツが数多く制作されました。
初期のアナログ1インチVTRの時代はさすがに今見るとひどい画質ですが…
どういうわけかVTR一体型カメラHDC-750の登場以降は、黒潰れ、白飛びを起こした映像が増えてしまいました。
Re:コンテンツ不足がなあ (スコア:1)
>MUSEからデジタル放送に変わった際に影響を受けたのは、送出の部分だけです。
デジタルTVの規格設定時にMUSEを考慮したからでしょう。
MUSEのコンテンツが無かったら720Pだけになってた可能性もありますよ。
まあインターレスが残ってしまったのも当時のコンテンツのせいと考えると功罪では罪の方が多いかも…
Re:コンテンツ不足がなあ (スコア:1)
> MUSEのコンテンツが無かったら720Pだけになってた可能性もありますよ。
日本でプログレッシブが無くなったのはNHKの圧力
会長が「俺の目の黒い内はプログレッシブなどまかりならん」と
あちこちに圧力掛けまくりましたからね。
その圧力の掛け方の一つが「NHKが持ってるハイビジョンコンテンツ貸さないよ」
だから、MUSEコンテンツの所為と言えなくもない?
なんでここまでインターレースにこだわったかというと、
プログレッシブにするとPCとの親和性が高くなるかららしいですけど。
でもそのNHKが大河ドラマの撮影で「新技術のプログレッシブカメラで撮影!」
って宣伝してるのがなんとも。
TomOne