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これの大失敗が少子化の原因の本丸。
女性が社会に進出しやすいようにといって進めた政策だけど、これは専業主婦がしたい、社会で苦労したいわけじゃない女性たちも社会(雇用労働者として)に引きずり出されてしまった。ところが保育園不足。
保育園に入れられたからって言っても、親の職場との位置関係だって大きく関係する。たいていは住んでいる地域の保育園にしか入れないが、送迎を考えると親は保育園から遠い職場で働くのが困難になる。結局、親のうちの片方は保育園の近くで安い給料の仕事を探す。たいていの場合は母親のほうがパートみたいな非正規雇用で対応する。
非正
>収入が減少すれば、育児・教育費用もままならず、複数子供を持つよりも一人や二人に集中するしかなくなる。>父親一人の収入だけで子供三人以上の家族が不自由なく暮らせる社会になれば少子化なんてすぐに解消できるでしょ。
高度経済成長時代とかはエリートを除けば中卒・高卒で就職してたんですよ。
そういう社会なら、一人当たりの教育・育成(?上手い言葉見つからん、育児のteen版みたいな)費用も少なくてすんだ。10代の若いころから働き始めれば20代前半には貯蓄できはじめて結婚可能。20代後半には結婚して子作り開始。
今、猫も杓子も大学全入でしょう。22~23歳で働き始め、しかも借金(奨学金)背負って、なんて若いうちに結婚できるわけないじゃないですかー。
高校進学するにしても、80年代以前は、商業高校・工業高校で実務研鑽を積んで高卒で働く、というルートがあったたとえば、商高で簿記の資格とって地銀や中小証券に入ると結構いい給与もらえてたりするんですよね(90年代卒の俺の姉がソースなので今はしらん)。
が、今はどんなレベルの中学生でもとにかく普通科高校に進学させてるでしょ。実業系高校が下火すぎる。実業系高校に進んだほうが生徒的にはプラスの人生になることが多いのに、と思っていたら最近読んだ本によれば「義務教育の段階で実業系高校に振り分けるなんて、人権的にありえん(ry」という教員系労働組合の戦後からの運動の結果だと。
ドイツなんかは子供の成長の早い段階で「その後の人生」を振り分けて、「こいつは将来のマイスター(むしろ実業系高校の専門家:大学教授でも置き換え不可能)」とか10代で振り分けてるんですが、日本はなぜか自分の人生設計の選択肢を選ぶ段階を「中学卒業時⇒高校での理文決定時⇒大学入学時⇒(ええと)」と引き伸ばす方向にどんどん深化して、結局こどもを借金づけにしちまって。
が、今はどんなレベルの中学生でもとにかく普通科高校に進学させてるでしょ。実業系高校が下火すぎる。 実業系高校に進んだほうが生徒的にはプラスの人生になることが多いのに、と思っていたら 最近読んだ本によれば「義務教育の段階で実業系高校に振り分けるなんて、人権的にありえん(ry」という 教員系労働組合の戦後からの運動の結果だと。
自分はおそらくそれより年上ですけど、中学ですでに普通科高校を、という感じでした。そもそもそのような職業相談が出来る教員が中学にいた記憶がないです。純粋に偏差値で輪切りでの振り分け。ただなんとなく普通化高校へ、でした。
単に子供の人口が減って、振り分けで実業系や高専へと行く必要性が減ったのかも知れません。そこに仰るようなイデオロギーが介入した可能性はありますが、「農業高校に行って土いじりしないといけないなんて聞いたことがない」と3日で辞めたなんて笑い話(?)も聞いたことがあります。人権的な話以外にも、個人の自主性尊重 (という名目での先送り) という流れもあったのかなと個人的に思ったりしますね。# 2010年代って「ブルーカラー」という生き方はどれだけ残ってるんだろう。
> 最近読んだ本によれば「義務教育の段階で実業系高校に振り分けるなんて、人権的にありえん(ry」という> 教員系労働組合の戦後からの運動の結果だと。
ソースよろ。その本じゃなく、その本が挙げているソースを教えて下さい。
80年代後半から90年代にかけて官公労の青年部の役員やってましたけど、確かにそういう話は「聞いたことが無い」ですね。逆に「教員に職業経験がないことから職業教育が出来ない」という話が山ほど。いま中高でやっている職業体験はこの辺が出所。大学全入に対する危惧ももってましたね、教育関係は。
>実業系高校に進んだほうが生徒的にはプラスの人生になることが多いのに、と思っていたら>最近読んだ本によれば「義務教育の段階で実業系高校に振り分けるなんて、人権的にありえん(ry」という>教員系労働組合の戦後からの運動の結果だと。
教組や労働組合みたいな労働者階級を守るための組織の活動を卑下する風潮がこの日本で一般化するのに伴い、労働者階級の環境が悪化しているという現実。
そんなに組合を悪者にしたいのかな。という俺は労組があるような会社に就職できたことは無いんだが。
ところで、大学に進学するために普通高校に入らなくてはならないという法律も無ければ、実業系高校を卒業後に大学に進学する者もいるので、教師が人権問題と主張していたとしたら大問題だと思う。いったい誰が書いた本?
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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
男女共同参画・雇用均等法 (スコア:3, 興味深い)
これの大失敗が少子化の原因の本丸。
女性が社会に進出しやすいようにといって進めた政策だけど、これは専業主婦がしたい、社会で苦労したいわけじゃない女性たちも社会(雇用労働者として)に引きずり出されてしまった。
ところが保育園不足。
保育園に入れられたからって言っても、親の職場との位置関係だって大きく関係する。
たいていは住んでいる地域の保育園にしか入れないが、送迎を考えると親は保育園から遠い職場で働くのが困難になる。
結局、親のうちの片方は保育園の近くで安い給料の仕事を探す。
たいていの場合は母親のほうがパートみたいな非正規雇用で対応する。
非正
Re:男女共同参画・雇用均等法 (スコア:3, 興味深い)
>収入が減少すれば、育児・教育費用もままならず、複数子供を持つよりも一人や二人に集中するしかなくなる。
>父親一人の収入だけで子供三人以上の家族が不自由なく暮らせる社会になれば少子化なんてすぐに解消できるでしょ。
高度経済成長時代とかはエリートを除けば中卒・高卒で就職してたんですよ。
そういう社会なら、一人当たりの教育・育成(?上手い言葉見つからん、育児のteen版みたいな)費用も少なくてすんだ。
10代の若いころから働き始めれば20代前半には貯蓄できはじめて結婚可能。
20代後半には結婚して子作り開始。
今、猫も杓子も大学全入でしょう。
22~23歳で働き始め、しかも借金(奨学金)背負って、なんて若いうちに結婚できるわけないじゃないですかー。
高校進学するにしても、80年代以前は、商業高校・工業高校で実務研鑽を積んで高卒で働く、というルートがあった
たとえば、商高で簿記の資格とって地銀や中小証券に入ると結構いい給与もらえてたりするんですよね
(90年代卒の俺の姉がソースなので今はしらん)。
が、今はどんなレベルの中学生でもとにかく普通科高校に進学させてるでしょ。実業系高校が下火すぎる。
実業系高校に進んだほうが生徒的にはプラスの人生になることが多いのに、と思っていたら
最近読んだ本によれば「義務教育の段階で実業系高校に振り分けるなんて、人権的にありえん(ry」という
教員系労働組合の戦後からの運動の結果だと。
ドイツなんかは子供の成長の早い段階で「その後の人生」を振り分けて、
「こいつは将来のマイスター(むしろ実業系高校の専門家:大学教授でも置き換え不可能)」とか10代で振り分けてるんですが、
日本はなぜか自分の人生設計の選択肢を選ぶ段階を「中学卒業時⇒高校での理文決定時⇒大学入学時⇒(ええと)」と
引き伸ばす方向にどんどん深化して、結局こどもを借金づけにしちまって。
Re:男女共同参画・雇用均等法 (スコア:1)
自分はおそらくそれより年上ですけど、中学ですでに普通科高校を、という感じでした。そもそもそのような職業相談が出来る教員が中学にいた記憶がないです。純粋に偏差値で輪切りでの振り分け。ただなんとなく普通化高校へ、でした。
単に子供の人口が減って、振り分けで実業系や高専へと行く必要性が減ったのかも知れません。そこに仰るようなイデオロギーが介入した可能性はありますが、「農業高校に行って土いじりしないといけないなんて聞いたことがない」と3日で辞めたなんて笑い話(?)も聞いたことがあります。人権的な話以外にも、個人の自主性尊重 (という名目での先送り) という流れもあったのかなと個人的に思ったりしますね。
# 2010年代って「ブルーカラー」という生き方はどれだけ残ってるんだろう。
Re: (スコア:0)
> 最近読んだ本によれば「義務教育の段階で実業系高校に振り分けるなんて、人権的にありえん(ry」という
> 教員系労働組合の戦後からの運動の結果だと。
ソースよろ。
その本じゃなく、その本が挙げているソースを教えて下さい。
Re:男女共同参画・雇用均等法 (スコア:1)
80年代後半から90年代にかけて官公労の青年部の役員やってましたけど、確かにそういう話は「聞いたことが無い」ですね。
逆に「教員に職業経験がないことから職業教育が出来ない」という話が山ほど。
いま中高でやっている職業体験はこの辺が出所。
大学全入に対する危惧ももってましたね、教育関係は。
Re: (スコア:0)
>実業系高校に進んだほうが生徒的にはプラスの人生になることが多いのに、と思っていたら
>最近読んだ本によれば「義務教育の段階で実業系高校に振り分けるなんて、人権的にありえん(ry」という
>教員系労働組合の戦後からの運動の結果だと。
教組や労働組合みたいな労働者階級を守るための組織の活動を卑下する風潮が
この日本で一般化するのに伴い、労働者階級の環境が悪化しているという現実。
そんなに組合を悪者にしたいのかな。
という俺は労組があるような会社に就職できたことは無いんだが。
ところで、大学に進学するために普通高校に入らなくてはならないという法律も無ければ、実業系高校を卒業後に大学に進学する者もいるので、教師が人権問題と主張していたとしたら大問題だと思う。
いったい誰が書いた本?