アカウント名:
パスワード:
この教授が以前に関わった、Mg空気電池で動く電気自動車。http://www.hondafoundation.jp/library/pdfs/No.126.pdf [hondafoundation.jp]記事の文章を読むと、「この人本当に大丈夫かなぁ?」と、ちょっと心配になる。
以下、PDFから転載。
---------------------------------------------------------------------------------私が今一緒にやろうとしている、サデク・ファリスさんというアメリカの発明家は、今から5年前にホンダのインサイトという車を改造して、マレーシアで 2003 年に亜鉛の電極を差し込んで、車の 600km 走行に成功しています。この人たちが開発したのが亜鉛燃料電池です。亜鉛燃料電池というのは、もうすでにリチウムイオン電池の 2.5 倍の性能を持っています。先ほど私が言いましたように、亜鉛というのは資源量が 4 億 t しかありませんので、こんなものをエネルギーに使うのはおかしいと言ったのはこういう事なのです。では何を使うかと言うとマグネシウムです。マグネシウム燃料電池だと、大体リチウムイオンの 7.5 倍の出力が出て来ます。サデク・ファリスさんは面白い事をやっていて、これが燃料電池と呼ばれる理由ですが、先ほどの亜鉛の電極を電池と切り離し、電極を何回も入れ替えたのです。1 回使って酸化したものは抜き取って、また入れ替えるというようにして、リサイクルをどんどんして行きます。100 回ぐらいやっても、ほとんど出力は落ちないという結果が出ています。ですからこれを燃料電池と呼んだのです。実態は何かというと空気電池です。空気電池というのは昔の非常に古い電池で、空気と金属との酸化作用を利用した電池ですが、電極と本体を切り離した事で燃料電池という事になったのです。 これは非常に重要な事です。皆さん、ご存知かどうか知りませんが、電池の性能というのは本体もすべて入れた重さに対して、出力がどれくらい出るかで判断されます。1 回しか使わない電池だと、金属電池というのは非常に性能が悪い。本体が重いので当たり前です。ところが電極を何回も入れ替えると、全体の重さは電極を 100 回使えば 100 倍の電極の重さになり、本体の重さは全然関係なくなりますので、金属本来のエネルギーの換算になって来ます。そうすると性能は格段にアップして行きます。 こういう頭の切り替えが出来ないと世界を制覇出来ません。実は私はこの話を 2 年前に日本の多くの電池メーカーにお話ししましたところ、すべての電池メーカーがこんなものは性能が悪くてだめと言われたのを覚えています。このように頭の切り替えが出来ないと取り残される事になります。
どこがどう心配なの?具体的に書いてみてもらえませんか?
全体の重さは電極を 100 回使えば 100 倍の電極の重さになり、本体の重さは全然関係なくなりますので
何言ってんのコレ?
冒頭の、亜鉛は少ないからマグネシウムだよといいつつ、じゃあマグネシウムが埋蔵量多いと説明するかと思ったら、今度はリチウムとの出力比(何を基準に?)に話が飛ぶ。
なんかやばい予感は自分もしました。
逆に、あの文章読んで何にも思わないの?
> 全体の重さは電極を 100 回使えば 100 倍の電極の重さになり、
エネルギー源としての電池は、発電に貢献する電極が電池全体に占める割合が低くい。しかし、中身の交換を前提に考えると、ケースは使い回しなのに電極物質は交換した回数倍の重量が使えるから発電に使った100回分の電池に占める電極物質の割合を高めることが出来る。(というようなことを違う先生がNHKのサイエンスゼロで簡単な表現で言っていたような気がした)
まあ、分かりやすい文章を書くのが苦手な先生なんじゃない?
読者に解かりやすく説明することに関心のないタイプの人に思いますね。自分の頭の中にあるロジックのつながりをそのまま表現して他人にもわかるだろうとする人だと思います。こういう人は結構いると思います。また講演の口述をそのまま文章にするとこういう文章が出来がちです。この程度を(これを基準に)「やばい」とか言えるのは、人付き合いがだいぶ違うのだなあと思いました。
「理系」とか「研究者」のステレオタイプがそのまま当てはまった人ですねw
わかりやすくはないが必要な事は書かれていると思うんだよね。直前には以下のように書かれていて、
電極と本体を切り離した事で燃料電池という事になったのです。
1 回しか使わない電池だと、金属電池というのは非常に性能が悪い。本体が重いので当たり前です。
本体というのが電池の電極以外の部分で、そこが電極に比べて重い事がわかる。1回100回というのも更にその前での交換の事だとわかるし、その前には空気電池にも触れられ
電池の性能は重さと出力の比電極と本体を分けて燃料電池にした金属電池だけど、本体の重さは燃料電池と同じように電極の重さだけで考えていい?↑これが抜けてる?100回使えば100倍の電極の重さになる
この転載された文章読んで何も感じない人がいたら、「この人本当に大丈夫かなぁ?」と、ちょっと心配になる。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
以前の空気電池駆動電気自動車 (スコア:2, 参考になる)
この教授が以前に関わった、Mg空気電池で動く電気自動車。
http://www.hondafoundation.jp/library/pdfs/No.126.pdf [hondafoundation.jp]
記事の文章を読むと、「この人本当に大丈夫かなぁ?」と、ちょっと心配になる。
以下、PDFから転載。
---------------------------------------------------------------------------------
私が今一緒にやろうとしている、サデク・ファリスさんというアメリカの発明家
は、今から5年前にホンダのインサイトという車を改造して、マレーシアで 2003 年に亜鉛の
電極を差し込んで、車の 600km 走行に成功しています。この人たちが開発したのが亜鉛燃料
電池です。亜鉛燃料電池というのは、もうすでにリチウムイオン電池の 2.5 倍の性能を持って
います。先ほど私が言いましたように、亜鉛というのは資源量が 4 億 t しかありませんので、
こんなものをエネルギーに使うのはおかしいと言ったのはこういう事なのです。では何を使う
かと言うとマグネシウムです。マグネシウム燃料電池だと、大体リチウムイオンの 7.5 倍の出
力が出て来ます。
サデク・ファリスさんは面白い事をやっていて、これが燃料電池と呼ばれる理由
ですが、先ほどの亜鉛の電極を電池と切り離し、電極を何回も入れ替えたのです。1 回使って
酸化したものは抜き取って、また入れ替えるというようにして、リサイクルをどんどんして行
きます。100 回ぐらいやっても、ほとんど出力は落ちないという結果が出ています。ですから
これを燃料電池と呼んだのです。実態は何かというと空気電池です。空気電池というのは昔の
非常に古い電池で、空気と金属との酸化作用を利用した電池ですが、電極と本体を切り離した
事で燃料電池という事になったのです。
これは非常に重要な事です。皆さん、ご存知かどうか知りませんが、電池の性能というのは
本体もすべて入れた重さに対して、出力がどれくらい出るかで判断されます。1 回しか使わな
い電池だと、金属電池というのは非常に性能が悪い。本体が重いので当たり前です。ところが
電極を何回も入れ替えると、全体の重さは電極を 100 回使えば 100 倍の電極の重さになり、
本体の重さは全然関係なくなりますので、金属本来のエネルギーの換算になって来ます。そう
すると性能は格段にアップして行きます。
こういう頭の切り替えが出来ないと世界を制覇出来ません。実は私はこの話を 2 年前に日本
の多くの電池メーカーにお話ししましたところ、すべての電池メーカーがこんなものは性能が
悪くてだめと言われたのを覚えています。このように頭の切り替えが出来ないと取り残される
事になります。
Re: (スコア:0)
どこがどう心配なの?具体的に書いてみてもらえませんか?
Re: (スコア:0)
全体の重さは電極を 100 回使えば 100 倍の電極の重さになり、
本体の重さは全然関係なくなりますので
何言ってんのコレ?
冒頭の、亜鉛は少ないからマグネシウムだよといいつつ、
じゃあマグネシウムが埋蔵量多いと説明するかと
思ったら、今度はリチウムとの出力比(何を基準に?)
に話が飛ぶ。
なんかやばい予感は自分もしました。
逆に、あの文章読んで何にも思わないの?
Re:以前の空気電池駆動電気自動車 (スコア:1)
> 全体の重さは電極を 100 回使えば 100 倍の電極の重さになり、
エネルギー源としての電池は、発電に貢献する電極が電池全体に占める割合が低くい。
しかし、中身の交換を前提に考えると、ケースは使い回しなのに電極物質は交換した回数倍の重量が使えるから
発電に使った100回分の電池に占める電極物質の割合を高めることが出来る。
(というようなことを違う先生がNHKのサイエンスゼロで簡単な表現で言っていたような気がした)
まあ、分かりやすい文章を書くのが苦手な先生なんじゃない?
Re: (スコア:0)
読者に解かりやすく説明することに関心のないタイプの人に思いますね。
自分の頭の中にあるロジックのつながりをそのまま表現して他人にもわかるだろうとする人だと思います。
こういう人は結構いると思います。また講演の口述をそのまま文章にするとこういう文章が出来がちです。
この程度を(これを基準に)「やばい」とか言えるのは、人付き合いがだいぶ違うのだなあと思いました。
Re: (スコア:0)
「理系」とか「研究者」のステレオタイプがそのまま当てはまった人ですねw
Re: (スコア:0)
わかりやすくはないが必要な事は書かれていると思うんだよね。直前には以下のように書かれていて、
電極と本体を切り離した事で燃料電池という事になったのです。
1 回しか使わない電池だと、金属電池というのは非常に性能が悪い。本体が重いので当たり前です。
本体というのが電池の電極以外の部分で、そこが電極に比べて重い事がわかる。
1回100回というのも更にその前での交換の事だとわかるし、その前には空気電池にも触れられ
Re: (スコア:0)
電池の性能は重さと出力の比
電極と本体を分けて燃料電池にした
金属電池だけど、本体の重さは燃料電池と同じように電極の重さだけで考えていい?
↑これが抜けてる?
100回使えば100倍の電極の重さになる
Re: (スコア:0)
この転載された文章読んで何も感じない人がいたら、
「この人本当に大丈夫かなぁ?」と、ちょっと心配になる。
Re:以前の空気電池駆動電気自動車 (スコア:2)
「これだけじゃわからん」と感じるでしょうね。