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ってまったく検証作業(追試実験含む)をやらないんですかね?なんか名前が売り込めるから共同研究者として名前を連ねて泥をかぶりそうだから撤回を求めて…って印象しか受けませんデタラメだったら誰かが気付くと思うんですが
今回の話は分野外なんで踏み込まず,一般論になりますが,共同研究だと通常は分業になってます.
例えば「ある物質を作れる人A」と,「Xという測定が出来る人B」,「Yという測定が出来る人C」がそれぞれ分業して,結果を主体となった研究者がまとめて論文にする,という感じです.#あとは時間的制約があって分業するとか.
このグループ内ではXと言う測定は(テクニック的だとか,装置的な問題で)Bさんしか出来ませんから,AさんやCさんが論文提出前や問題が出た後に検証をやるのはほぼ無理です.#基本的に自分の所だけで実験が出来るなら,共同研究はせずに独り占めします.
この辺の責任問題はいろいろ難しいところもあり,学術界でも良く議論になります.「論文の共著者は論文全体に責任を持つべきだ」という意見もあれば,「各自の分担をはっきりさせておいて,それぞれの部分にのみ責任を持てば良い」という意見もあり,それぞれにそれなりに納得できる点があります.#論文誌ごとにポリシーで規定されてたりもする.
で,事前に気づくかどうかですが,ここはまあケースバイケース.例えば共同研究相手の実験に関して造詣の深い人の場合は,気づいて突っ込んだりもします.で,揉めたあげく「そんな胡散臭い論文に名前載せるな!」という話(&共同研究打ち切り)になる場合もあります.その一方で,「微妙な気はするけど,嘘つき呼ばわりして波風たてるほどの確信があるわけでは無いなあ」とスルーする場合もあります.さらには,「物質は作ったけど,あの測定(とか解析とか)自体,俺よくわからないんだよね……」と言う場合は気づくどうこう以前の問題になります.#例えば実験系の人間が,面倒な理論の開発を共同研究先に頼んだ場合など.
最終的には,「共同研究相手をどの程度信頼するか?」という話になってきます.研究だと「非の打ち所も無いほど完璧で突っ込みようが無い」と言うことはまずあり得ないので,「まあ共同研究者はそのあたりはしっかりやっているだろ」と信じるのが前提になってきますので.#だもんで,人脈重視になりがちです.「あの人の研究室出身ならまあこの分野に関してはしっかりやってくれるだろう」とか.
それがいつの間にやら「**先生系の研究室の出身以外は門前払い」みたいな話になっちゃうんですけどね。
共同研究者を、一つの論文の共著者のことだとすると。
生命科学分野は職人技が必要なことが往々にしてあります。同じ職人技を持っているということは、専門がかぶるということです。丸かぶりでも部分かぶりでも、かぶる人同士は、ライバルでもあります。そして、論文の共著者の人数がやたら増えることは、できるだけ抑えたいとみんな思っています。なのでかぶるヒトとは共同作業は避ける方向に行くでしょう。研究は、分業なのです。お互いの人格と技術を信頼して任せている感じかと思います。
あなたがでたらめなんです。
共同研究者というよりは共著者のほうが適切な表現。で、共著者のうちの1人が検証実験を行う意思があるということが記者会見の質疑応答で言われてました。
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物事のやり方は一つではない -- Perlな人
共同研究者 (スコア:0)
ってまったく検証作業(追試実験含む)をやらないんですかね?
なんか名前が売り込めるから共同研究者として名前を連ねて
泥をかぶりそうだから撤回を求めて…って印象しか受けません
デタラメだったら誰かが気付くと思うんですが
Re:共同研究者 (スコア:5, 参考になる)
今回の話は分野外なんで踏み込まず,一般論になりますが,共同研究だと通常は分業になってます.
例えば「ある物質を作れる人A」と,「Xという測定が出来る人B」,「Yという測定が出来る人C」がそれぞれ分業して,結果を主体となった研究者がまとめて論文にする,という感じです.
#あとは時間的制約があって分業するとか.
このグループ内ではXと言う測定は(テクニック的だとか,装置的な問題で)Bさんしか出来ませんから,AさんやCさんが論文提出前や問題が出た後に検証をやるのはほぼ無理です.
#基本的に自分の所だけで実験が出来るなら,共同研究はせずに独り占めします.
この辺の責任問題はいろいろ難しいところもあり,学術界でも良く議論になります.「論文の共著者は論文全体に責任を持つべきだ」という意見もあれば,「各自の分担をはっきりさせておいて,それぞれの部分にのみ責任を持てば良い」という意見もあり,それぞれにそれなりに納得できる点があります.
#論文誌ごとにポリシーで規定されてたりもする.
で,事前に気づくかどうかですが,ここはまあケースバイケース.
例えば共同研究相手の実験に関して造詣の深い人の場合は,気づいて突っ込んだりもします.で,揉めたあげく「そんな胡散臭い論文に名前載せるな!」という話(&共同研究打ち切り)になる場合もあります.
その一方で,「微妙な気はするけど,嘘つき呼ばわりして波風たてるほどの確信があるわけでは無いなあ」とスルーする場合もあります.
さらには,「物質は作ったけど,あの測定(とか解析とか)自体,俺よくわからないんだよね……」と言う場合は気づくどうこう以前の問題になります.
#例えば実験系の人間が,面倒な理論の開発を共同研究先に頼んだ場合など.
最終的には,「共同研究相手をどの程度信頼するか?」という話になってきます.
研究だと「非の打ち所も無いほど完璧で突っ込みようが無い」と言うことはまずあり得ないので,「まあ共同研究者はそのあたりはしっかりやっているだろ」と信じるのが前提になってきますので.
#だもんで,人脈重視になりがちです.「あの人の研究室出身ならまあこの分野に関してはしっかりやってくれるだろう」とか.
Re: (スコア:0)
それがいつの間にやら「**先生系の研究室の出身以外は門前払い」みたいな話になっちゃうんですけどね。
Re:共同研究者 (スコア:2)
共同研究者を、一つの論文の共著者のことだとすると。
生命科学分野は職人技が必要なことが往々にしてあります。
同じ職人技を持っているということは、専門がかぶるということです。
丸かぶりでも部分かぶりでも、かぶる人同士は、ライバルでもあります。
そして、論文の共著者の人数がやたら増えることは、できるだけ抑えたいとみんな思っています。なのでかぶるヒトとは共同作業は避ける方向に行くでしょう。研究は、分業なのです。お互いの人格と技術を信頼して任せている感じかと思います。
Re: (スコア:0)
あなたがでたらめなんです。
Re: (スコア:0)
共同研究者というよりは共著者のほうが適切な表現。
で、共著者のうちの1人が検証実験を行う意思があるということが記者会見の質疑応答で言われてました。