アカウント名:
パスワード:
古物商です。ネットだとだめで、旧来の古物商(骨董屋)ならいいんかいな。
実際にお客さんから「整理したい」と連絡を受けて宅買いに行くわけですが、「こんなものでも誰かの役に立つんですか?」と、ありがたがられることがほとんどで、冒涜とかそんなふうに言われたことは一度もありません。それを今度は買い手に売るわけですが、これまた「直接手に入れることはまずできないので」とありがたがられます。
いろんな人がいますから、きれいに手放して役に立つところで役立てようとすることに口をはさむのは変です。
> 田村憲久厚生労働大臣は「遺族感情からすれば許し難いと思う。調査したい」と答弁した。厚生労働省は運営会社に出品規制を打診したものの、一律に規制はできないと断られたという。
そもそも、こういうところに国が口を出せるという感覚がおかしい。これを冒涜と言うんなら、古本屋に本を売るのだって冒涜だろうし、人からもらったプレゼントを質屋に持っていくのだって冒涜で、国が規制するのかって話ですよ。
売り手と買い手が同意しているなら、第三者が口を挟むことではないと思います。
たぶん問題なのは、タレコミにある「米兵が取得したもの」でしょうね。これも法律上問題はないでしょうから、不愉快とはいえ、仕方ないと思います。
まあ、政府として「知ったこっちゃねーよ」とは言いづらいのでしょう。
>たぶん問題なのは、タレコミにある「米兵が取得したもの」でしょうね。>これも法律上問題はないでしょうから、不愉快とはいえ、仕方ないと思います。
いや、戦時中でも拾得物/遺失物横領罪で犯罪ですよ?軍属なら、さらに軍紀違反にも問われます。
なのでどこぞの仏像と同じで、合法に入手したのかを問えば良いのです。
それって日本のルールだよね?
日本以外でも、時効が成立してそうだね。
戦後に裁かれた戦争犯罪は、戦勝国には無関係ですね。略奪は戦死体からだけではなく、捕虜からも日常的に行われていたという手記はかなりありますね。
とっくの時効でしょまだ戦後レジームから脱却されていないようですね。
いったいどこの法を持ち出すつもりか。戦時の鹵獲はあたりまえだろう。
問題となっているのは、合法とはいえ人を殺して奪った、そうでなくとも、遺体から勝手に引っ剥がしてきたものなのだが
事項の考え方や著作権の期限の考え方に近いものがあるのではないでしょうか。法律として明確な期限が定められるに至っていなくとも時間が経つにつれ薄れる権利意識と強まる共有意識といいますか。
別コメント [srad.jp]にも書きましたが、日本の場合、相続回復請求権の時効は、相続の開始があったときから20年間か、表見相続人が相続権を侵害している事を知った時から5年間です。戦国時代の物は、そもそも法の不遡及原則に基づいて法的には請求を認められないでしょうし、今回のケースでは、戦死者のものであれば、時効成立でしょう。
でも敵兵の所有物なんて普通は埋めるか焼くかしちゃうものなので、それを遺体から剥ぎ取って所有することは法的にはともかく、道義的にはそれほど批難されるようなことじゃないと思う。「燃やすくらいなら俺が貰ってもいいんじゃね?」ってことでつまりリユースですよ。
そういう行為は、当時のアメリカ軍はじめ、どんな軍隊でも厳罰の対象。アメリカ兵が手に入れた経緯も違法なものは表向きはない。
「日本軍と日本兵 米軍報告書は語る」によれば、1945年9月の戦地米兵向け出版物に以下の記事があるそうです。
サムライ刀、サーベル、ナイフ、日直将校の飾帯、海軍の制服(特別陸戦隊を除く)、生活用品、慰問品、千人針などの非軍事的な個人用品で、特別な捕虜や死体の持ち物とは認められない場合。特に情報価値のない、通常のデザインの鉄帽、拳銃、小銃、騎兵銃、銃剣は、訓練用の割り当てを満たす必要がない限り、記念品として所持してよい。通貨は二〇円まで、日本の軍票は紙幣一〇枚まで各自が所持してよい。日本の旗や標章は提督、将官の個人旗でなければ所持してよい。捕獲した敵の軍旗、軍艦旗、主要な海岸施設の旗を記念品にするのは禁じられている。
日本軍の銃器や軍服は、部隊訓練用に利用するため収集していたそうです。
専門用語では、鹵獲と言う様ですね。旧日本軍も、米軍の兵器を鹵獲していて、兵器として実戦部隊に投入したこともあります。
鹵獲は、軍が公式に獲得すること。ネットオークションで問題になるには、個人で獲得したもの。
今はどうなのか知りませんが、当時の米軍では、米兵が戦地で入手した戦利品は、上官の許可があれば持ち帰り可能でした。
ベルギーの歴史家のMichel De Trezが、第二次世界大戦に従軍した元兵士にインタビューして書いた、"The way we were CPL. FORREST GUTH"という本が手元にあります。この本には、フォレスト・グース元伍長が戦死したドイツ兵から奪って持ち帰った軍服や拳銃の写真と共に、上官が持ち帰りを許可したことを示す証明書も載っています。
最近だと一般的になりましたからね。
パールハーバーとか娼婦とか平和に対する罪とか…
その理屈は、どこかの国が盗んだものかもしれないから仏像を返せと言うのとどこが違うの?
でもそれが、戦争に負ける、ということなんだろうなと思う。人権という考え方が広まった今ならないだろうけど、当時ならしょうがないかな、とも思う。今でこそ侵略=悪みたいな考えだけど、当時は国際法上でも侵略は合法だったとも言われる。現代の考えを昔のことに遡って批判・裁くことは出来ない。
批判はいいでしょ。普遍的絶対的な価値観は存在しないのだからそれを否定すると何も批判できない。もちろん現代の考えでしかないことに自覚的であることは必要だと思うけど、だからこそ現代の考えで歴史を捉えることに意義があるのだとも思うな。
殺して引っ剥がしたことは批判していない。戦争中は合法であることを認めているわな。問題は、それを「今」売って良いのか?ってこと。
議論しているのは、過去の行動ではなく、今現在の行動。
直接の遺族も残っていないような、100年以上前の戦争ならともかく、第2次大戦は兵士の子供がまだ健在なわけで、完全に歴史的物品としてよいとも思えない。
倫理的にはともかく、法的にはまず問題ないでしょう。"よい" "悪い"は人治ですよ。法律じゃない。次に起きる戦争で兵士が略奪をすることに対して対策をするというなら構いませんけど。
今たとえば米国人が日本兵の遺品を持っていることには法的なしがらみはなにもないんですよ。
合法でしょう。
日本の法律で言うと、当時窃盗であっても、時効が成立しています。戦死者のものであれば、遺産相続の相続回復請求権の時効も成立しているものと思われます。
気持ちは解りますが、今のところ法的にはどうしようもないでしょう。
ようするに、人の心なんかどうでもいいって事ですねまあ、そう言う商売ですけどね
「一方、国内の出品物は遺族の高齢化や世代交代で遺品を持て余し、古物商に渡ったものが多いとみられる。」落ち着いてちゃんと読もうぜ。遺族が古物商に売り渡してる。
お互い一例をとって全てを語るのやめたほうがいいんじゃないの
× 遺族の身○ 戦没者を神格化し利用しようとする勢力の身
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
古物商です (スコア:4, 興味深い)
古物商です。
ネットだとだめで、旧来の古物商(骨董屋)ならいいんかいな。
実際にお客さんから「整理したい」と連絡を受けて宅買いに行くわけですが、「こんなものでも誰かの役に立つんですか?」と、ありがたがられることがほとんどで、冒涜とかそんなふうに言われたことは一度もありません。
それを今度は買い手に売るわけですが、これまた「直接手に入れることはまずできないので」とありがたがられます。
いろんな人がいますから、きれいに手放して役に立つところで役立てようとすることに口をはさむのは変です。
> 田村憲久厚生労働大臣は「遺族感情からすれば許し難いと思う。調査したい」と答弁した。厚生労働省は運営会社に出品規制を打診したものの、一律に規制はできないと断られたという。
そもそも、こういうところに国が口を出せるという感覚がおかしい。
これを冒涜と言うんなら、古本屋に本を売るのだって冒涜だろうし、人からもらったプレゼントを質屋に持っていくのだって冒涜で、国が規制するのかって話ですよ。
Re: (スコア:0)
売り手と買い手が同意しているなら、第三者が口を挟むことではないと思います。
たぶん問題なのは、タレコミにある「米兵が取得したもの」でしょうね。
これも法律上問題はないでしょうから、不愉快とはいえ、仕方ないと思います。
まあ、政府として「知ったこっちゃねーよ」とは言いづらいのでしょう。
Re: (スコア:0)
>たぶん問題なのは、タレコミにある「米兵が取得したもの」でしょうね。
>これも法律上問題はないでしょうから、不愉快とはいえ、仕方ないと思います。
いや、戦時中でも拾得物/遺失物横領罪で犯罪ですよ?
軍属なら、さらに軍紀違反にも問われます。
なのでどこぞの仏像と同じで、合法に入手したのかを問えば良いのです。
Re: (スコア:0)
それって日本のルールだよね?
Re:古物商です (スコア:1)
日本以外でも、時効が成立してそうだね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
戦後に裁かれた戦争犯罪は、戦勝国には無関係ですね。
略奪は戦死体からだけではなく、捕虜からも日常的に行われていたという手記はかなりありますね。
Re: (スコア:0)
とっくの時効でしょ
まだ戦後レジームから脱却されていないようですね。
Re: (スコア:0)
いったいどこの法を持ち出すつもりか。
戦時の鹵獲はあたりまえだろう。
Re: (スコア:0)
問題となっているのは、合法とはいえ人を殺して奪った、そうでなくとも、遺体から勝手に引っ剥がしてきたものなのだが
Re:古物商です (スコア:2)
その子孫が「殺されて奪われたものだ、返せ!」 というのも極論当てはまってしまいそう。
精々、盗品として訴えて返還を求めるくらいのことで 規制はできないのではと。
#んで、盗品じゃないと言われたら
#「第二次大戦時の米軍は敵兵からの略奪を認めていたのか!」と返す
Re:古物商です (スコア:2)
事項の考え方や著作権の期限の考え方に近いものがあるのではないでしょうか。
法律として明確な期限が定められるに至っていなくとも
時間が経つにつれ薄れる権利意識と強まる共有意識といいますか。
Re:古物商です (スコア:2)
別コメント [srad.jp]にも書きましたが、日本の場合、相続回復請求権の時効は、相続の開始があったときから20年間か、表見相続人が相続権を侵害している事を知った時から5年間です。
戦国時代の物は、そもそも法の不遡及原則に基づいて法的には請求を認められないでしょうし、今回のケースでは、戦死者のものであれば、時効成立でしょう。
リユースリサイクル (スコア:0)
問題となっているのは、合法とはいえ人を殺して奪った、そうでなくとも、遺体から勝手に引っ剥がしてきたものなのだが
でも敵兵の所有物なんて普通は埋めるか焼くかしちゃうものなので、それを遺体から剥ぎ取って所有することは法的にはともかく、道義的にはそれほど批難されるようなことじゃないと思う。
「燃やすくらいなら俺が貰ってもいいんじゃね?」
ってことでつまりリユースですよ。
Re: (スコア:0)
そういう行為は、当時のアメリカ軍はじめ、どんな軍隊でも厳罰の対象。
アメリカ兵が手に入れた経緯も違法なものは表向きはない。
Re:古物商です (スコア:5, 参考になる)
「日本軍と日本兵 米軍報告書は語る」によれば、
1945年9月の戦地米兵向け出版物に以下の記事があるそうです。
日本軍の銃器や軍服は、部隊訓練用に利用するため収集していたそうです。
Re:古物商です (スコア:1)
専門用語では、鹵獲と言う様ですね。
旧日本軍も、米軍の兵器を鹵獲していて、兵器として実戦部隊に投入したこともあります。
Re: (スコア:0)
鹵獲は、軍が公式に獲得すること。
ネットオークションで問題になるには、個人で獲得したもの。
Re: (スコア:0)
だから兵器を接収するのはいいけど、相手兵士の私物を勝手に持っていっちゃうのは、少なくとも近代的な軍隊ではどこでも公式にはやってはいけないこと。
Re:古物商です (スコア:1)
今はどうなのか知りませんが、当時の米軍では、米兵が戦地で入手した戦利品は、上官の許可があれば持ち帰り可能でした。
ベルギーの歴史家のMichel De Trezが、第二次世界大戦に従軍した元兵士にインタビューして書いた、"The way we were CPL. FORREST GUTH"という本が手元にあります。この本には、フォレスト・グース元伍長が戦死したドイツ兵から奪って持ち帰った軍服や拳銃の写真と共に、上官が持ち帰りを許可したことを示す証明書も載っています。
今の感性で当時の常識を批難する (スコア:0)
最近だと一般的になりましたからね。
パールハーバーとか娼婦とか平和に対する罪とか…
Re: (スコア:0)
その理屈は、どこかの国が盗んだものかもしれないから仏像を返せと言うのとどこが違うの?
Re: (スコア:0)
でもそれが、戦争に負ける、ということなんだろうなと思う。
人権という考え方が広まった今ならないだろうけど、当時ならしょうがないかな、とも思う。
今でこそ侵略=悪みたいな考えだけど、当時は国際法上でも侵略は合法だったとも言われる。
現代の考えを昔のことに遡って批判・裁くことは出来ない。
Re:古物商です (スコア:1)
批判はいいでしょ。
普遍的絶対的な価値観は存在しないのだからそれを否定すると何も批判できない。
もちろん現代の考えでしかないことに自覚的であることは必要だと思うけど、
だからこそ現代の考えで歴史を捉えることに意義があるのだとも思うな。
Re: (スコア:0)
殺して引っ剥がしたことは批判していない。戦争中は合法であることを認めているわな。
問題は、それを「今」売って良いのか?ってこと。
議論しているのは、過去の行動ではなく、今現在の行動。
直接の遺族も残っていないような、100年以上前の戦争ならともかく、第2次大戦は兵士の子供がまだ健在なわけで、完全に歴史的物品としてよいとも思えない。
Re:古物商です (スコア:2)
倫理的にはともかく、法的にはまず問題ないでしょう。"よい" "悪い"は人治ですよ。法律じゃない。
次に起きる戦争で兵士が略奪をすることに対して対策をするというなら構いませんけど。
今たとえば米国人が日本兵の遺品を持っていることには法的なしがらみはなにもないんですよ。
Re:古物商です (スコア:1)
殺して引っ剥がしたことは批判していない。戦争中は合法であることを認めているわな。
問題は、それを「今」売って良いのか?ってこと。
合法でしょう。
日本の法律で言うと、当時窃盗であっても、時効が成立しています。
戦死者のものであれば、遺産相続の相続回復請求権の時効も成立しているものと思われます。
直接の遺族も残っていないような、100年以上前の戦争ならともかく、第2次大戦は兵士の子供がまだ健在なわけで、完全に歴史的物品としてよいとも思えない。
気持ちは解りますが、今のところ法的にはどうしようもないでしょう。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
気のせいでしょうか。
Re: (スコア:0)
ようするに、人の心なんかどうでもいいって事ですね
まあ、そう言う商売ですけどね
Re: (スコア:0)
「一方、国内の出品物は遺族の高齢化や世代交代で遺品を持て余し、古物商に渡ったものが多いとみられる。」
落ち着いてちゃんと読もうぜ。遺族が古物商に売り渡してる。
Re: (スコア:0)
お互い一例をとって全てを語るのやめたほうがいいんじゃないの
Re: (スコア:0)
× 遺族の身
○ 戦没者を神格化し利用しようとする勢力の身