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あまりにDuncan氏のケースと扱いが違うと、氏の遺族が黙っていない [cnn.com]かも。今頃弁護士が遺族の前に列作って並んでるんじゃないかな。
彼女にもDuncan氏に与えられたのと同じ「試験管内でしかエボラウィルスへの効果が確認されていない」 [chimerix.com]というBrincidofovirが与えられるのだろうか。それとも別の薬だろうか。
ちなみに、スペインで同様にエボラ患者から感染して治療中の看護婦は、最初ファビピラビルを与えられていたようだ [nikkei.com]が、回復が見られず、なんと、在庫切れだったはずのZMappを、スペイン政府がどっかから探し出して来て先週末投与され、病状が少し上向いた [ibtimes.com]ようだ。してみると、やはりファビピラビルはエボラにはあまり効かないのかもしれない [srad.jp]
真面目な答えをすると・回復した人の血清を使用(3人回復したよね?)・(比較的安全に効くと見られている)ZMappを投与といった対応が妥当ではないかと。
結局回復した人が同じ国にいるかどうかで相当治療難易度が変わってくると思われるWHOも言ってるように、回復期(回復した)患者の血清は今のところ信頼出来る治療薬だしね。 [nikkei.com]
ファビピラビルはそんなに厳しい副作用が無いことが確定してるので、他の治療薬と一緒に使うには非常に良い物かと思われる。
ふと思うんだけど、ZMappや他人の血漿を処方されて回復した患者って、外から人工的に抗体を注入されただけで、身体が自力で抗体をどんどん作っている状態にはまだ至っていないのかもしれないんでしょ。
そういう人は、回復期にあっても、血漿に十分なエボラウィルスに対する抗体が含まれているんだろうか。ZMappや輸血した抗体の残りかすしか無かったりして、自然治癒した人から採った血清ほどの効き目は無いとかいう話は無いのかな。
亡くなったDuncan氏は、血液型が合わなくて他のアメリカ国内の治癒者の血清は使えなかったと病院側は発表しているみたい。今隔離中のNina Pham氏には血液型が合うとのことで、血漿が提供される模様。提供者はDr. Kent Brantlyとのことだが、彼の血液型は何なのかな。
Brincidofovirもファビピラビルもウイルスの複製を阻止するという意味でよく似た薬ですねファビピラビルが効かなければBrincidofovirも効かないでしょう
例えば、Brincidofovir、Favipiravirと同じ、核酸アナログと呼ばれるタイプの薬に、Ribavirinと言う薬がある。
同じタイプの薬だけど、Favipiravirはエボラに感染させたマウスに対しての動物実験では効果を見せた [nih.gov]のに対し、Ribavirinはエボラには動物実験でも効かなかった [oxfordjournals.org]。
同じタイプの薬だから同じように効かないはずだ、とは簡単にいえないのが生体相手の化学の難しいところ。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである
今度はどういう治療がされるのだろう (スコア:2, 参考になる)
あまりにDuncan氏のケースと扱いが違うと、氏の遺族が黙っていない [cnn.com]かも。今頃弁護士が遺族の前に列作って並んでるんじゃないかな。
彼女にもDuncan氏に与えられたのと同じ「試験管内でしかエボラウィルスへの効果が確認されていない」 [chimerix.com]
というBrincidofovirが与えられるのだろうか。それとも別の薬だろうか。
ちなみに、スペインで同様にエボラ患者から感染して治療中の看護婦は、最初ファビピラビルを与えられていたようだ [nikkei.com]が、回復が見られず、
なんと、在庫切れだったはずのZMappを、スペイン政府がどっかから探し出して来て先週末投与され、病状が少し上向いた [ibtimes.com]ようだ。
してみると、やはりファビピラビルはエボラにはあまり効かないのかもしれない [srad.jp]
Re: (スコア:0)
真面目な答えをすると
・回復した人の血清を使用(3人回復したよね?)
・(比較的安全に効くと見られている)ZMappを投与
といった対応が妥当ではないかと。
結局回復した人が同じ国にいるかどうかで相当治療難易度が変わってくると思われる
WHOも言ってるように、回復期(回復した)患者の血清は今のところ信頼出来る治療薬だしね。 [nikkei.com]
ファビピラビルはそんなに厳しい副作用が無いことが確定してるので、他の治療薬と一緒に使うには非常に良い物かと思われる。
Re: (スコア:0)
ふと思うんだけど、ZMappや他人の血漿を処方されて回復した患者って、外から人工的に抗体を注入されただけで、
身体が自力で抗体をどんどん作っている状態にはまだ至っていないのかもしれないんでしょ。
そういう人は、回復期にあっても、血漿に十分なエボラウィルスに対する抗体が含まれているんだろうか。
ZMappや輸血した抗体の残りかすしか無かったりして、自然治癒した人から採った血清ほどの効き目は無いとかいう話は無いのかな。
亡くなったDuncan氏は、血液型が合わなくて他のアメリカ国内の治癒者の血清は使えなかったと病院側は発表しているみたい。
今隔離中のNina Pham氏には血液型が合うとのことで、血漿が提供される模様。
提供者はDr. Kent Brantlyとのことだが、彼の血液型は何なのかな。
Re: (スコア:0)
Brincidofovirもファビピラビルもウイルスの複製を阻止するという意味でよく似た薬ですね
ファビピラビルが効かなければBrincidofovirも効かないでしょう
Re:今度はどういう治療がされるのだろう (スコア:1)
例えば、Brincidofovir、Favipiravirと同じ、核酸アナログと呼ばれるタイプの薬に、Ribavirinと言う薬がある。
同じタイプの薬だけど、Favipiravirはエボラに感染させたマウスに対しての動物実験では効果を見せた [nih.gov]のに対し、
Ribavirinはエボラには動物実験でも効かなかった [oxfordjournals.org]。
同じタイプの薬だから同じように効かないはずだ、とは簡単にいえないのが生体相手の化学の難しいところ。