アカウント名:
パスワード:
そりゃまあ同じ工場で作っていて混入過程が未解明なら、「ハーフ&ハーフ」だけ回収というのはおかしい話ですけど。
なお生産ラインを停止している間、 まるか食品は数十億円かけて生産設備を刷新するとのこと(日経電子版 [nikkei.com])。
生産設備刷新もいいけど、先日閲覧したまとめページで掃除が不徹底で薄汚いシロモノだったラインのようすが気になる。刷新した設備をこれからは常時清潔清浄に使うつもりなのか汚れても気にしないのか。
とはいえどっちみち今までもそうだったように今後も口にすることはめったにないだろう。いちいち覚えていないから一度も食べたことないという自信はない。
うまい洋食屋のフライパンは、古い油が染み込んでおいしくなってる。油の染み込んだ古い機械でしか、あのぺヤングの味は出ないんだよ。ぴかぴかの機械の味なんか嫌いだ!
美味しんぼで、古びた土鍋にご飯と調味料をいれただけで、まる雑炊を作りましょうという話がなかったっけ?ピカピカの純金製鍋をdisるために。
単純に古ぼけてる鍋じゃないよ。30年ちかくコークスの高温で焼き込まれて鍛えられ、ダシがしみた鍋だよ。だから金の鍋では代わりが効かないという話。http://okwave.jp/qa/q5622178.html [okwave.jp]
そんな、ごく微量が効くとも思えないけど。古酒とか、クサヤ液とか、かえしとか、ツメとかとは違うよね。
まる鍋じゃなくて、貝鍋だけど、北大教授の中谷宇吉郎の随筆(著作権切れ):前文は青空文庫:http://www.aozora.gr.jp/cards/001569/files/53234_49844.html
貝鍋の歌中谷宇吉郎
北海に愚魚ありその名をほっけという肉は白きこと雪片を欺(あざむ)き 味はうすきこと太虚(たいきょ)に似たり一片の三石(みついし)の昆布一滴のうすくちの醤油(しょうゆ)真白なる豆腐にわずかなる緑を加う くつくつと貝鍋は煮え夜は更けて味いよいよ新たなり
(snip)
貝殻の主成分は、もちろん炭酸カルシウムであって、加里(カリ)や燐酸塩(りんさんえん)も、少しはいっているが、それはごく微量である。ナトリウムも少量あるが、これは加える食塩の方が、ずっと多いから、問題にする必要はない。一番考えられるのは、カルシウムであるが、これは煮ているうちに、汁の中にとけ出る可能性は、じゅうぶん考えられる。人間の舌は、あんがい敏感であって、化学分析でもわからないていどの微量の成分を、感じとるものである。 この貝鍋カルシウム論を、芸大の物理の教授をしているO博士にしたことがある。最近その博士に会ったら、あの実験はやってみましたという。結果は肯定的で、蛤(はまぐり)の貝殻を、水で一時間くらい煮ると、簡単なテストでわかるていどに、カルシウムがとけ出るそうである。帆立(ほたて)の貝鍋は手に入らぬので、まだやっていないが、充分出るでしょうといっていた。 少し暇になったら、本式に貝鍋料理の物理的および化学的の研究をしてみたいと思っている。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
ペヤングがスーパーの棚から消えていた件 (スコア:4, 参考になる)
そりゃまあ同じ工場で作っていて混入過程が未解明なら、「ハーフ&ハーフ」だけ回収というのはおかしい話ですけど。
なお生産ラインを停止している間、 まるか食品は数十億円かけて生産設備を刷新するとのこと(日経電子版 [nikkei.com])。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:1)
生産設備刷新もいいけど、先日閲覧したまとめページで掃除が不徹底で薄汚いシロモノだったラインのようすが気になる。
刷新した設備をこれからは常時清潔清浄に使うつもりなのか汚れても気にしないのか。
とはいえどっちみち今までもそうだったように今後も口にすることはめったにないだろう。
いちいち覚えていないから一度も食べたことないという自信はない。
Re: (スコア:0)
うまい洋食屋のフライパンは、古い油が染み込んでおいしくなってる。
油の染み込んだ古い機械でしか、あのぺヤングの味は出ないんだよ。
ぴかぴかの機械の味なんか嫌いだ!
フライパンの例はイマイチ (スコア:1)
美味しんぼで、古びた土鍋にご飯と調味料をいれただけで、まる雑炊を作りましょうという話がなかったっけ?ピカピカの純金製鍋をdisるために。
モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
Re: (スコア:0)
単純に古ぼけてる鍋じゃないよ。30年ちかくコークスの高温で焼き込まれて鍛えられ、ダシがしみた鍋だよ。だから金の鍋では代わりが効かないという話。
http://okwave.jp/qa/q5622178.html [okwave.jp]
Re: (スコア:0)
そんな、ごく微量が効くとも思えないけど。
古酒とか、クサヤ液とか、かえしとか、ツメとかとは違うよね。
Re:フライパンの例はイマイチ (スコア:0)
そんな、ごく微量が効くとも思えないけど。
古酒とか、クサヤ液とか、かえしとか、ツメとかとは違うよね。
まる鍋じゃなくて、貝鍋だけど、北大教授の中谷宇吉郎の随筆(著作権切れ):
前文は青空文庫:http://www.aozora.gr.jp/cards/001569/files/53234_49844.html
貝鍋の歌
中谷宇吉郎
北海に愚魚あり
その名をほっけという
肉は白きこと雪片を欺(あざむ)き
味はうすきこと太虚(たいきょ)に似たり
一片の三石(みついし)の昆布
一滴のうすくちの醤油(しょうゆ)
真白なる豆腐に
わずかなる緑を加う
くつくつと貝鍋は煮え
夜は更けて味いよいよ新たなり
(snip)
貝殻の主成分は、もちろん炭酸カルシウムであって、加里(カリ)や燐酸塩(りんさんえん)も、少しはいっているが、それはごく微量である。ナトリウムも少量あるが、これは加える食塩の方が、ずっと多いから、問題にする必要はない。一番考えられるのは、カルシウムであるが、これは煮ているうちに、汁の中にとけ出る可能性は、じゅうぶん考えられる。人間の舌は、あんがい敏感であって、化学分析でもわからないていどの微量の成分を、感じとるものである。
この貝鍋カルシウム論を、芸大の物理の教授をしているO博士にしたことがある。最近その博士に会ったら、あの実験はやってみましたという。結果は肯定的で、蛤(はまぐり)の貝殻を、水で一時間くらい煮ると、簡単なテストでわかるていどに、カルシウムがとけ出るそうである。帆立(ほたて)の貝鍋は手に入らぬので、まだやっていないが、充分出るでしょうといっていた。
少し暇になったら、本式に貝鍋料理の物理的および化学的の研究をしてみたいと思っている。