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当時ならともかく現代なら「あの」ヒトラーの本だとわかって読むわけでどんな著者か知らずに読んで悪影響を受けるなんてことはないでしょう
純真な若者は共感してしまうんだよ。
純真な若者が共感してしまうのはドイツの社会的問題であって、ヒトラーという偉大な著者が原因じゃないと思うんだが。
つまるところ、詳註版をだして、「この記述はこれこれこういう理由で、誤っているから危険思想である。」っていちいち反論したものを出版すれば問題ない。なんとなれば、著作権は切れているんだから、丸コピに自分の意見を被せるような本を出してもいいってことだから。
ヒトラー的手法の問題点は、ゲシュタポとかホロコーストみたいに権力が行き着いた先ではなく、むしろヒトラー個人の演説がうますぎる点とゲッペルスの演出が巧み
>なんとなれば、著作権は切れているんだから、丸コピに自分の意見を被せるような本を出してもいいってことだから。
我が国の著作権でいう著作者人格権には同一性保持権というものもあります。あなたが主張なさりたいことを出版したいなら、適切な範囲で原著の内容を引用した著作物を出版したらよいです。この場合は著作権が切れているかどうかはまったく問題になりません。
世界標準の同一性保持権は、人格権じゃなく財産権なので、ドイツでは関係ないよ。
> しかも親告罪じゃない
で、誰が起訴するの?
検察?、それとも誰かが告発すんの?
それから、起訴主体の話とは別に著作物の作者が俺の著作物を改変するなといっても、その遺言は無効になるでしょう。
当たり前の話だが遺言を残せば、それが全て有効になるわけではなく、公序良俗に反するものは無効になる。
著作権切れの著作物の利用をいちじるしく妨げてしまうような遺言はこれにあたるだろうから無効。
>例えば誤字が見つかったとか
ママ という注(さらには比定して可能性の高い訂正候補の字)を補う方が適切なのでそうしていることが多数か。楽譜だとたとえば『展覧会の絵』のピアノ版原曲の「古城」で出版楽譜初版の音符を譜面に残して注を施してこうであるべき音符を別記していたり。 a の音だったかな。
ここまですると校訂監修という作業になるんだろうけどそれはまた別の話。それだってともすれば魏志東夷伝倭人条に邪馬台国なんて記載はないという独自説につながったりするから世の中難しい。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
出版認めても問題なさそう (スコア:0)
当時ならともかく現代なら「あの」ヒトラーの本だとわかって読むわけで
どんな著者か知らずに読んで悪影響を受けるなんてことはないでしょう
Re: (スコア:0)
純真な若者は共感してしまうんだよ。
Re: (スコア:2, すばらしい洞察)
純真な若者が共感してしまうのはドイツの社会的問題であって、ヒトラーという偉大な著者が原因じゃないと思うんだが。
つまるところ、詳註版をだして、「この記述はこれこれこういう理由で、誤っているから危険思想である。」っていちいち反論したものを出版すれば問題ない。なんとなれば、著作権は切れているんだから、丸コピに自分の意見を被せるような本を出してもいいってことだから。
ヒトラー的手法の問題点は、ゲシュタポとかホロコーストみたいに権力が行き着いた先ではなく、むしろヒトラー個人の演説がうますぎる点とゲッペルスの演出が巧み
Re: (スコア:1)
>なんとなれば、著作権は切れているんだから、丸コピに自分の意見を被せるような本を出してもいいってことだから。
我が国の著作権でいう著作者人格権には同一性保持権というものもあります。
あなたが主張なさりたいことを出版したいなら、適切な範囲で原著の内容を引用した著作物を出版したらよいです。
この場合は著作権が切れているかどうかはまったく問題になりません。
Re: (スコア:0)
世界標準の同一性保持権は、人格権じゃなく財産権なので、ドイツでは関係ないよ。
Re: (スコア:0)
# だから本当はホルストの「木星」をアレンジするのは違反。しかも親告罪じゃない
Re: (スコア:2)
> しかも親告罪じゃない
で、誰が起訴するの?
検察?、それとも誰かが告発すんの?
それから、起訴主体の話とは別に著作物の作者が俺の著作物を
改変するなといっても、その遺言は無効になるでしょう。
当たり前の話だが遺言を残せば、それが全て有効になるわけではなく、
公序良俗に反するものは無効になる。
著作権切れの著作物の利用をいちじるしく妨げてしまうような
遺言はこれにあたるだろうから無効。
Re:出版認めても問題なさそう (スコア:0)
著作者の意を害するかどうかだけが問題で、著作物の利用を妨げるかどうかなんて関係ない。
要するに死後の改変が可能なのは、例えば誤字が見つかったとか、著者の使った漢字が常用漢字表にないとかの場合に文字を訂正するみたいな状況しか想定していない。
Re:出版認めても問題なさそう (スコア:1)
>例えば誤字が見つかったとか
ママ という注(さらには比定して可能性の高い訂正候補の字)を補う方が適切なのでそうしていることが多数か。
楽譜だとたとえば『展覧会の絵』のピアノ版原曲の「古城」で出版楽譜初版の音符を譜面に残して注を施してこうであるべき音符を別記していたり。 a の音だったかな。
ここまですると校訂監修という作業になるんだろうけどそれはまた別の話。
それだってともすれば魏志東夷伝倭人条に邪馬台国なんて記載はない
という独自説につながったりするから世の中難しい。