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> 増加を識別できる可能性が低い
増加を識別できないのは統計学的な手法での差異の識別精度に限界があるから。
これは差異がないということも識別できないということを意味している。
IAEAの報告は集団レベルのことであって,個人レベルの事象は別のレベル。
今回の報告は,福島事故によってガン発生率の統計学的な差違が生じない可能性を指摘しただけで,事故の影響でガンが発生しないとは言っていないことに留意すべきだと思う。
# 研究室の実験に比べて,コントロールが効かないから疫学的な因果関係を統計から導くのは難しいんだよな。# 公害問題の時ですら,数10年かかったし,責任者が死んでいなくなる頃には実態が明らかになるかもしれません。# 史料は捨てられてしまうかな。
公害問題の時は、当時の通産省が公害関連規制は企業をコントロールする新たな手段に使えるという発見をした事によって解決に向かったという面もある。
原発の方も当事者達にその手の利益がないのであれば、原発なくならないかぎり実態は明らかにならないんじゃないかな。
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統計学の限界 (スコア:1)
> 増加を識別できる可能性が低い
増加を識別できないのは統計学的な手法での差異の識別精度に
限界があるから。
これは差異がないということも識別できないということを
意味している。
生態学的誤謬(Re:統計学の限界) (スコア:0)
IAEAの報告は集団レベルのことであって,個人レベルの事象は別のレベル。
今回の報告は,福島事故によってガン発生率の統計学的な差違が生じない可能性を指摘しただけで,
事故の影響でガンが発生しないとは言っていないことに留意すべきだと思う。
# 研究室の実験に比べて,コントロールが効かないから疫学的な因果関係を統計から導くのは難しいんだよな。
# 公害問題の時ですら,数10年かかったし,責任者が死んでいなくなる頃には実態が明らかになるかもしれません。
# 史料は捨てられてしまうかな。
Re:生態学的誤謬(Re:統計学の限界) (スコア:0)
公害問題の時は、当時の通産省が公害関連規制は企業をコントロールする新たな手段に使えるという発見をした事によって解決に向かったという面もある。
原発の方も当事者達にその手の利益がないのであれば、原発なくならないかぎり実態は明らかにならないんじゃないかな。