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が、一般には広く知られていないから、あらためて「みんなちゃんと多様性を踏まえようぜ」という指針を出した、というお話。今回あらたに多様性が認められたということじゃないです。
日に日に手書き文字を見る機会が減ってますからねぇ。
twitterとか見てると、「文化庁は日本の伝統文化を破壊する気だ!! 突撃しろ!!!」みたいなのが佃煮に出来るくらい湧いててウンザリですな。字形も字体も活字と手書き文字の差異も漢字教育の歴史も、およそ歴史と伝統なんかなんにも知らんのになんでかこの調子で……
異体字が多い渡邊さんたちとか、こだわりが強い人は多いからね。手書き署名は自由で結構だ。でも電算処理する戸籍、住民基本台帳を含めて、既存のJIS文字だけに強制してほしいなあ。面倒でしょうがない。わざわざ外字フォントを作ってまで対応しろとごねる上司もいるものなあ。それを全社適応させるためのコストも考えろよ。
荻野さんと萩野さんを間違えると死刑とか、渡邉と渡邊を間違えると夜道で刺されるとか、齋藤を手書き年賀状で書くためにフォントを72ポイントくらいまで拡大するとか、もう勘弁してほしい。
ウチの会社、代表者の個人の戸籍は「齋藤」なのに、法人登記の代表者の名義が「斉藤」なんですよ何故か。税務署で納税証明貰いに行く度に、税務署員に毎度質問されましてね…。
税務署員は納税者個別の事情を組織内でいちいち申し送りしないという貴重な情報ありがとうございます。同様の事案が発生した際は、前年・前々年…の記録をその都度示すようにして防衛することにします。
一行目は読みも違うんじゃない?「おぎの」と「はぎの」でしょ?
# 荻原と萩原、菊地と菊池、由美と由実は毎回チェックしてしまうので
純粋な疑問なんだけど、名前の表記にこだわりが強い人の意識がよく分からない(別に悪いとか思っているんでなくて、純粋に「分からない」)。いろんな人に聞かせてもらったけど、「名前って大事でしょ」「名前はその人を表すものだから」、やっぱり分からない。メールアドレスの@以前の部分にこだわる人がいる/いたのと通じるのかとも思えるんですが。どういう心理なのか、ここで語ってもらえるとありがたいです。
そりゃ「なぜ似た名前なのに違う字なのか」を考えりゃわかる。同系ルーツながらも、歴史上のどこかで袂を分かつような事態が発生したからってのがたいていの理由。跡目争いだったり当主との反目だったりいろいろだけど。分家の理由もわからなくなるほどの末裔であっても、「当家は”齋藤”であって”斎藤”ではない」は重要なアイデンティティでもあるわけさ。生まれたときから「うちは”齋藤”であって”斎藤”ではないんだよ」と刷り込まれちゃってるんだからしょうがない。外野にはどっちでもいいし面倒臭いのはたぶん昔から同じだろうと思う。
重要なアイデンティティでもあるわけさ。
元コメは「なぜアイデンティティが重要なのか理解できない」レベルだと思うけど。
ではいつ以前に始まったことであれば伝統になるとお考えで?
ジョゼフ・スワン氏が発明したとされる1848年ごろ以降でしょうかトーマス・エジソンがそれを本格的に発展させてくれたんですね
オフトピになりますが「佃煮にできるほど湧く」という表現はどこかで使いたいと思います。
あ、私はちなみに手書き派。ノートパソコン持ってないので会議も「ダイソーの紙ノート」。多様性もなにも崩したり崩れたりしないと書くのが追い付かないから、実用面では多様性は必須かと。
ただ、「崩れた」と「崩した」の違いは気になる人なので、やはり基礎はしっかり学校で学んでほしいです。
甲骨文字→金文→隷書体 辺りの変容を見ると、字体・書順に拘る事のバカらしさよ。
「伝統」を重んじる(と思ってる)人たちの多くは、自分の子供時代に教わったことや、せいぜい親(の世代)から聞いたことを「伝統」と勘違いしてるに過ぎないですからね。
「甲骨文字」とかまで持ち出すのは、やりすぎだとは思うけど。まだ漢字が成立してない時代ですから。逆に、どんな伝統にも最初があり、当時は伝統を打ち破る画期的なイノベーションだったはず。伝統を参考にするのはいいけど、それにこだわりすぎず、それを参考に新しくしていけばいいと思います。
http://www.asahi.com/articles/ASH9K7K5VH9KUCLV016.html [asahi.com]親の親はこんなだもんね。二言目には伝統だの歴史だのな人の言う伝統や歴史なんて、だいたいが凄く浅かったり時にはまるで嘘だったり……
まぁね・・・でも、元々漢字って、外国語だから、外国語を学ぶ日本人としてはついつい、規範性を求めてしまうわけだよね・・・
止め跳ねなんて、字体が区別できれば何でも良いんだけどね・・。宇と干が区別できるくらい
戸籍関係で異体字が電算対応されてないからってごねる人が多かったみたいですからね。手書き文字で特に署名関係は自由でいいのではないかと。手書きでのこだわりは認めるけれど、それを公的書類に反映することを要求するのは不合理だ。電算関係はマイナンバー関係や戸籍、住民基本台帳を含めて、既存のJIS文字だけに限定してもらいたいものだ。そもそも、同じ文字コードでもフォントによって字体が異なることは認められているし、活字系は統一して規格化すべきものだと思うしね。
既存のJIS文字だけに限定してもらいたいものだ。
JIS X 0221:2014で80,000字強って位ですかね、異体字セレクタを考えるともっと増えますが……。
「もともとも」って何だかかわいい
「こ、この表以外の漢字をつかっちゃいけないっていうわけじゃないんだからねっ!!」「こ、この字体を金科玉条の如く守れっていうわけじゃないんだからねっ///」
確かにそう書いてあるし、以前から知ってる人は知ってるよ。でも、そんなことを知ってるような人たちは、戦後のメディアに於ける漢字使用を制限させた『当用漢字』の性質も、『常用漢字』が、事実上の後継であることも知ってるよ。
「これは目安だよ」なんて自称したところで運用上、ガッチガチの絶対的規範として扱われるのは承知していただろうに手書き機会の減りつつある状況になってから「手書きエレメントの差異許容」に言及されても、「いまさら何言ってんだ」という感が強い。
# そんなことより、当用漢字の時代に定めてから何十年も放置しっぱなしの# 『交ぜ書き原則』『同音漢字書きかえ』問題の落とし前をつけてくれんか?
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アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者
常用漢字表ではもともとも多様性が認められている (スコア:2, 参考になる)
が、一般には広く知られていないから、あらためて「みんなちゃんと多様性を踏まえようぜ」という指針を出した、というお話。
今回あらたに多様性が認められたということじゃないです。
Re: (スコア:0)
日に日に手書き文字を見る機会が減ってますからねぇ。
Re: (スコア:0)
twitterとか見てると、「文化庁は日本の伝統文化を破壊する気だ!! 突撃しろ!!!」みたいなのが佃煮に出来るくらい湧いててウンザリですな。
字形も字体も活字と手書き文字の差異も漢字教育の歴史も、およそ歴史と伝統なんかなんにも知らんのになんでかこの調子で……
Re:常用漢字表ではもともとも多様性が認められている (スコア:1)
異体字が多い渡邊さんたちとか、こだわりが強い人は多いからね。
手書き署名は自由で結構だ。
でも電算処理する戸籍、住民基本台帳を含めて、既存のJIS文字だけに強制してほしいなあ。
面倒でしょうがない。わざわざ外字フォントを作ってまで対応しろとごねる上司もいるものなあ。それを全社適応させるためのコストも考えろよ。
Re:常用漢字表ではもともとも多様性が認められている (スコア:2)
荻野さんと萩野さんを間違えると死刑とか、
渡邉と渡邊を間違えると夜道で刺されるとか、
齋藤を手書き年賀状で書くためにフォントを72ポイントくらいまで拡大するとか、
もう勘弁してほしい。
Re: (スコア:0)
ウチの会社、代表者の個人の戸籍は「齋藤」なのに、法人登記の代表者の名義が「斉藤」なんですよ何故か。
税務署で納税証明貰いに行く度に、税務署員に毎度質問されましてね…。
Re:常用漢字表ではもともとも多様性が認められている (スコア:1)
税務署員は納税者個別の事情を組織内でいちいち申し送りしないという
貴重な情報ありがとうございます。
同様の事案が発生した際は、前年・前々年…の記録をその都度示すようにして
防衛することにします。
Re: (スコア:0)
一行目は読みも違うんじゃない?「おぎの」と「はぎの」でしょ?
# 荻原と萩原、菊地と菊池、由美と由実は毎回チェックしてしまうので
Re: (スコア:0)
純粋な疑問なんだけど、名前の表記にこだわりが強い人の意識がよく分からない(別に悪いとか思っているんでなくて、純粋に「分からない」)。
いろんな人に聞かせてもらったけど、「名前って大事でしょ」「名前はその人を表すものだから」、やっぱり分からない。
メールアドレスの@以前の部分にこだわる人がいる/いたのと通じるのかとも思えるんですが。
どういう心理なのか、ここで語ってもらえるとありがたいです。
Re: (スコア:0)
そりゃ「なぜ似た名前なのに違う字なのか」を考えりゃわかる。
同系ルーツながらも、歴史上のどこかで袂を分かつような事態が発生したからってのがたいていの理由。跡目争いだったり当主との反目だったりいろいろだけど。
分家の理由もわからなくなるほどの末裔であっても、「当家は”齋藤”であって”斎藤”ではない」は重要なアイデンティティでもあるわけさ。
生まれたときから「うちは”齋藤”であって”斎藤”ではないんだよ」と刷り込まれちゃってるんだからしょうがない。
外野にはどっちでもいいし面倒臭いのはたぶん昔から同じだろうと思う。
Re: (スコア:0)
元コメは「なぜアイデンティティが重要なのか理解できない」レベルだと思うけど。
Re:常用漢字表ではもともとも多様性が認められている (スコア:1)
少し…頭冷やそうか…
Re: (スコア:0)
ではいつ以前に始まったことであれば伝統になるとお考えで?
Re: (スコア:0)
ジョゼフ・スワン氏が発明したとされる1848年ごろ以降でしょうか
トーマス・エジソンがそれを本格的に発展させてくれたんですね
Re:常用漢字表ではもともとも多様性が認められている (スコア:1)
オフトピになりますが「佃煮にできるほど湧く」という表現はどこかで使いたいと思います。
あ、私はちなみに手書き派。ノートパソコン持ってないので会議も「ダイソーの紙ノート」。
多様性もなにも崩したり崩れたりしないと書くのが追い付かないから、実用面では多様性は必須かと。
ただ、「崩れた」と「崩した」の違いは気になる人なので、やはり基礎はしっかり学校で
学んでほしいです。
Re: (スコア:0)
甲骨文字→金文→隷書体 辺りの変容を見ると、字体・書順に拘る事のバカらしさよ。
Re: (スコア:0)
「伝統」を重んじる(と思ってる)人たちの多くは、自分の子供時代に教わったことや、せいぜい親(の世代)から聞いたことを「伝統」と勘違いしてるに過ぎないですからね。
「甲骨文字」とかまで持ち出すのは、やりすぎだとは思うけど。まだ漢字が成立してない時代ですから。
逆に、どんな伝統にも最初があり、当時は伝統を打ち破る画期的なイノベーションだったはず。
伝統を参考にするのはいいけど、それにこだわりすぎず、それを参考に新しくしていけばいいと思います。
Re: (スコア:0)
http://www.asahi.com/articles/ASH9K7K5VH9KUCLV016.html [asahi.com]
親の親はこんなだもんね。
二言目には伝統だの歴史だのな人の言う伝統や歴史なんて、だいたいが凄く浅かったり時にはまるで嘘だったり……
Re: (スコア:0)
まぁね・・・でも、元々漢字って、外国語だから、外国語を学ぶ日本人としては
ついつい、規範性を求めてしまうわけだよね・・・
止め跳ねなんて、字体が区別できれば何でも良いんだけどね・・。
宇と干が区別できるくらい
Re:常用漢字表ではもともとも多様性が認められている (スコア:2)
Re: (スコア:0)
戸籍関係で異体字が電算対応されてないからってごねる人が多かったみたいですからね。
手書き文字で特に署名関係は自由でいいのではないかと。手書きでのこだわりは認めるけれど、それを公的書類に反映することを要求するのは不合理だ。
電算関係はマイナンバー関係や戸籍、住民基本台帳を含めて、既存のJIS文字だけに限定してもらいたいものだ。
そもそも、同じ文字コードでもフォントによって字体が異なることは認められているし、活字系は統一して規格化すべきものだと思うしね。
Re: (スコア:0)
既存のJIS文字だけに限定してもらいたいものだ。
JIS X 0221:2014で80,000字強って位ですかね、
異体字セレクタを考えるともっと増えますが……。
Re: (スコア:0)
「もともとも」って何だかかわいい
Re: (スコア:0)
「こ、この表以外の漢字をつかっちゃいけないっていうわけじゃないんだからねっ!!」
「こ、この字体を金科玉条の如く守れっていうわけじゃないんだからねっ///」
確かにそう書いてあるし、以前から知ってる人は知ってるよ。
でも、そんなことを知ってるような人たちは、
戦後のメディアに於ける漢字使用を制限させた『当用漢字』の性質も、
『常用漢字』が、事実上の後継であることも知ってるよ。
「これは目安だよ」なんて自称したところで
運用上、ガッチガチの絶対的規範として扱われるのは承知していただろうに
手書き機会の減りつつある状況になってから「手書きエレメントの差異許容」に言及されても、
「いまさら何言ってんだ」という感が強い。
# そんなことより、当用漢字の時代に定めてから何十年も放置しっぱなしの
# 『交ぜ書き原則』『同音漢字書きかえ』問題の落とし前をつけてくれんか?