アカウント名:
パスワード:
良く分からないんだけど、人間の目の視細胞から出る電気信号は解析されているの?それとも、その信号は分かってないが、センサーから出た信号を脳の方理解できるのかな。
義手とかも不思議。
このストーリーのやつは網膜を照らすだけだから、視覚の補聴器って感じだよ。
視覚に関わる神経の信号だけど、視細胞はRGB系の輝度信号を1ドット分出力して、水平細胞はそれをYUV系(よりも単純だったはず)の信号1ドット分に変換して出力して、あとはそのまま視神経経由で脳の視覚野に接続される。視覚野での処理の第一段階では小エリア毎にDCTみたいな簡単な特徴量形式に変換する。
とかまでは分かってたはず。
あと、脳表面に電圧出力装置を貼り付けて視覚に対応する微弱電力刺激で視覚を再現する実験も行われた。ただこれはドット数がくっそ少ない上にシステムも劣化するわ研究者(開発者)が死んでメンテが止まるわで、最後には頭痛とかも併発して被験者はインプラントの除去手術を受け、研究は終了したって話。TVで頻出。人工内耳の類でも脳に繋ぐ奴があったような…うろ覚え。ググっても蝸牛に入れる奴ばっかだな。
この辺のマンマシンインターフェースについては、信号形式がある程度分かってても接続が上手く行ってないぽい。個別の受容体くらいならある程度狙い撃ちで電気的な出力素子(刺激装置)を配置できるんだけど、神経の束に高精度でそういう接続をするってのはいまんとこ聞いたことがないな。かなりデカイ電極で相当数の細胞に大雑把な刺激を与えて、上手く拾えた幾らかに脳の側で適応してもらうのばかり。この手のニュースや新型義手のニュース見るたびにそのへんを確認しにいってるけど、毎回落胆してるわ。半導体の集積度考えたら加工精度は十分なんだけど金属電極だと触れる事はできても繋ぐことはできんって事か。
これは神経からの出力も似たようなもので、動的な義手は本人の筋電位を拾う奴がデファクトになってしまった感じ。義手なしの状態でほぼ意味が無い状態の筋肉にセンサ付けて、こっちも脳の側で適応してもらって意識的に動かす。
計画上、神経とそこそこの解像度で繋いで何とかする話はチラホラあるけど、具体的な事例となるとさっぱりやね。神経への入力はデカイ電極を脳に貼る、出力は筋肉経由の筋電位、で技術が足踏みしてる気がする。
# 専門家じゃないけど知ってるうんちく並べたらすげぇ長文になった…間違ってたらゴメンよ
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
どのような信号なのか分かってるの? (スコア:0)
良く分からないんだけど、人間の目の視細胞から出る電気信号は解析されているの?
それとも、その信号は分かってないが、センサーから出た信号を脳の方理解できるのかな。
義手とかも不思議。
Re:どのような信号なのか分かってるの? (スコア:0)
このストーリーのやつは網膜を照らすだけだから、視覚の補聴器って感じだよ。
視覚に関わる神経の信号だけど、視細胞はRGB系の輝度信号を1ドット分出力して、
水平細胞はそれをYUV系(よりも単純だったはず)の信号1ドット分に変換して出力して、
あとはそのまま視神経経由で脳の視覚野に接続される。
視覚野での処理の第一段階では小エリア毎にDCTみたいな簡単な特徴量形式に変換する。
とかまでは分かってたはず。
あと、脳表面に電圧出力装置を貼り付けて視覚に対応する微弱電力刺激で視覚を再現する実験も行われた。
ただこれはドット数がくっそ少ない上にシステムも劣化するわ研究者(開発者)が死んでメンテが止まるわで、
最後には頭痛とかも併発して被験者はインプラントの除去手術を受け、研究は終了したって話。TVで頻出。
人工内耳の類でも脳に繋ぐ奴があったような…うろ覚え。ググっても蝸牛に入れる奴ばっかだな。
この辺のマンマシンインターフェースについては、信号形式がある程度分かってても接続が上手く行ってないぽい。
個別の受容体くらいならある程度狙い撃ちで電気的な出力素子(刺激装置)を配置できるんだけど、
神経の束に高精度でそういう接続をするってのはいまんとこ聞いたことがないな。
かなりデカイ電極で相当数の細胞に大雑把な刺激を与えて、上手く拾えた幾らかに脳の側で適応してもらうのばかり。
この手のニュースや新型義手のニュース見るたびにそのへんを確認しにいってるけど、毎回落胆してるわ。
半導体の集積度考えたら加工精度は十分なんだけど金属電極だと触れる事はできても繋ぐことはできんって事か。
これは神経からの出力も似たようなもので、動的な義手は本人の筋電位を拾う奴がデファクトになってしまった感じ。
義手なしの状態でほぼ意味が無い状態の筋肉にセンサ付けて、こっちも脳の側で適応してもらって意識的に動かす。
計画上、神経とそこそこの解像度で繋いで何とかする話はチラホラあるけど、具体的な事例となるとさっぱりやね。
神経への入力はデカイ電極を脳に貼る、出力は筋肉経由の筋電位、で技術が足踏みしてる気がする。
# 専門家じゃないけど知ってるうんちく並べたらすげぇ長文になった…間違ってたらゴメンよ