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飛行機が離着陸に失敗するかも知れないということを認識した上でやってるんだから、未必の故意による殺人未遂だと思うんだけど。
犯行に対しての処罰強化は大賛成なのだけども、タレこみ文にある、
> 全国の空港で旅客機などへのレーザーポインター照射が続いていることを受けたもの。
って本当なんだろうか?
実際に事故の原因となりそうな角度でパイロットに向けてレーザーポインター照射をするのって結構難しいと思うんだ。角度的にいって、コクピットの正面から照射しないといけないし、離着陸時だと、コクピットがやや上向きになっている瞬間じゃないと当たらない。滑走路の先にそういう地形や建物になっているケースは多くないと思う。
そして、下から照射したとしても墜落のリスクはないと思うんだけど。下からレーザーポインターを当てただけで墜落するような航空機って紙飛行機以下だよね。
航空機よりもだ、おそらくもっと多く発生しているはずの、道路で走行している車両向けの照射の処罰強化をして欲しい。屋外でレーザーポインターを使う必要性は感じないので、許可なしに屋外で使ったらアウトとか。
離陸時は兎も角、着陸時は3~4度(機首側が3度ぐらい上を向く)なので、場所を選べばコクピット狙うのはそこまで難しくはないよ。その状態でも数百メートル先の民家とかは見えるから、逆に言えばそこからなら照射できるということ。
それが狙えるのって高度100ft(≒30m)未満ぐらいの本当に着陸する直前だろうから、そこでいきなりパイロットの片目が突然見えなくなれば、パニックを起こしたら事故につながる可能性は高い。たとえば、一般的な旅客機は600ft/分ぐらいで降下するので、高度100ftというと着陸10秒前ぐらいになる。機首や積載状況にもよるけどだいたい150kt弱(275km/hぐらい)なので、よほど至近距離でなければ、レーザーを照射する側が捉えることは簡単な速度だ。上手なカメラマンとかだと同じぐらいの速度で走ってる新幹線の先頭部分だけを、すぐ近くである駅のホームからビデオ撮影しちゃうぐらいだからね。そんなのよりは余程簡単だ。(レーザーポインター単体ではともかく、たとえば双眼鏡と併用すれば容易だろう。狙撃のように「単発で当てなきゃいけない」わけじゃなく、数秒のマージンの中で調節しながら当てればいいのだから)
そして、飛行機が高度100ftぐらいの時点で、水平距離で考えると着陸地点まで700~800m。市販の合法出力なレーザーポインターですら気象条件がよければ富士山から横浜ランドマークタワーの距離で視認できる [itmedia.co.jp]というのだから、ましてや違法出力のレーザーポインターを使えば、この距離で致命的な結果を引き起こせることは想像に難くない。というか合法なやつでも気象条件によっては十分、パイロットの目を潰せる。
んで、いきなりパイロットが片目の視界ロストしたとして、即座に操縦桿を押し込む(機首を下げる)ことは多少のパニック程度では流石にあまり考えられないだろうけど、逆に着陸を中止するために機首を引き上げようとして飛行機の後部が地上に接触、それが抵抗になって失速して墜落、みたいなパターンとかは考えられる。あるいは機首引き上げはできたけど、とっさのことで適切な出力・速度を維持できず、着陸のためにフラップ伸ばしまくった状態で失速して墜落、みたいなケースもありえるかな。
滑走路の先にそういう地形や建物になっているケースは多くないと思う
むしろ羽田や関空、セントレアのように海に浮いてるタイプの空港でなければ狙えちゃうよ。そもそも航空機の「真正面から」照射する必要はなくて、斜めでもよければいくらでも場所はあるわけだし、着陸中のコクピットからでも少し離れた民家やビルは見えてるそうだから。
で、数百メートル離れた距離から、1,2センチの的を狙えるの?ゴルゴかよ。
普通、それだけ離れたらいくらレーザーポインターでも光は大きく広がるよ?それでも失明させるほどのレーザーって、どうなんだ。
三陸沖産のサンマを食べたら放射能でガンになるというリスクと、レーザーポインターで飛行機が墜落するりすくってどっちが高いんだろう?
断続的に照射するレーザーを当てるのと単発の銃弾を当てるのは難易度は全然違うし、一発で確実に成功させることが要求されるのでなければ一般人でも可能。国内では違法とされる出力のレーザーポインタも海外では発売されてるし、カタログスペック1mrad程度のもので性能いい個体を選べば、1kmぐらい離れても十分目を潰せる出力は得られるよ(中国製とかで数W単位のモノすら売られてるのが現状)
万が一の安全のために着陸やり直しなどが起きるでしょ。その時点で威力業務妨害だよ。
トムクランシーの「日米開戦」で、離陸するジェット旅客機の正面から超強力なストロボ焚いてパイロットの視力を奪い墜落させる、ってのがあったけど、んな馬鹿なと思った。でも、超強力なレーザーで網膜焼いて、操縦できる人が一人も居なくなれば、すぐに落ちないまでも、正常に着陸できず事故のリスクは上がるだろうね。
レーザーポインターは文房具だと侮ってる人が多いんだけど、なぜか超強力なものが販売されてたりするので、紛らわしいのも含めてイタズラ全部逮捕ってことにした方がいいですね。普通のレーザーポインターは1mWぐらいだけど、3Wとか30Wとか、4桁も大きい出力のが通販で買えちゃうからね。違法らしいけど。
でも着陸時にはパイロットは地上を目視してるんだし、見えるってことはレーザー届くってことじゃん。
賛成!航空機に限らず公共交通機関全般に適用してほしい。ちなみに鉄道でも運転手へのレーザーポインター照射事件があったから世間では結構起こっているみたい。
「本当なんだろうか?」
ニュースもろくに見てないのか
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人生unstable -- あるハッカー
これまでが甘すぎた (スコア:1)
飛行機が離着陸に失敗するかも知れないということを認識した上でやってるんだから、未必の故意による殺人未遂だと思うんだけど。
Re:これまでが甘すぎた (スコア:0)
犯行に対しての処罰強化は大賛成なのだけども、タレこみ文にある、
> 全国の空港で旅客機などへのレーザーポインター照射が続いていることを受けたもの。
って本当なんだろうか?
実際に事故の原因となりそうな角度でパイロットに向けてレーザーポインター照射をするのって結構難しいと思うんだ。
角度的にいって、コクピットの正面から照射しないといけないし、離着陸時だと、コクピットがやや上向きになっている瞬間じゃないと当たらない。
滑走路の先にそういう地形や建物になっているケースは多くないと思う。
そして、下から照射したとしても墜落のリスクはないと思うんだけど。
下からレーザーポインターを当てただけで墜落するような航空機って紙飛行機以下だよね。
航空機よりもだ、おそらくもっと多く発生しているはずの、道路で走行している車両向けの照射の処罰強化をして欲しい。
屋外でレーザーポインターを使う必要性は感じないので、許可なしに屋外で使ったらアウトとか。
Re:これまでが甘すぎた (スコア:4, 興味深い)
離陸時は兎も角、着陸時は3~4度(機首側が3度ぐらい上を向く)なので、場所を選べばコクピット狙うのはそこまで難しくはないよ。その状態でも数百メートル先の民家とかは見えるから、逆に言えばそこからなら照射できるということ。
それが狙えるのって高度100ft(≒30m)未満ぐらいの本当に着陸する直前だろうから、そこでいきなりパイロットの片目が突然見えなくなれば、パニックを起こしたら事故につながる可能性は高い。
たとえば、一般的な旅客機は600ft/分ぐらいで降下するので、高度100ftというと着陸10秒前ぐらいになる。機首や積載状況にもよるけどだいたい150kt弱(275km/hぐらい)なので、よほど至近距離でなければ、レーザーを照射する側が捉えることは簡単な速度だ。上手なカメラマンとかだと同じぐらいの速度で走ってる新幹線の先頭部分だけを、すぐ近くである駅のホームからビデオ撮影しちゃうぐらいだからね。そんなのよりは余程簡単だ。(レーザーポインター単体ではともかく、たとえば双眼鏡と併用すれば容易だろう。狙撃のように「単発で当てなきゃいけない」わけじゃなく、数秒のマージンの中で調節しながら当てればいいのだから)
そして、飛行機が高度100ftぐらいの時点で、水平距離で考えると着陸地点まで700~800m。市販の合法出力なレーザーポインターですら気象条件がよければ富士山から横浜ランドマークタワーの距離で視認できる [itmedia.co.jp]というのだから、ましてや違法出力のレーザーポインターを使えば、この距離で致命的な結果を引き起こせることは想像に難くない。というか合法なやつでも気象条件によっては十分、パイロットの目を潰せる。
んで、いきなりパイロットが片目の視界ロストしたとして、即座に操縦桿を押し込む(機首を下げる)ことは多少のパニック程度では流石にあまり考えられないだろうけど、逆に着陸を中止するために機首を引き上げようとして飛行機の後部が地上に接触、それが抵抗になって失速して墜落、みたいなパターンとかは考えられる。
あるいは機首引き上げはできたけど、とっさのことで適切な出力・速度を維持できず、着陸のためにフラップ伸ばしまくった状態で失速して墜落、みたいなケースもありえるかな。
むしろ羽田や関空、セントレアのように海に浮いてるタイプの空港でなければ狙えちゃうよ。
そもそも航空機の「真正面から」照射する必要はなくて、斜めでもよければいくらでも場所はあるわけだし、着陸中のコクピットからでも少し離れた民家やビルは見えてるそうだから。
Re: (スコア:0)
で、数百メートル離れた距離から、1,2センチの的を狙えるの?
ゴルゴかよ。
普通、それだけ離れたらいくらレーザーポインターでも光は大きく広がるよ?
それでも失明させるほどのレーザーって、どうなんだ。
三陸沖産のサンマを食べたら放射能でガンになるというリスクと、レーザーポインターで飛行機が墜落するりすくってどっちが高いんだろう?
Re: (スコア:0)
断続的に照射するレーザーを当てるのと単発の銃弾を当てるのは難易度は全然違うし、一発で確実に成功させることが要求されるのでなければ一般人でも可能。
国内では違法とされる出力のレーザーポインタも海外では発売されてるし、カタログスペック1mrad程度のもので性能いい個体を選べば、1kmぐらい離れても十分目を潰せる出力は得られるよ(中国製とかで数W単位のモノすら売られてるのが現状)
Re: (スコア:0)
万が一の安全のために着陸やり直しなどが起きるでしょ。
その時点で威力業務妨害だよ。
トムクランシーの「日米開戦」で、離陸するジェット旅客機の正面から超強力なストロボ焚いてパイロットの視力を奪い墜落させる、ってのがあったけど、んな馬鹿なと思った。
でも、超強力なレーザーで網膜焼いて、操縦できる人が一人も居なくなれば、すぐに落ちないまでも、正常に着陸できず事故のリスクは上がるだろうね。
レーザーポインターは文房具だと侮ってる人が多いんだけど、なぜか超強力なものが販売されてたりするので、紛らわしいのも含めてイタズラ全部逮捕ってことにした方がいいですね。
普通のレーザーポインターは1mWぐらいだけど、3Wとか30Wとか、4桁も大きい出力のが通販で買えちゃうからね。違法らしいけど。
Re: (スコア:0)
でも着陸時にはパイロットは地上を目視してるんだし、
見えるってことはレーザー届くってことじゃん。
Re: (スコア:0)
賛成!航空機に限らず公共交通機関全般に適用してほしい。
ちなみに鉄道でも運転手へのレーザーポインター照射事件があったから世間では結構起こっているみたい。
Re: (スコア:0)
「本当なんだろうか?」
ニュースもろくに見てないのか