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中国相手に安全保障がーって話をするのは意味が無いと思います。十分な能力を持っている核ミサイルを持っている時点で、防衛力とか兵器でなんとかなるレベルじゃないんです。日本の弱体化した一つのPCメーカーが中国企業に買収された程度なんか、蚊に刺された程度の変化もないです。
もはや、いかに外交的、経済的にうまく付き合っていくかしかないんです。軍事的対立なんて、コストがかかるくせに効果が薄い。もちろん全く無意味ではないけれど、経済的な友好関係が極めて大きくなっている状況を捨ててまで軍事的行動に走ることが愚かすぎるという程度でいいんです。
ご自分でも書いてますけど、食料も含めて中国からの輸入に大きく依存している日本はもちろん、欧米においても中国と安全保障上、経済外交を止めてまで重大な緊張状態にはなり得ませんし、中国にとっても同様です。
南シナ海問題でわかるのは、中国が人工的に島を作って現状変更をしようという世界から批判されている行動も、世界各国が経済制裁に着手できないというさじ加減でやっています。金額ベースのGDPではまだ中国は世界2位ですが、物量的に言えばアメリカを超えていると思います。もはやPC市場が牛耳られるから安全保障がヤバいというレベルはとっくに過ぎています。
右系の人たちがいう中国が攻めてくるというファンタジーは、日本が世界にとってどうでもいいクソみたいな存在の国でもない限りは現実にはなりませんから。
ただし、北朝鮮については基地外の国なので、損得勘定なしにいきなり軍事行動に走る恐れがあるから、あれは注意したほうがいい。
逆に言うと、新安保法だ集団的自衛権だと言っても、日本側も正面から戦争するつもりなんて毛頭無いって事ですよね…。ただ、米軍撤退で周りの軍が手薄になった南沙諸島に中国が海警の武装船を送り込んで占領・軍事要塞化したり、今まさに尖閣諸島周辺に海警や軍艦を送り込んだりしているように、正面からの戦争でなくても、軍事力による脅しをバックに領地を寡占する行動は実際に行われている訳でして。そのような行為を牽制する為に、集団的自衛権を含んだ外交交渉の必要性が出てきているのが現状ではないかなと。実際、日本より装備が劣るインドネシア海軍も南シナ海で最近軍事演習やってましたし、ベトナムに至っては南シナ海側の港にわざわざ米国軍艦を寄稿させたりしている位ですし…。後、クリミアの紛争に見るように、(ある程度の)大国は「自分に大義が有る」と考えればあっさり軍事侵攻してしまうこともありますし、全面戦争には至らなくても局地戦が起こる可能性も頭の片隅に入れておくべきなのではないかと。
ただ、尖閣沖に侵入した船長を拿捕した所、中国が日本へのレアメタルを事実上禁輸した一件も在りましたし、貿易関係は軍事力を動かさなくても相手国に圧力をかけられる分、より政治カードに利用されやすい側面もあるのかなとは思います。とは言え、これだけ貿易依存度が高いとそうそう関係を切る訳には行かないというのも事実ですし、もともと中国製部品が多く組立も中国内工場が中心のPC分野まで一々中国外しを試みるのが本当に自分(自国)の利益になるのかと言うのはあると思います。# DAPAだと、中国等外国製のハードにマルウェアを仕込まれるのを警戒して、重要部署には信頼できるメーカーだけの機器を揃えられるか研究していたことがあったとは聞きますが…。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家
安全保障上、大丈夫なのかな (スコア:4, 興味深い)
それをレノボに集中させちゃって大丈夫なんでしょうかね。まあ、部品生産とか組み立てが中国本土にある段階で、かなりリスクがあるか。
こうなるとセキュリティ対策で国産品を選ぶとなると、一般市場ではパナソニックしか無くなるかしら。
・・とはいえ、私としてはThinkpadを使いたいんだよなぁ。困ったものだ。
Re:安全保障上、大丈夫なのかな (スコア:0)
中国相手に安全保障がーって話をするのは意味が無いと思います。
十分な能力を持っている核ミサイルを持っている時点で、防衛力とか兵器でなんとかなるレベルじゃないんです。
日本の弱体化した一つのPCメーカーが中国企業に買収された程度なんか、蚊に刺された程度の変化もないです。
もはや、いかに外交的、経済的にうまく付き合っていくかしかないんです。
軍事的対立なんて、コストがかかるくせに効果が薄い。
もちろん全く無意味ではないけれど、経済的な友好関係が極めて大きくなっている状況を捨ててまで軍事的行動に走ることが愚かすぎるという程度でいいんです。
ご自分でも書いてますけど、食料も含めて中国からの輸入に大きく依存している日本はもちろん、欧米においても中国と安全保障上、経済外交を止めてまで重大な緊張状態にはなり得ませんし、中国にとっても同様です。
南シナ海問題でわかるのは、中国が人工的に島を作って現状変更をしようという世界から批判されている行動も、世界各国が経済制裁に着手できないというさじ加減でやっています。
金額ベースのGDPではまだ中国は世界2位ですが、物量的に言えばアメリカを超えていると思います。
もはやPC市場が牛耳られるから安全保障がヤバいというレベルはとっくに過ぎています。
右系の人たちがいう中国が攻めてくるというファンタジーは、日本が世界にとってどうでもいいクソみたいな存在の国でもない限りは現実にはなりませんから。
ただし、北朝鮮については基地外の国なので、損得勘定なしにいきなり軍事行動に走る恐れがあるから、あれは注意したほうがいい。
集団的自衛権は外交策 (スコア:0)
逆に言うと、新安保法だ集団的自衛権だと言っても、日本側も正面から戦争するつもりなんて毛頭無いって事ですよね…。
ただ、米軍撤退で周りの軍が手薄になった南沙諸島に中国が海警の武装船を送り込んで占領・軍事要塞化したり、今まさに尖閣諸島周辺に海警や軍艦を送り込んだりしているように、正面からの戦争でなくても、軍事力による脅しをバックに領地を寡占する行動は実際に行われている訳でして。そのような行為を牽制する為に、集団的自衛権を含んだ外交交渉の必要性が出てきているのが現状ではないかなと。実際、日本より装備が劣るインドネシア海軍も南シナ海で最近軍事演習やってましたし、ベトナムに至っては南シナ海側の港にわざわざ米国軍艦を寄稿させたりしている位ですし…。
後、クリミアの紛争に見るように、(ある程度の)大国は「自分に大義が有る」と考えればあっさり軍事侵攻してしまうこともありますし、全面戦争には至らなくても局地戦が起こる可能性も頭の片隅に入れておくべきなのではないかと。
Re: (スコア:0)
ただ、尖閣沖に侵入した船長を拿捕した所、中国が日本へのレアメタルを事実上禁輸した一件も在りましたし、貿易関係は軍事力を動かさなくても相手国に圧力をかけられる分、より政治カードに利用されやすい側面もあるのかなとは思います。とは言え、これだけ貿易依存度が高いとそうそう関係を切る訳には行かないというのも事実ですし、もともと中国製部品が多く組立も中国内工場が中心のPC分野まで一々中国外しを試みるのが本当に自分(自国)の利益になるのかと言うのはあると思います。
# DAPAだと、中国等外国製のハードにマルウェアを仕込まれるのを警戒して、重要部署には信頼できるメーカーだけの機器を揃えられるか研究していたことがあったとは聞きますが…。