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日本企業のローカライズはスピードも遅く、中韓企業の方がキャッチアップが速いんで白物家電は軒並みシェアを奪われてたんですが、素早く動けるようになったのかなあ…
お祈りする方角が出るスマホとか?
随分前にカシオだかシチズンだかが腕時計にメッカの方向が解る機能をつけた腕時計を販売していたってテレビでやってましたねー
書籍ではないのですがガイアの夜明けでアクア(ハイアールに買収された旧サンヨーの白色家電部門)の話がでていて、韓国製はこういう細かい所を次々と要望を聞いて製品を出してきたが、日本製は高くて故障も少ないがこういう細かい所の要望をすぐに反映させてくれなかった…という現地販売員のインタビューがありました。(記憶があれですので中華製だったかもしれません)
多少高くても故障が少なく品質の高い謂わばブランドと化していた日本製、しかし安くてそれもすぐに要望を反映してくれる中韓メーカー、品質も日本製ほどじゃなくてもそこそこなレベルになると普段使いで欲しいのはどっちかといわれればね…
開発コストが高いとモデルチェンジするにもハードルが高く間隔も伸びるのでいわれるとおりの現象だったのではないかと思います。
ありがとうございます。ガイアの夜明けについては16年3月8日の回と判明。この回に関しては大勢がブログに感想をアップしているので、 該当部分はジャカルタでの販売員へのインタビューとわかりました。
他に、少々調べたところ、マイナビニュースの日本の家電メーカーは復活できるのか? http://news.mynavi.jp/articles/2016/07/25/kaden/001.html [mynavi.jp] という記事にサムスンの現地マーケティングの徹底ぶりがかかれていました。 また、「なぜ韓国企業は世界で勝てるのか」という本は一部がgoogleブックスで見られるようになっており、韓国メーカーが自信のあるのはデザインである、 という趣旨の記述がありました。これは、ハイセンスという意味ではなく、新興国向け商品のデザインは現地の人が好むデザインにしてあるという意味であり、 この点もマーケティング徹底の一環であると思いました。
というわけで、日本の家電メーカーの海外マーケティングに関してはあまり具体的な情報はありませんでした(ソニー・インディアに関する以下の記事を除く)が、 http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1001P_Q4A310C1000000/ [nikkei.com] http://indonews.jp/interview/vol11_01.html [indonews.jp] http://www.phileweb.com/interview/article/201209/11/154.html [phileweb.com] サムスンに関しては、私の想像よりかなり徹底してマーケティングしていることが分かりました。海外市場でのサムスンの成功には理由があった、と一応の納得ですが、 日本のメーカーの白物家電がどこの国でどう数字を落としていったのか、という具体的な事例実情はよくわかりませんでした。
電話機見れば分かるだろうとしか。
>ローカライズ以前の問題ではないか、とも考えられます。その前の状態として日本製品がそこそこ普及していたって状態からひっくり返された市場の話ですよ。他国企業が日本企業からシェアを奪う為の武器としてって話で。
白物家電限定の話とは知らなかった。元々普及していない地域での話では奪われる事も無いと思うけど。
>>元々普及していない地域での話では奪われる事も無いと思うけど。
そうですね。それで「どこの国の話?」と書きました。 日本製のテレビが海外で売れたために、白物家電についても日本製品が非常に多くの国で支配的であったと思い込んでいる人が多いのではないでしょうか。 しかし、日本製品の評価が高くなった80年代初頭から、サムスンが世界市場で躍進をはじめる2000年代前半までの間に冷蔵庫や洗濯機の普及率が10%かそこらから 数十パーセントまで伸びた国、というのは限られているはずです。そういう国においてのみ、成熟してきた市場での買い換え需要を韓国メーカーに奪われた、 という言説が成立するわけです。ガイアの夜明けに登場したインドネシアがおそらくその一例でしょう。そうすると、かつて新興工業国(NIEs)と呼ばれた国々 のうちのいくつか、と考えられるわけですが、そういう国は10カ国くらいしかありません。我々が世界中で起こったと思い込んでいることは、実は数カ国で 起こったことに過ぎなかった、と結論づけるには調査不足(これ以上時間かけられないので自分の仕事に戻ります)ですが、わりと真実味があると思います。
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人
ローカライズ (スコア:2)
日本企業もローカライズやってて安心するニュースです。
現地の法令に合わせるだけでなく、現地文化やニーズに合わせた結果の特色って他にどんな例がありましたっけ。
お祈りする方角が出るスマホとか? 中国では「蒸す」機能が安物炊飯器にもあるのが面白いです。点心系(肉まんも含む)は毎日の朝食でよく食べるものですしね。
、
Re: (スコア:1)
日本企業のローカライズはスピードも遅く、中韓企業の方がキャッチアップが速いんで
白物家電は軒並みシェアを奪われてたんですが、素早く動けるようになったのかなあ…
お祈りする方角が出るスマホとか?
随分前にカシオだかシチズンだかが腕時計にメッカの方向が解る機能をつけた腕時計を
販売していたってテレビでやってましたねー
Re:ローカライズ (スコア:1)
>> 白物家電は軒並みシェアを奪われてたんですが、素早く動けるようになったのかなあ…
こういう言説、よく目にするのですが本当なのでしょうか。
私が持っている1999年発行のDiscover Japan―デザインで選ぶ世界の家電。 というムック本には、中東向けの三洋電器の冷蔵庫には鍵が付いている、という記述があります。
サムスンがインドで売っている冷蔵庫には鍵が付いていてヒットしているという趣旨の記事が出回ったのは、ちょっとググると2012年のことなので、
こと冷蔵庫に限っては日本メーカーのローカライズが遅れていたというのは当たらないように思います。(他の白物家電に関しては、私には情報がありません。)
一つ考えられる解釈は、現地の人が購入できるような2万円か3万円の冷蔵庫が求められる国では、日本メーカーが中国かインドネシアで製造して輸出しても、
設計する日本人エンジニアの人的コスト、日本メーカーが常識と考える品質を保つコストに加えて、白物家電は大きくて輸送費もプラスされるので価格競争力が
なかったのでは無いか、ローカライズ以前の問題ではないか、とも考えられます。
この辺りの事情、きちんと取材して書かれた記事を私は読んだことがありません。
どなたか、これを読めばわかる、という本とかあれば教えてください。
Re:ローカライズ (スコア:1)
書籍ではないのですがガイアの夜明けでアクア(ハイアールに買収された旧サンヨーの
白色家電部門)の話がでていて、韓国製はこういう細かい所を次々と要望を聞いて
製品を出してきたが、日本製は高くて故障も少ないがこういう細かい所の要望を
すぐに反映させてくれなかった…という現地販売員のインタビューがありました。
(記憶があれですので中華製だったかもしれません)
多少高くても故障が少なく品質の高い謂わばブランドと化していた日本製、しかし安くて
それもすぐに要望を反映してくれる中韓メーカー、品質も日本製ほどじゃなくても
そこそこなレベルになると普段使いで欲しいのはどっちかといわれればね…
開発コストが高いとモデルチェンジするにもハードルが高く間隔も伸びるので
いわれるとおりの現象だったのではないかと思います。
Re:ローカライズ (スコア:1)
ありがとうございます。ガイアの夜明けについては16年3月8日の回と判明。この回に関しては大勢がブログに感想をアップしているので、
該当部分はジャカルタでの販売員へのインタビューとわかりました。
他に、少々調べたところ、マイナビニュースの日本の家電メーカーは復活できるのか?
http://news.mynavi.jp/articles/2016/07/25/kaden/001.html [mynavi.jp]
という記事にサムスンの現地マーケティングの徹底ぶりがかかれていました。
また、「なぜ韓国企業は世界で勝てるのか」という本は一部がgoogleブックスで見られるようになっており、韓国メーカーが自信のあるのはデザインである、
という趣旨の記述がありました。これは、ハイセンスという意味ではなく、新興国向け商品のデザインは現地の人が好むデザインにしてあるという意味であり、
この点もマーケティング徹底の一環であると思いました。
というわけで、日本の家電メーカーの海外マーケティングに関してはあまり具体的な情報はありませんでした(ソニー・インディアに関する以下の記事を除く)が、
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1001P_Q4A310C1000000/ [nikkei.com]
http://indonews.jp/interview/vol11_01.html [indonews.jp]
http://www.phileweb.com/interview/article/201209/11/154.html [phileweb.com]
サムスンに関しては、私の想像よりかなり徹底してマーケティングしていることが分かりました。海外市場でのサムスンの成功には理由があった、と一応の納得ですが、
日本のメーカーの白物家電がどこの国でどう数字を落としていったのか、という具体的な事例実情はよくわかりませんでした。
Re: (スコア:0)
電話機見れば分かるだろうとしか。
>ローカライズ以前の問題ではないか、とも考えられます。
その前の状態として日本製品がそこそこ普及していたって状態からひっくり返された市場の話ですよ。
他国企業が日本企業からシェアを奪う為の武器としてって話で。
Re:ローカライズ (スコア:1)
http://www.infobridgeasia.com/column/c03/20141209-report-washingmachine.html [infobridgeasia.com]
ので、少なくともインドには日本製洗濯機が「そこそこ普及していた」時代はありません。
北米でAV機器の市場シェアがサムスンやLGに奪われていった話と新興国の白物家電市場の話を混同していませんか。
Re: (スコア:0)
白物家電限定の話とは知らなかった。
元々普及していない地域での話では奪われる事も無いと思うけど。
Re:ローカライズ (スコア:1)
>>元々普及していない地域での話では奪われる事も無いと思うけど。
そうですね。それで「どこの国の話?」と書きました。
日本製のテレビが海外で売れたために、白物家電についても日本製品が非常に多くの国で支配的であったと思い込んでいる人が多いのではないでしょうか。
しかし、日本製品の評価が高くなった80年代初頭から、サムスンが世界市場で躍進をはじめる2000年代前半までの間に冷蔵庫や洗濯機の普及率が10%かそこらから
数十パーセントまで伸びた国、というのは限られているはずです。そういう国においてのみ、成熟してきた市場での買い換え需要を韓国メーカーに奪われた、
という言説が成立するわけです。ガイアの夜明けに登場したインドネシアがおそらくその一例でしょう。そうすると、かつて新興工業国(NIEs)と呼ばれた国々
のうちのいくつか、と考えられるわけですが、そういう国は10カ国くらいしかありません。我々が世界中で起こったと思い込んでいることは、実は数カ国で
起こったことに過ぎなかった、と結論づけるには調査不足(これ以上時間かけられないので自分の仕事に戻ります)ですが、わりと真実味があると思います。